ザ・ホワイトハウス5 第19話 自由貿易の代償

The West Wing 5 #19 Talking Points Directed by Richard Schiff
"He says give that dashing young Ryan..."




自由貿易協定に調印するために、大統領と側近たちはブリュッセルへ向かうことに。
協定を取り決めてきたジョシュは大喜びで、自由貿易は高賃金の雇用を生み出すと、
高らかに言い続けるが、それまでずっと調印に反対していたインドが参加すると知り、
理由を探り出す。大手通信会社で1万7千人のインド人ITプログラマーを雇用すると聞き、
雇用を生み出すはずの協定が、失業を促すことになるとわかり落ち込む。
一方、CJはローカルテレビ局がコングロマリット化していると気付き、
記者たちにネタを提供しようとするのだが…。

ジョシュのやさしさがわかるエピソードでした。
次席補佐官としては、ジョシュは少しナイーブなのかもしれないけれど、
ハートのある政治家って魅力的だと思います。
私はこんなに大きな仕事をしてはいないけれど、採用として長いので、
ジョシュの気持ちに強く共感できました。上の人にとっては、
数字にしか見えなくても、私には人間ひとりひとりの顔が見える。
だからそんなに簡単に割り切れない。でもそれが悪いこととは思わない。
人と関わる仕事だからこそ、そういう気持ちを忘れてはいけないと思う。

職を失う人たちにとっては、結局は同じことかもしれない。
でも、そこに心を痛めている人がいると知ることは、意味がないだろうか。
レオはジョシュが痛みを感じると知っていたから、
あえて彼にこの話をしなかったのかな。レオも政治家として話をしてはいたけど、
ジェドにしても、そこに何も感じていないわけではないですよね。
でも、少しでもいい未来をつかむために、今はできることをするだけ。
それしかできない。

CJはCJで闘っていました。
記者3人を呼んで話をするも、なかなかネタに乗ってこない。
ブリーフィングルームを改造するという力技をやってのけましたが、
こんなふうに自分の信念を貫こうとするCJが好き。
彼氏が今回登場しましたが、すごくやさしくて素敵な人ですね。
しかしパスポートも財布も免許証も忘れてしまうなんて、
よほど彼の家でリラックスしていたのか、忙しさに混乱していたのか。
どっちもですかね。しかし、どうやってソーシャルライフを持ったのだろう。
忙しいのに…。すごいな。関係ないですが、今回珍しく、
CJがカジュアルフェミニンな格好をしていました。いつもはかっちりスーツなのに。
でもかわいい感じで、ああいうスタイリングもいいですね。

ナンシーとフィッツを久しぶりに見ました。
昔、フィッツとレオはシャンプーを変えたのかとか、そんな話をしてたのに、
勲章がないと別人見たいとか、愛は醒めたのでしょうか(笑)。
ナンシーは「ナース・ジャッキー」のアカライタスの印象も最近は強いので、
こうやって久しぶりにTWWで見ると、新鮮な感じがします。
このドラマを見るのは久しぶりなのですが(本当に今更ってくらい古いし)、
「スキャンダル」の世界の腐れたホワイトハウスを見た後でこのドラマを見ると、
心が洗われる思いがする。ああ、もっとこのドラマ見直さなくちゃ。

今回のエピソード、トビー役のリチャード・シフが監督でした。
トビーのシーンは少なかったけれど、スタッフたちの魅力をうまく伝えていたと思います。

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SUITS/スーツ5 第16話 72時間

Suits 5 #16 25th Hour

マイクはハーヴィーや事務所を守るために、自分が2年服役する代わりに、
誰のことも訴追しないという条件で取引に応じることに。
マイクがやろうとしていることに感づいたハーヴィーは検事局に駆け付けるが、
すでにマイクが取引をした後で間に合わなかった。レイチェルはマイクに話を聞き、
自分を信じるようにというアドバイスを聞いてくれなかったマイクに腹を立てる。
ロバート・ゼインはルイスのもとを訪れ、彼を引き抜きたいというのだが…。

これは本当に絶体絶命のピンチですね。
このシーズンの始まり、ハーヴィーがかなり窮地に立った状態で、
精神的にも追い込まれていて、大丈夫かなと心配しながら、
シーズンを見守ってきましたが、それでもこの状況に比べたら、
あのときのピンチなんて、子供の喧嘩みたいなものだった。

マイクが刑務所に入ってしまっては、もはや話が続かないので、
なんらかの方法で彼の取引を無効にするのだろうとは思いますが、
果たしてこの状態で、そんなこと可能なのだろうか。
いや、どうにかするんでしょうけども。どうやって?
これは久々に、なかなかなクリフハンガーであった。

カトリーナ、久しぶりに出てきましたね。
それを見て、そういえばルイスが彼女を呼び戻すとか約束してたっけと、
今更ながら思い出しました。こっちの事務所がてんやわんやだったせいで、
すっかり忘れていました。なるほどねえ、こんなことになるなんて。
ルイスがICレコーダーに口述をする光景は何度も見てきたけど、
それを弟子にしてやられてしまうなんて。カトリーナはルイスにいわれて、
引き下がるのでしょうか。

最後、事務所に出勤したジェシカとルイス、ドナが空っぽのオフィスで、
呆然としている様子が映りましたが、まるで神隠しにあったみたいで。
ここまで誰もいないというのは、なんというか、演出的にしても、
かなり大げさで、むしろリアリティがありませんでした。
例えばグレッチェン。彼女は絶対に出勤すると思いますし、
何度か出てきているITの彼(名前忘れた)。彼は弁護士ではないので、
出てきてもおかしくないと思うんですよね。あと受付とか。
受付なんて、別に弁護士がいくら稼ぐかとか、関係なく、
時給とかで雇われているんでしょうし、顧客がこようがこまいが、
関係なくお給料も払われるのにいないとか、むしろ変。

まあ、そんなことに突っ込んでてもしょうがないのですが、
ニューヨークでも名のある事務所で、ハーヴァード卒の優秀な人材しか雇わないと、
レピュテーションの高い事務所なのに。いくら最近新聞に載った記事があっても、
ここまで人がいなくなるというのは…どうなんでしょう。
愛着があって仕事をしていたのは、メインキャラクターだけだったのかしら。

次のシーズンは、マイクの奪還とともに、事務所の立て直しが課題となりそう。
もし本当にジェシカ、ルイス、ハーヴィーにレイチェルしか、
フロントの弁護士がいなくなるのであれば、事務所も移転しないと、
とてもこの高そうなテナント料は払えなさそうだしね。
まだまだ受難のときは続きそうです。

グレイズ・アナトミー12 第8話 くすぶる思い

Grey's Anatomy 12 
#8 Things We Lost in the Fire


メレディスとアメリアはぎくしゃくした状態が続いていて、出勤の車の中も、
気まずい雰囲気が漂っていた。病院に到着すると、山火事の連絡があり、
熱傷患者が大量に運ばれてくるのをベイリーは一挙に受け入れることを決める。
ジャクソンとエイプリルも前夜体の関係を持ってしまったことで、
話し合いをしようとするジャクソンに対し、避けようとするエイプリルに、
ジャクソンはいら立ちを隠せない。オーウェンとネイサンの不仲の原因がわからず、
混乱するメレディスとアメリアは、オーウェンの母が病院で、
ネイサンとハグしているのを見て、どういう関係なのかさらにわからなくなる…。

本当にこの病院は男女関係がすごいことになっている…。
結婚しているカップルもいますが、それ以外にも付き合っていたり、
付き合っているのかどうかわからないけどそういう関係になっていたり、
誰かと誰かがどうにかなってるのがふつうだもんなー。
まあS1からそうだったので、今更ではあるのですが、
まあ職場でこうなっては気まずい思いをすることも仕方ないのかも。

オーウェンとネイサンの関係、謎に満ちた見せ方だけされていましたが、
妹ってなんでしょう。ていうか、メレディスの言う通り、
これっぽっちもそんな情報、今まで出てきたことがなかったと思います。
今回母親が出てきたのも、結構突然だったくらい。
でも、オーウェンの荒れっぷりを見るに、よほどのことがあったのでしょうし、
もしかしたら今まで話の出てこなかった妹さんはもうなくなっているのかな。
そしてその死にネイサンが責任があるとオーウェンは思っているとか、
そんな感じでしょうか。その話はこれから少しずつ分かってきますかね。

今回唯一の死亡患者となってしまったケイシー(ケイシー・サンダー)。
アメリカでは消防士が女性にすごく人気があるらしいのですが、
やはり命を懸けて人を救う仕事だからですかね。そうはいっても、
こんなことも当然にあるわけで。奥さんの気丈な姿に、
より切なくなりました。私だったらこんなふうに強くいられるか。
もちろんそういう立場に立ってみないとわからないけれど、感心してしまいました。

そんな中でアリゾナの恋人探しだったり、マギーの恋愛模様は、
ちょっとした箸休め的な話題だったでしょうか。
院内では苛ついていたリチャードですが、またレズビアンバーでは、
アリゾナのウイングマンとなってくれる様子。そろそろ彼女にも、
新しいお相手が現れるのでしょうか。

…さて。ふれたくはないので最後に残しておいたのだが。
プロポーズって。プロポーズって。アレックス、頭大丈夫か!?
もう不幸への道まっしぐらにしか見えないんですけども。
もうこのままジョーはフリーズドライにして、倉庫にでもしまっておきたい。
アレックスが不幸にならないようなストーリーラインを作ってくれるように、
ションダにお願いしたいところですが、それはきっと無理ですよね。
なぜならションダはションダだから。

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ザ・ホワイトハウス5 第18話 CJの1日

The West Wing 5 #18 Access Directed by Alex Graves
"It is no cliche walking through those doors, walking to go to work in the White House, it never gets old."




Accessというテレビ番組で、CJへの密着ドキュメンタリー番組が製作される。
ホワイトハウス報道官の典型的な一日という題目ではじまった撮影だが、
典型的な一日どころか、FBIが乗り出す大きな発砲事件が起き、
CJは記者たちの集中砲火を浴びることになる…。

ホワイトハウスの一日。報道官の一日。
彼らには「典型的な一日」なんてないんでしょうね。
常に変化があって、常にアクシデントがあって、常に未知。
そんな中で、臨機応変にその場を判断し、行動をしなければならない。
そしてその行動が公衆のもので、すべてが国民のジャッジにさらされているとなると、
どれだけの重責だろうか。でもだからこそやりがいがあって、
その日立ち直れないほど打ちのめされても、また次の朝戦うために立ち上がるのかも。

私はどちらかというと文章人間で、その場で投げられた質問に対して、
うまい答えをその場でできるほうではありません。
だから、CJみたいな仕事をしている人のことは、本当に尊敬するし憧れる。
彼女の強さも、倒れるときも優雅にというその心も。
こういう仕事をしていたら、誰よりも強くなりますよね。
昔の報道官の役の人が言っていましたが、まさに報道官はホワイトハウスのフロントで、
ほかのスタッフが表に出ない分、みんなの盾となって闘うわけですから。

この番組はアメリカの政治の理想であって、現実はもちろんこうではないと思います。
でも、こういう番組(ドラマ内のAccessというドキュメンタリー)がもし放映されたら、
お金のためでもなく、国のために、大統領のために働くという栄誉のために、
全力で働く仕事に魅力を感じる人は多いんじゃないかなと思います。
もし子供のころに、こういう番組を私が見ていたら、自分が選ぶ道は、
違っていたかなとも思います。もちろん向き不向きもありますから、
実際になれるかどうかは別の話として、将来に夢を与えますよね。

なんかこういうことをいうと、本当に自分が年を取ったなと思うのだけど、
今の若い子と話をしていると、必死になって、自分が壊れるまで働く、
全力で仕事に力を尽くすということに、興味を持っていないというか、
ばかばかしいことと思っているように感じることがあります。
このドラマでいえば、ピアース世代の子になるんでしょうかね。
私は20代のころ、仕事ができるようになりたかったし、
周りにも認めてほしかったし、必死でがつがつ働いて、その分報酬ももらうことに、
意義を感じていました。さすがに40代になって、同じようには働けないし、
健康のほうが大事と思うようになったけれど、そうやって働いてきた過去が、
今の自分を支えていて、今の道を作っていると思う。もし私に子供ができたら、
そういうふうに働く喜びを知ってほしいし、泥臭くても、カッコ悪いと思われても、
それで報われる何かがあるということを知ってほしいなと思う。

このドキュメンタリー形式のエピソードの使い方は面白かったです。
本当にバートレット政権の裏側を(いつもとは違う形で)見れたような気がして。
CJ、お疲れさまでした。いつも闘うあなたに乾杯。

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Major Crimes 重大犯罪課4 第11話 フォーカード

Major Crimes 4
#11 Four of a Kind


銃で何か所も撃たれた4人が、深夜病院に置き去りにされるという事件が起きる。
3人は死亡し、1人だけが意識不明の重体の状態に陥る。重犯課が捜査に乗り出し、
被害者たちは全員社長など、成功を収めた人物たちであることが判明する。
現場と思しき場所に残っていた証拠から、被害者たちはポーカーをプレイしていたとわかる。
置き去りにした車を追ううちに、運転手をしていた男がわかり、
防犯カメラに一緒に映っていた謎の女性モリー(ローレン・ステイミル)を突き止め…。

ローレンとかが出てきたから、彼女が犯人かと思いきや、
全然違ってた。彼女は純レギュラーとかでそこそこのキープレイヤーを
演じることが多いし、マダムXとか呼ばれているから、期待してしまいました。
ちょっと彼女を使うにはもったいない感じでした。しかし、
彼女のあの暴れっぷりは激しく、フリンがとんでもない目にあっていました。
とりあえず彼の命に別状はなくてよかった。倒れたシーンを見たときは、
撃たれたのかと思って心配してしまいました。無事でよかったです。

ラスティの成長を見守るのが楽しい。
子供らしいずるがしこさもありますが(判事と「偶然」会ったとか)、
でも、彼が恐怖にせかされてではなくて、すくすく育っている様子なのが、
見ていて本当にうれしい。彼が一度心を決めたら、なかなかあきらめず、
目標に向かってまっすぐ向かっていくのはわかっていましたが、
アリス=マリアナのストーリーの次の目標も決めていたんですね。
スライダーの話を聞いたときに心に残っていたのだとは思いますが、
今度のストーリーはどんな真実をポートレートするのだろうか。

グローヴ判事は今までも何回か登場していますが、
彼の反応がいつもおもしろいなと思います。特にラスティとのやり取りが、
年齢的にはそこまであいていないはずですが、孫と祖父みたいで…。
判事にとっては、ラスティは頭痛の種を持ってくる子供なのだと思いますが、
それでも彼の才能は買っていて、それを表だって見せることはしないけど、
あの様子だと、家で奥様に事件で知り合ったこのラスティっていう子がと、
話をしているんでしょうね。面倒を持ち込んでくるとは思っていても、
ラスティのことをかわいがってるなぁと思います。

ジャーナリズムに法律。まだ若いラスティには無限の可能性が広がっているなぁ。
そしてそれを現実するだけの頭の良さと度胸が備わってる。
彼をシャロンたちと一緒にこれからも見守っていきたいです。

ザ・ホワイトハウス5 第17話 最高裁長官

The West Wing 5 #17 The Supremes Directed by Jessica Yu
"We all have our roles to play, Sir. Yours is to nominate someone who doesn't alienate people."




保守派の最高裁判事が若くして亡くなる。その後任人事をめぐって、
今後の票集めのために誰がベストな選択となるのか、ジョシュとトビーは、
最終候補にだれを上げるのかの面接をすることに。革新派の女性判事、
ラング(グレン・クローズ)は記者たちをひきつけるためのおとりの候補だったが、
彼女と面談をして、その聡明さに打たれたジョシュは、
ラングを最高裁判事としてノミネートするべきだという思いを捨てきれない…。

TWWで最高裁判事というと、やっぱりメンドーサを思い出す。
彼が指名されるためにも、大変な苦労があったけれど、
あのときと同じ胸に熱い思いがこみ上げるエピソードだった。

普通の会社でただの一般人として働いていても、政治色の強い会社って、
めんどくさいです。私はただ仕事がしたいだけでも、
周りは誰に気にいられないといけないとか、あの人と仲良くしてると、
昇進できないとか、そういうのにわずらわされるのって、私は好きではありません。
でも、それが仕事(政治家)となると、そうもいっていられないわけで。

人の心を揺り動かすのは、やっぱり人だと私は思いたい。
人間、ある程度の年数を生きてくると、顔に生き方が出てきますよね。
意地悪な人は意地悪な顔をしてるし、さもしい人はさもしい顔をしている。
でも、そういう人は自分の顔がどんなふうに人に見えているのかは気づかない。
ラング判事にグレン・クローズはぴったりなキャスティングでした。
強い信念を持って闘う、孤高の女戦士のようで、CJの姿ともかぶりました。
(彼女でなければ、シガニー・ウィーヴァーとかでも適役だったかも)

最後の最後まで登場のなかったマルレディ(ウィリアム・フィクナー)。
噂で見る限りは、とんでもないイロモノのような聞こえ方でしたが、
実物は地に足のついた頭のいい判事でした。ただそのユーモアのセンスが、
あまりにラディカルなので、周りが本気だと思い込んでつっかかってくるんですね。
レビューの冒頭に載せたマルレディのセリフは、ジェドを説得できたのも納得の、
静かで力のある言葉でした。

ピアースはずっとなんだかよくわからない活躍をこれまでしてましたが、
生きている最高裁判事に葬式の花を間違って送ってしまうとか、
もはやジョークを越えたミスに、笑ってしまいました。そして登場したおじさんが、
これまたつわもので。彼を説得するつもりだったジョシュが、
結局お酒の力を借りてすごいことになってました。その後交代したCJが、
一緒に歌うたってるし…。彼と直接マルレディを会わせたら、
そのほうが早かったかもしれませんね。

ともあれ。歴史を刻む一コマ。
ジェドがトビーの双子のためにサインをいただくシーンでは目が潤んでしまいました。
いいエピソードだったと思います。

グレイズ・アナトミー12 第7話 先入観は捨てて

Grey's Anatomy 12 
#7 Something Against You


メレディスはリチャードやカリーから、ペニーにつらくあたるのは個人的感情で、
指導ではないと注意され、できるだけ距離を置くように試みる。
病院でERの指揮を執っていたエイプリルは、突然入ってきた患者、
ジャフィー(ウェストン・ネイサンソン)の様子がおかしいので、
インターンにハイなのかどうか確認をするよう命じる。
結果、ジャフィーは腎臓の移植を待っていた患者で、ついに適合する臓器が
見つかったという連絡を受けて、病院にやってきたのだった…。

ジャフィーさんの頭部の腫瘍、ものすごいことになっていて、びっくりしてしまいました。
ずいぶん昔(S1とかだったか?)太りすぎた患者に対して、
会話が聞こえないと思って、PETスキャンか何かをとっている最中に、
アレックスがひどいことをいっていたのを思い出す。
なぜここまでになる前に病院に来なかったのか。でも彼の場合、
腫瘍だと判明する=移植リストから外されるかもという危険と裏腹で、
病院に来ることと来ないこと、どちらにも恐怖があって、
選べなかったというのが本当のところなのかも。

しかし、皮膚移植というのは聞いたことがあるけれど、頭蓋骨の移植なんて、
初めて聞いたかも。コペルニクス的転回というか、なかなかな逆転発想であった。
ただ、これをもってペニーにあたるのはどうかと思うぞ~。
こういう言動のひとつひとつが、自分の評価を下げているのだということを、
早くジョーが気づければいいんですけどね。

医者殺し。こういう患者の家族、今までも見たような記憶があります。
不安に押しつぶされそうで、どうしようもないんでしょうね。
でもこれって、本当に一時的な痛み止めでしかなくて、
あとで後悔するだろうに、それもまともに考えられないくらい、
恐怖と戦っているのでしょうね。それを一瞬で見抜いたアレックス。
今まであまり彼が襲われてるシーンは見たことがないけれど、
画面の外でそんなこともあったのでしょうか(笑)。

アリゾナとリチャードの組み合わせは面白かった。
あれ、よくウイングマンと呼んでいるやつですよね。
好みを教えろと、アドバイスをしながらアリゾナのために、
逆ナンパにいそしむリチャード、かわいかったです。
あの結果がどうなったのか、ぜひ知りたいところだ。

エイプリルとジャクソン。離婚の話し合いのための食事のはずが、
思わず会話が弾み、そのまま体も弾んでしまうことに。
エイプリルにとっては、よりを戻したいのだからいいことだと思うんだけど、
ベッドで天井を見上げているふたりとも浮かない顔をしていて、
まだまだこの二人の関係修復には時間がかかりそう。
確かに体をもって相手をつなぎとめるのは、あまり建設的ではないうえ、
精神的にも健全ではない。果たしてどうなるのだろうか。

前回登場したネイサン。このままレギュラー入り?
オーウェンは珍しく反発していましたが、過去に何があったのだろうか。
ペニーの採用に続き、ネイサンの採用と、病院のコアスタッフたちの
頭の上で勝手に進む採用が最近多いような。これはドラマのテコ入れなのかな?

tag : グレイズ・アナトミー

SUITS/スーツ5 第15話 決断のとき

Suits 5 #15 Tick Tock

マイクは以前弁護して、冤罪から救い出したダナーに証言を頼みに行くのだが、
すでに彼はなくなっており、母親のグロリア(ドンザリー・アバナシー)に、
代わりに証言台に立ってもらうことに。レイチェルからは最終弁論では、
自分が事故で両親を亡くし、困った人を助けるために弁護士になったのだという、
過去の話を打ち明けて、無罪を勝ち取るべきだというアドバイスをもらうのだが、
いざ最終弁論の場に立ったマイクは、準備していた原稿を読むのをやめて、
これからは困っている人を助けるために自分の才能を使うと誓う…。

いよいよ裁判もシーズンも終盤。
張本人のマイクだけではなく、弁護人であるハーヴィーも、事務所の主であるジェシカも、
ネームパートナーのルイスも、婚約者のレイチェルも、そしてドナも、
みんな不安な中で戦っている状態。そしてそれぞれの不安のせいもあって、
足元はかなりぐらぐらしていますね。そしてそこにギブスが付け込もうとしている。

ルイスのことは大好き。でも今一番危なっかしいのは彼ですね。
ただ、彼の忠誠心を知ってもいるので、表で彼がやっていることと、
本当にやろうとしていることが食い違っている可能性も十分にあるので、
このエピソードで彼が見せていたシーンだけがすべてではないと思う。
家族への思いが人一倍強いルイスなので、ここでも資本等に裏切ったら、
そのあとの後悔は半端ではないと思うので、いまは彼を信じようと思います。

当該者であるマイクよりも、レイチェルのほうが取引に揺れている。
本人というのは、最終的に自分に責があるというのを、
わかっているからそういうものなのかもしれない。これまでも何度も、
このふたりは、マイケル自身の保身を一番に考えるべきか、否かにおいて、
毎回対立してきているので、ここらあたりでそろそろ、
どちらかが気持ちを据えて相手を受け入れるようにしないと、
今後も利害が対立することがあるたびに、尾を引くことになりそう。

ギブスの狙っているところも、なんだか進むにつれてよくわからなくなってきました。
マイクが彼女に対して、最近全然昇格していないという話をしていましたが、
もしここらで大きな魚を釣り上げて、自分の立場を固めることを考えているのだとしたら、
ほかにももっと大きな刑事裁判があるだろうに、彼女がここにこだわっている理由は、
そこなのかもしれません。

結局のところ、ずるくはなりきれないマイクが自分の身を差し出す代わりに、
みんなを救ってほしいという方向に向かっていましたが、
これまでのギブスのやり方を見ているに、それだけでは絶対に済まないはず。
まだ全貌が見えていない、ハーヴィー、ルイスのとる手段も含めて、
次回は波乱のままの幕引きとなりそうです。

Major Crimes 重大犯罪課4 第10話 フィフス・ダイナスティ

Major Crimes 4
#10 Fifth Dynasty


フィフス・ダイナスティというギャングが絡んだ事件の担当をしている、
ライアン判事(パトリシア・ウェティグ)の息子が新居で惨殺される。
数週間前に判事の自宅に銃弾を撃ち込まれるという脅迫事件があったため、
ギャングがらみの犯行とみて、チームはギャングの幹部を容疑者として捜査を開始する。
ところが、捜査を進めるうちに、現場には判事の甥である13歳の少年がいたとわかり、
誘拐の可能性もありと気づいたチームは、さらに慎重な対処が必要となる。
一方、ラスティはマリアナの妹のパロマの捜索について、
フリンからグスタボと一緒に話を聞くのだが…。

パトリシアの判事役がはまりすぎててすごかった。
彼女はいつもこういう迫力のある女性の役がぴったりですよね。
ジェリ・ライアンとかもそうなんですけど、仕事ができる強い女性の印象がある。

とはいえ、今回の事件は、なんとも救われれない気持ちになるものでした。
子供を巻き込んだ性的事件は、それだけでも暗い気持ちになるのに、
ましてやそれが家族から行われていたというのは、被害者となる子供にとっては、
もはや逃げるべき場所がない。確かに多くの小児性犯罪については、
家族が加害者であることが多いけれど、弟を救うために、
兄が叔父をというのは…。あまりにも切なすぎる。

果たしてライアン判事が、なんとなく気づいて目をつぶっていたのか、
本当に気づいていなかったのか、少しあやしいとは思っていたものの、
まさかという気持ちで、そこまで疑っていなかったのかはわからないけれど、
息子は結婚式も控えていたわけで、多少不思議に思うことがあっても、
そういう嗜好があるとは、気づきにくかったのも事実だと思います。
脅迫にも屈せず、職務を全うしようという気概を持った彼女だが、
今後もハンマーをもって仕事を続けていけるのだろうか。

ガスとパロマのほうも、なんともやりきれない流れとなってしまいました。
少なくともパロマは無事で、幸せでいるというのがわかったのは、
本当によかったと思うけれど、マリアナを死なせてしまったという負い目を持つガスには、
やはり自分の目でもうひとりの妹が無事であるということを確かめて、
幸せだという言葉を彼女の口からききたいというのが本音でしょう。
でも、そうして今会うことで、彼女の幸せを遠ざけてしまうなら、
パロマが18歳になるまで待たなくてはならない。大切な人の幸せのために、
自分を律すること。苦しいけれど、守らなければならないこと。

大切な人が無事で、幸せであるということを知らない人が多いという言葉には、
こういう仕事をしている人たちならではの重みがあって、考えさせられました。
いつも通りに一日が始まり、一日が終わること。
当たり前のようでいて、実はそれって本当は奇跡なんですね。

SUITS/スーツ5 第14話 開廷

Suits 5 #14 Self Defense

マイクの経歴詐称の公判の日が近づいてくる。マイクは自分は本物だということを
陪審員に納得させるため、自分で自分を弁護したいというのだが、
ハーヴィーはそれこそ相手の思うつぼだといい、二人は模擬裁判の結果をもとに、
どちらが弁護人として付くかを決定することに。ギブスはレイチェルに近づき、
脅しをかけたうえ、ルイスにもシーラの件を知っていると示唆し、
もしハーヴィーたちを売り渡せば、悪いようにはしないというのだが…。

事務所の中での模擬裁判、以前もありましたが、本番以上に緊張感があります。
ハーヴィーとマイクが検察・弁護で対立する形で行った今回の模擬裁判、
かなり裏の手も使っていて、仲間であっても冷酷に追い詰めるふたりは、
ある意味マシーンのようにも見えました。こういった綱渡り的な戦いでは、
そういう感情を消し去り、チェスのように相手を追い詰める強さがなければ、
勝てないのでしょうね。

ドナがハーヴィーのことを、人を人として見ない能力を持っているといっていましたが、
それが本当に彼の強さなのだと思う。普段は傲慢だし、見下した相手には、
かなりひどい態度をとったりもするけれど、それでも根っこのところでは、
家族に対する愛情は人一倍強いハーヴィー。だからその家族を守るためなら、
鬼にでも修羅にでもなるということなのだと思う。
これまで何度も訪れたマイクの危機の中でも、最大級のピンチ。
ハーヴィーはどうやって乗り越えるのだろうか。

助けを申し出てくれたハロルド、久しぶりの登場でしたね。
でも、人が良くて気弱な彼には、ギブスの尋問を切り抜けることはできない。
今回ジミーがハーヴィーの説得に応じてくれたのは、本当にラッキーだったと思う。
まだギブスの反対尋問にはあっていないですから、これがどうなるかは、
まだわからないところではありますが、とりあえず首の皮一枚でつながったかな。
とはいえ、まだまだ道が明るいとはいいがたい。

あと2話でシーズンフィナーレ。今回のこの裁判には決着がついてから、
シーズンが終わりとなるのだろうか。これを引きずってのクリフハンガーだとしたら、
結構いやだなぁ。気になるところです。