スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

バーン・ノーティス7 第13話 任務完了

Burn Notice 7 #13 Reckoning



ジェームズがやってくるというそのとき、マイケルを止めようと駆けつけたフィオナ。
帰れといっても引こうとしないフィオナに、ソーニャは銃を向け、
マイケルが手を打たないのであれば、自分が片づけると言い放つ。
刹那の決断を求められたマイケルは、フィオナを助けるために、
ソーニャを背中から撃つ。ヘリからその様子を見ていたジェームズは、
マイケルの裏切りを知り、全チームメンバーにマイケルを仕留めるように命令する。
ギリギリのところで我を取り戻したマイケルは、フィオナとともに、
逃げる道を模索するのだが…。

この果てしない後味の悪さはなんでしょうか。
これだけ長い間見てきたドラマですから、たとえ途中からその輝きを失ったといえど、
どこかでもとの光を取り戻さないかと期待して見続けていたんですが…。
正直な話、とても失望しました。

軽妙な会話とジョーク、わかりやすい勧善懲悪で始まったドラマなのに、
ここ3シーズンくらいは、その魅力がすっかり消えてしまいました。
それでも、このファイナルシーズンのプロットの暗さと迷走ぶりに比べれば、
過去数シーズンなんて、まだまだおもしろいほうだったと思います。
このシーズンはとにかくきつい状況続きで、緊張した状態が続いていた。
そういう意味では、緊迫感のあるストーリーだったともいうことができるのですが、
もはや「バーン・ノーティス」ではなかったと思います。

マイケルの弟のネイトが殺されてしまった時も、そこにストーリー的な
必要性がまったく感じられず、とても腑に落ちない感じがしたのですが、
今回のマデリンの死もそうでした。小さいチャーリーを救うため。
その表向きの理由はもちろんあったのですが、そもそもこんな窮地に、
彼らを陥れる必要があったのか。あまりにも切なくて、涙がこらえられなかった。

本当に彼に、なんて説明をする気なのか。最初から言えばいいと、
フィオナは言っていたけれど、そんな説明を聞いて納得できるのだろうか。
大人たちが自分の都合でした決断はともかく、何もわからないし、
何もできないチャーリーが、結局一番の犠牲になってしまったみたいで、
本当にかわいそうで仕方なかった。

ジェームズのキャラクターにしても、結局よくわかりませんでした。
テロリストで、CIAに追われているのはわかりましたが、
彼がどんなことをやってきたのかは、ほとんど語られていませんでしたし、
悪い人ともいい人とも、あまり判別がつかない、
人となりの情報量が少ないキャラクターであったがために、
余計マイケルと一緒に、ジェームズに心が揺らいだ気がします。
最後にこうして、やっぱり敵ですとなっても、どうもピンと来なくて。
毎シーズン敵となる相手を変えるのではなく、しばらくは同じ相手を、
少しずつ見せていけば、このような唐突感は防げたのではないのだろうか。

時には犠牲を払わなければならないこともある。
それはもちろんそうでしょう。こういう切ったはったの世界ではなくても、
現実の普通の仕事の中でも、そういうことは当然にありますから。
でも、この展開、この犠牲は…うーん、あまり納得のいかないものでした。
結局のところ、最後の最後がいいかどうかで、評価は変わってしまうので、
途中、いろいろあったけど、でも、こんな終わり方でよかったと、
そう思えるエンディングにしてほしかったのに。
これが「バーン・ノーティス」でなかったのなら、全然ありだったと思います。
なんだか残念ですし、もったいない終わり方をしてしまったと私は感じました。

とはいえ、7年間も人気のショーを続けていくのは、俳優の皆さんも、
スタッフの皆さんも本当に大変だっただろうと思います。
お疲れ様でした。

スポンサーサイト

バーン・ノーティス7 第12話 決断

Burn Notice 7 #12 Sea Change



マイケルはジェームズに自らの裏切りを打ち明け、彼に投降する。
裏切り者であるマイケルにどういう処罰をくだすか考えるジェームズだが、
結局、自らをCIAに引き渡すようにマイケルに命令する。
ソーニャは強く反対するが、組織のリーダーとして、二人を信じるジェームズは、
引き渡されたところで、ミッションが終わるわけではないと強く説得する。
マイケルの異変を感じ取ったサムは、ジェシーと一緒にマイケルの監視をするが、
ジェームズとはずっと会っていないと彼が告げたそのすぐ後に、
二人が合流し、握手をしている姿を見てしまう…。

もう何が何だか。
マイケルは自分のやっていることはちゃんと理解しているというけれど、
フィオナの言うとおり、視聴者の目には、とてもそうは見えない。

ただ、ジェームズという男、「悪」の一文字で片づけるには、
どうにも複雑な形をしていて、悪い人間のはずなのに、
そうではないのではと思いたくなる自分がいるのも確か。
ソーニャにしても、バークにしても、一筋縄ではいかない連中で、
彼らが命を投げ出すレベルで誓う忠誠の高さは、
恐怖だけで出来上がっているものには見えない。
そこにある信念に強く賛同しているために起きている心酔ですよね。
そして、それに一部共感してしまう自分がいることも確かで…。

こうやってドラマとして、第三者の立場から、起きている出来事を見ていても、
それだけの気持ちを抱かせるのですから、当事者となって、
ジェームズと一緒に行動しているマイケルが、その波に飲み込まれてしまうのは、
仕方のないことなのかなとは思う。でも、彼が本当は何を目的としているのか、
それがわからないために、非常に薄気味悪さも感じます。

いくらマイケルが血迷っているとはいっても、そもそもはフィオナをはじめとする、
自分の仲間たちを守るために始めたことですから、
ここでフィオナを手にかけるなんて言うことは、どう考えてもあり得ない。
となると、暗転した後のラストエピソードの始まりは、
ソーニャを手にかけてしまうというふうにしか考えられないのですが、
どうなるのだろうか。もうすぐそこにジェームズのヘリは見えていて、
ここで彼女を殺そうものなら、それこそヘリの銃砲で蜂の巣にされてもおかしくない。
かといって、フィオナがあそこで引き下がるとも思えないし…。

最後のエピソード、いったいどうやって決着をつけるつもりなのか。
混乱している視聴者の頭を元に戻してくれるんでしょうか。
どうにも嫌な予感がするんだけどなー。

バーン・ノーティス7 第11話 裏切りの瞬間

Burn Notice 7 #11 Tipping Point



ソーニャとの関係を深め、少しずつ信頼関係を構築していくマイケル。
新しいジェームズからのミッションで、ソーニャと夫婦を演じることが分かり、
自分の家に泊まったソーニャが朝目覚める前に、彼女の携帯からデータを盗み、
CIAへ情報を流す。新たなミッションで向かう先がメキシコだと判明したため、
ストロングは先回りしてジェームズたちを追い詰めることにする。
ところがその任務の最中、窮地に追い込まれたマイケルを救助するため、
送られたレスキューチームのリーダーは、以前マイケルが任務で捕らえたことのある、
サイモンだった…。

あと2話で終わるんですよね。終わるはずなんですよね。
そうとは思えない風呂敷の広げっぷり。本当に終わるんだろうか。

マイケル同様に、視聴者にも迷ってほしかったってことなんですよね。
果たしてマイケルが進もうとしている道は善に通じるのか、悪に通じるのか。
でも、善悪を簡単に分けるのは難しいことで、大抵のことは、
両方の要素を兼ね備えている。特にこのシーズンの中では、
CIAのやっていることにも多く疑問があったし、ジェームズのやっていることも、
非常に難しい選択がいくつもあって、果たしてどちらが正しいのか、
自分の目に見えているものはどこまで正しいのか、とてもわかりにくい。
ミッションだけの話ではなくて、マイケルの下している判断自体、
とても疑わしい感じがするのが、このシーズンの特徴のように思える。

ストロングのまわしてくるミッションの、限りなく黒に近いグレーぶり。
ジェームズのやっていることの不透明さは間違いないものの、
その合間合間に、きらりとクリスタルのように見える透明な光。
サムやフィオナ、ジェシーが分別のもとに忠告をしても、
まるで目が見えていない様子のマイケルの迷走ぶり。
とてもイライラするし、嫌な気分になるエピソードが多すぎて、
もはや勧善懲悪を期待できないでいる。

もともとこのドラマはクリーンなスタートをしていて、
アクションや人の生死を扱いつつも、軽やかな持ち味がいいところだったはずなのに、
いつからかこういう中途半端にダークなイメージになってしまいました。
あと2回でどう決着をつけるのかはわからないのですが、
せっかくここまで、長い間続いた作品。
視聴者が納得して終われる形にしてくれるといいなと思います。

バーン・ノーティス7 第10話 見えない権力

Burn Notice 7 #10 Things Unseen



マイケルはソニアから新しい任務を請け負うことに。その内容は、
マイケルの旧友、ロジャー・スティール(セバスチャン・ロッシュ)の殺害だった。
どうにかしてロジャーを殺さないですむ方法を探そうとするマイケルだが、
うまくいかずに追い詰められてゆく。一方、フィオナの恋人、
カルロスが昔のトラブルが原因で命の危機にさらされることに。
マイケルが今回の潜入捜査で荒れてゆくことに不安を隠せないフィオナだが、
カルロスを助けるために、仕方なくマイケルと組織を頼ることに…。

「プリズン・ブレイク」の癒し系スクレ(アマウリー・ノラスコ)がこんなとこに。
しかも、結構どうでもいい役っていうか、はした役っていうか、
かなり情けない役だったんですが。せっかく彼を使うのなら、
もっといい役にしてくれたらうれしかったな。

フィオナやサムたちが心配する通り、マイケルは頭からどっぷり、
任務と組織につかりきってしまっている様子。
このシーズン、ずっとマイケルがヒステリックに恐怖におびえていて、
まともな判断が下せない状態になっているように見える。
ついには友の命まで奪って、ここから彼はどこに行こうというのだろうか。

いつだって道はあった。
カルロスの言うとおり、いつだってほかに道はあった。ただ見えにくかっただけ。
でも、マイケルもフィオナも、一番目の前にある道を選んだ。
確かにこの状況で、彼らを一方的に責める気にはとてもならない。
だけど…このシーズンのシナリオでは、仕方ないと納得するには、
脚本が薄いと言わざるを得ない。

本当に悪い意味でコーナーに追い詰められてる感じがして、非常に息苦しい。
これをここからどうやって、まともな道に戻すというのだろう。
最終的に納得できるような、エンディングを用意してほしいと思っていますが、
あまり明るい道が見えないですね。どうなるのかな。

バーン・ノーティス7 第9話 失敗の代償

Burn Notice 7 #9 Bitter Pill



自宅で銃の訓練をしていたマイケルのもとを2人の男が訪ねてくる。
携帯電話と銃を預けさせられ、黙ってついてくるように言われたマイケルは、
連れ去られた先にはサム、ジェシー、フィオナの3人が。
そこにやってきたジェームスは、中東の革新派のキーパーソン、
ハメド(クリストファー・メイハー)暗殺を阻止するように指示する。
どういう関係なのかの説明はしてもらえず、とにかく守るようにといわれ、
マイケルたちはジェームスの仲間、スナイダー(デイヴィッド・ムニエル)と、
ともに任務に就くのだが…。

なんだか加速度的にいやな雰囲気が増していきますね。いっそ見事なくらいに。
連絡をマジークに入れていたウェイターを殺したこともそうなのですが、
スナイダーを殺してしまったことも、いやな後味を残すことに。

スナイダーのこのエピソードでの役どころは、マイケルたちに対しての、
明らかなvillainだったと思うのですが、でも、彼が始末されることは、
視聴者は期待していなかったのではないかと思います。
もちろんそうだった人もいると思うのですが、私はどちらかというと、
それはやりすぎ感が強くて、見ていてしんどかった。

フィオナの命が失われる可能性があったことについて言えば、
確かにスナイダーの努力は足りなかった。あの場面でできることは何か、
自分の身に迫る危険への恐怖に彼は負けて、考えることを放棄した。
そもそもの危機に面することになったのも、彼の判断ミスだった。それは事実。
でも、その罰が死? こういった犯罪組織において言えば、
掟に背くことが自らの命に直結しているということが、
規律を守るうえで必要なのかもしれませんが、この恐怖政治の中で、
まともに息をできるのは、どんな人間なのだろうか。

そして、今回のエピソードで、見ていてきついなぁと思ったことのもうひとつが、
スナイダーが処刑される場面において、マイケルが結局、
Noという言葉を発さなかったこと。彼にとっての最愛の恋人、
フィオナのことに関する恨みがなかったとは言えない。
でも、今までのマイケルだったら、けしてあそこでそのままスナイダーを
死なせるようなことはしなかったと思うんですよね。
あれ、聞かれたのがサムやジェシーだったら、きっと止めていただろうと思うし。
…嫌な感じですよね。

今回のジェームス、「レオン」のゲイリー・オールドマンみたいでした。
あそこまでいっちゃってる役ではありませんでしたが、なんでしょうね、雰囲気が。
あの得体のしれない不気味さでしょうか。彼に本当の任務がばれたとき、
血を見るとかいう生易しい言葉では表せない地獄となりそうです。

バーン・ノーティス7 第8話 隠れた本性

Burn Notice 7 #8 Nature of the Beast



テロ組織のメンバーとして認められることに成功したマイケル。
ミッションの指示を受けるということで、直接ボスと会うと思っていたマイケルだが、
待ち合わせ場所として指定されていたカフェで待っていると、
レストランの従業員から携帯電話を渡され、別の場所まですぐに来いといわれる。
そこで受けた依頼は、麻薬ディーラーでもあるドミニカの麻薬取締局長官、
カブラル(ピーター・メンサー)の国外逃亡を阻止することだった…。

いやー。ますますわけのわからんことに。
もちろんマイケルは自分なりに考えて、潜入ミッションに取り組んでいると思うが、
そうとは思えないような、どちらかというと反射的なリアクションばかり
とっているように見えてしまう。サムが不安に思うのももっともというか。
彼のおしりに火がついている状況で、何が何でもやるしかない状態なのは、
わかってはいるんだけど、それでもS1のころのマイケルだったら、
けしてやらないタイプの仕事だったのではと思ってしまうんですよね。

シナリオ的にはツイストに次ぐツイストというキャッチを考えていたのではと
かなり下駄をはかせた状態で予測しますが、これツイストっていえるのか。
サムとジェシーは最初のころからキャラクターが変わっていないのに、
一番のメインであるはずのマイケルとフィオナは、ここ数シーズンの性格が、
当初のものとはずいぶんと変わってしまったように見える。
このドラマの魅力って、アクションがあるとともに、
軽妙なやり取りだったり、キャラクターたちそれぞれの違いだったと思うのですが、
そのいいところがだんだん薄れてきちゃいましたね。
シナリオライターが疲れちゃったのか、変わったのかは不明ですが。

なんか、本当に愚痴ばっかりで大変申し訳ないのですが、
これが正直な気持ち…。このファイナルシーズンは、
13話で終わるみたいなんですが、かなり風呂敷が広がっている今、
本当にあと5話できちんとした決着がつくのかも不安でドキドキします。
絶対に人死には出てほしくないし、ある程度納得のいく、
ハッピーエンドを用意してくれることを心から祈るばかりです。

バーン・ノーティス7 第7話 幻覚との闘い

Burn Notice 7 #7 Psychological Warfare



ソーニャが組織のトップのい連絡するという話を受け、いつ会えるのか、
彼女に尋ねたマイケルだが、薬を打たれて意識を失ってしまう。
目が覚めた時には組織のアジトに運び込まれ、トップと思われる男に、
拷問まがいの尋問を受けることに。灯りが煌々とした部屋に閉じ込められ、
時には騒音がなり続け、マイケルは眠ることができない状態に置かれる。
そのまま尋問は続き、やがて幻覚剤を打たれるのだが…。

マイケルは任務でソーニャと関係を結んだのだという言い訳を、
頭でフィオナにしていましたが、彼のモノローグで結ばれていたように、
あれは「任務」といってしまうには、かなり微妙な線上にあって、
弱っている心で出てしまった行動の一つのように思えたのですが、
実際のところどうだったんでしょうね。でも、フィオナの言うように、
あれはわざわざ彼女に言うようなことではないし、
はっきりいって言う必要もないことなので、そこにマイケルの未練が見えて、
見ていてつらかったです。

CIAですから、エージェントとしてフィールドに出される前に、
一通りの拷問に対する訓練なども施されるはずで、
ましてこれまで、これほどの経験を積んできたわけですから、
訓練以上にきつい目にも、何度もあわされているはず。
それでも今回は、単純に痛みに対する拷問よりも、
休息を奪い、生きていくための機能を根こそぎ奪うという、
ある意味ベーシックでシンプルなやり方で攻めてこられたわけですが、
結構な効果が表れていましたね。マイケルの中の人の演技はもちろん、
メイクもすごくて、本当に彼がげっそりやつれて見えました。

敵を欺くには味方からではないですが、それでも最後のあれは、
そうなんだろうなとは思ってみていましたが、
それでもやっぱりそうだったとわかると、しんどいですよね。
信頼というものを根底から奪うものだったと思います。
テロリストなんて、信頼という言葉の対極にある人たちに思えますが、
だからこそお互いに対する信頼がないと先に進めないというのは、
その後ろにより強い怒りがあるということなんでしょうね。
何とも皮肉です。

無事自宅に帰ってくることができたマイケルですが、
やはりこのオペレーションには何か裏がありそう。
どのあたりでそれをオープンにするのでしょうか。気になりますね。

バーン・ノーティス7 第6話 危ない賭け

Burn Notice 7 #6 All or Nothing



無事ソーニャを連れて、マイケルたちはキューバを脱出する。
ソーニャを罠にはめたというハッカー集団を壊滅させるために動き出す。
フィオナとマイケルはハッカーになりすまして彼らの内部に潜入するのだが、
その警備システムの厳重さを見て、とてもじゃないが作戦を成功させるのは、
無理だとソーニャに助言するが、彼女は聞き入れようとしない。
気が進まないままに、マイケルはフィオナと作戦を進めるのだが…。

ソーニャが女性だったので、この展開は時間の問題ではあったのですが、
思っていた以上に早かったかなという感じがします。
まあ、ファイナルシーズンは13話しかないので、
あんまりのんびりしていると、決着がつかずに終わってしまうので、
仕方なかったといえば、仕方なかったのかもしれないのですが、
もうちょっと丁寧に進めてほしかった。

オペレーションの最中に、抱きしめたフィオナの体に記憶が鮮烈になり、
土砂降りの中、自棄になって、帰ってきてソーニャと一発とか、
つらいときに人のぬくもりがほしい気持ちはわかるのですが、
もうちょっと何かなかったですかね。フィオナの顔もそうなのですが、
マイケルの顔もあまりにも後悔ありありすぎて、そうなるのがわかっていて、
なぜその判断を下すのか。ソーニャは育った環境があまりに鳥籠なので、
どこまでその痛みを感じるのかは不明ですが、それでもカルロスもソーニャも、
マイケルとフィオナがお互いを吹っ切ったと自分自身と相手を欺くための、
ツールになってしまっているのが気の毒だ。

そしてオペレーションそのものについても、また無駄な人死にが。
コーディ(ジョーダン・ベルフィ)なんて、どうでもいい小物ですが、
こういう重要でない小悪党がこのシーズン、ずいぶんと死んでる気がします。
そういう意味でも相変わらず寝覚めの悪いエピソードであるし、
ストロングの真意に疑問をさしたくなる。大丈夫なのかなぁ。

ソーニャがやっと本件の黒幕に連絡を取るようですが、
これでちゃんとカタルシスのある終わり方できるのかな。
最後はきっちり片をつけてほしいけど、どうなるでしょうね。

バーン・ノーティス7 第5話 脱出計画

Burn Notice 7 #5 Exit Plan



姿を消したソーニャ(アローナ・タル)の姿を追い、森で捕まえることに成功する。
ソーニャはマイケルのことを信じようとしないが、どうにか説きつけて、
一緒にキューバを脱出することに。船で逃げようとするのだが、
時間がかかりすぎてうまくいかず、ソーニャの昔のつてを使って、
逃げようとするも、ロシアのスパイ、オクサナ(マリナ・ベネディクト)が、
ソーニャの居場所を嗅ぎ付けてやってくる。その場はどうにか退けるものの、
キューバからの出国がとん挫してしまう。オクサナを引き付けるため、
顔の割れていないジェシーとサムが潜入することになるのだが…。

もういったい、何がなにやら。
薬漬けにされて、2週間も拷問されていたとは思えないソーニャの元気ぶり。
どうなってるんでしょう。ちょっとしか顔が写っていないうちは、
あまり気が付かなかったのですが、ソーニャの役の女優さんは、
準主役をよく務めているアローナでした。「スーパーナチュラル」の
ジョー役なんかがこのブログではおなじみでしょうか。
本来、もっときれいな女優さんなのに、この役ではやさぐれているというか、
メークダウンしてる感じですね。なんかもったいないな。

結局のところ、バークの目的もソーニャの正体(といっていいのかわからないが)も、
まだなんだかよくわかっていません。彼女によれば、
どうやらアメリカにいるハッカーのせいで彼女は売られ、
捕らえられて拷問にあっていたということらしいのですが、
具体的に何が原因でとか、なんの情報を彼女が持っているのかとかは、
いまだによくわかっておらず。それはこれからなのかもしれませんが、
そこまで悪いと思えない人まで手にかけている以上は、
その理由付けを早く出してほしい。そうでないと、共感できないので、
どんどん気持ちが離れて行ってしまうような気がします。

今までも危険な任務ってとても多くて、チームの誰かを送り込むことで、
窮地を脱するというのは、多いフォーマットだとは思うのですが、
このシーズンはそれが基本スタイルになっていて、
しかも一か八かみたいな形で作られているものが多くて、
もう少しここにもバラエティがほしいところ。
ストロングも高圧的になるばかりではなくて、もう少し人間味がほしいかなぁ。

今シーズンは短いことですし、そろそろ事の全貌が見えてくるかな。
そうすると、もう少し入りやすくなるのではないかと期待しています。

バーン・ノーティス7 第4話 同志

Burn Notice 7 #4 Brothers in Arms



キューバでロシアに監禁されているソーニャという女性を助けることが次の任務となる。
マイケルはサムとジェシーにヘルプを頼み、彼らをキューバに呼び寄せる。
サムはソーニャというのが何者なのかをバークに尋ねるが、バークはそれには答えず、
とにかく何をしてでも助けるようにというばかりだった。彼女が監禁されている施設を見ると、
あり一匹這い出る隙間もなく、そこに潜入するということは死を意味するとサムはいうが、
ほかに選択肢はないとマイケルは言い、もし中に入ることが困難だというのなら、
彼らが施設から出るように仕向ければいいのではと提案する…。

なんだかどんどん後味が悪くなってくるんですが。
最初の男への脅迫の時もそうなのですが、子供を殺すと脅して情報を引き出し、
家族をロシアに追われたくなければ、自分で自分に始末をつけろという。
もうそこには正義も何もなくて、見ていていやな気分になるばかりで、
そこに正当化がなされるのかと思いきや、これしか方法がないという理屈。
いや、わかるんですけどね、マイケルの手足が縛られているということは。
でも、もともとのこのドラマがスタートしたときの、弱きものを助けるという、
根幹となる部分が揺らいでしまって、泥の中って感じがしてしまいます。

バークというそこそこの大物を登場させて、さんざんいやな奴ってアピールをしておいて、
最後に梯子を外すように、誰かわからない女性を救うためには命を懸けるというシナリオ、
そして、自分の家族は見捨てないといってマイケルとソーニャを助けるために、自爆する。
このバークが一体なんだったかもわからず、混乱するばかり。
CIAも彼に目をつけて、最終的には始末したいというようなシナリオだったと思うのに、
本当はいい人だったのか? というフラグを死に際に立てる。
話がどこに向かっているのかがわからず、本当に困惑しています。
またカードの時のように、実はCIAが一番の黒幕だったというオチにするのだろうか?
しかも相当きばって助けたソーニャは気づいたら逃げてるし! どうなってるんだ、これは? 

ボーイズのミッションが真っ暗なことを救うかのように、フィオナとママのほうは、
人助けをするということで、エピソードのバランスを取ったのだろうか。
こちらは少し心温まるストーリーではありましたが、何分出番も少ないし、
これだけでイーヴンにするのは難しいかなぁ。

関係ないですが、前回も気が付かなかったんですけど、あっという間に出てきて、
自殺させられたセラーノ(リカルド・チャヴィラ)なんですが、
デスパレートな妻たち」のカルロスでした。今回アップが多かったので、
あれ、見たことあるぞと思って、やっと気が付いた次第です。
でもあっという間に死んじゃったし…。もったいない役者さんの使い方だ。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。