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コールドケース S4-17「ダンサー Shuffle, Ball Change」楽曲について

コールドケースのS4-17話、「ダンサー」にかかっている楽曲について、
何人かの方から質問をいただいたので、こちらに楽曲リストを掲載しますね。
お気に入りの1曲をぜひ探してくださいませ。


オープニング曲 Heat of The Moment by Asia…①
モーリスがお店で手伝っているシーン Behind The Mask by Luscious Redhead (リンクなし)
スクールの外でダンスをしているモーリスのシーン Self Control by Laura Branigan…②
モーリスとクリスタルがダンスの話をするシーン Through The Fire by Chaka Khan…③
モーリスがリロイにダンスを教わるシーン I'm Free (Heaven Helps the Man) by Kenny Loggins…④
クリスタルとモーリスがダンスをするシーン Ain't Nobody by Rufus & Chaka Khan…③
エンディング曲 I Want to Know What Love Is by Foreigner…⑤

 ② ③ 

 ⑤



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tag : コールドケース

コールドケース4 第24話 ロミオ

Cold Case 4 #24 Stalker

2006年。ジャコビ一家はオハイオ州からフィラデルフィアに引っ越してきたばかり。
失業したばかりでぴりぴりしている父親のアダム(クーパー・ソーントン)と、
母親のエミリー(シンシア・エッチンガー)はことあるごとに喧嘩をしてばかり。
娘のキム(エレン・ウォグロム)はそんな両親の姿にうんざりしていた。
だがある日、弟のスチュアート(コナー&キーナン・メルコヴィッチ)と両親が、
何者かに射殺され、キムも銃弾に倒れるが一命を取り留める。現在。意識を取り戻したキムに、
リリーたちは事情を訊きにいくのだが…。

ストーカーと言う言葉がブームになったのは、日本でもかなり前だったように思うが、
言葉が耳になじんだだけで、そういう気質の事件や人は、減ったわけではなくて、
なれたがために、目立たなくなっただけなのかもしれない。この手のことで一番怖いのは、
相手と本人との間に相互理解がないのにもかかわらず、片方があると思っているので、
本人が警戒のしようがないところだ。まして今回は、母親のエミリーが加担しているので、
どうしようもないよね。学校でもらったカードは、お年頃から考えても、
ロマンティックと思って仕方ないと思うし。

いまどき、インターネットの恐ろしさはみんな身にしみてるだろうと思うのだけど、
エミリーはコンピューターに明るくなかったことと、年齢が少し上だったことで、
本物のプロフィールや写真を公開することに対する、危機感が薄かったがために、
こんな悲劇が起こってしまったのだろうと思う。文章だけでもある程度の辺りは
つけられるけど、写真が出てしまったら、近所に住んでいれば、すぐにわかってしまう。
そんなつもりはまったくなかったのだろうけど、彼女のうかつな行為が、
一家の運命を決めてしまった。

キムは幸せなんかじゃないと事件の前に両親に告げていたけれど、今の状態を思えば、
たとえ両親の仲が悪くても、一家全員が健康で暮らしているということだけでも、
どれだけ幸せだっただろうと思うことだろう。これから助けは与えられるだろうけど、
彼女の心に残るであろう大きな傷を思うと、本当に気の毒で仕方がない。

一方リリー。あっという間にお母さんは亡くなってしまったのですね。わかっていても、
やはり母親を亡くすというのは、自分が予測していた以上につらかったことだろう。
ひとり母親の寝ていたリビングのソファーで、放心しているリリーの姿が切なかった。
そしてそこに、べたべたするわけではないけど、自分はここにいると伝えるヴァレンズの、
さりげないやさしさがよかった。ボスとリリー、ふたりとも今まで危ないことはあっても、
こんなことはなかったから、大丈夫かな。心配です。

S5の放映も決定ということで、次回の放送を待ちたいと思います。

オープニング曲:Speed Of Sound / Coldplay
エンディング曲:Stolen / Dashboard Confessional
「グレイズ・アナトミー」S2最終話で涙を誘った名曲も流れていましたね。
Chasing Cars / Snow Patrol

    

tag : コールドケース

コールドケース4 第23話 ルイーズ

Cold Case 4 #23 The Good Death

1998年。ジェイ(アンソニー・スターク)はMBOである会社の経営権を手にする。
そこはかつて自分が学生だった頃、三流大学出身だからと雇われなかった会社だった。
やがてジェイは、脳腫瘍で亡くなる。現在。ホスピスの看護師だった男が、
何人もの患者を安楽死させたと言う理由で捕まり、当時彼の担当だったジェイが、
モルヒネによる殺人だったのではないかという疑惑があがり、再捜査を開始することに。
ジェイが死ぬ間際に書いていたノートにはルイーズの文字があり、そのことを
看護師のケニック(マーカス・ジアマッティ)に訊ねてみるものの、心当たりはないという。
代わりにジェイの妻、キャロライン(リンダ・ボイド)と口論していたと聞いたリリーは、
キャロラインの元を訪ねるのだが…。

前回もよかったけど、今回は号泣でした。
これって、一概にどうと言えない、とても難しい事件ですよね。以前劇場で見た、
「ミリオン・ダラー・ベイビー」を思い出してしまったのですが、あれは終わった後、
放心状態になってしまって、非常にいい映画だけど、悲しくつらい物語だった。
2度見る勇気がなくて、このblogにも感想は書かれていないのですが、
今回のこのエピを見て、あの映画を思い出しました。

確かに単純に行為としてみれば、キャロラインがしたことは、ジェイの命を奪った。
殺人という言葉は間違いではないけれど、その奥にあるやさしさを思うと、
彼女を罪に問うことはしたくない。ジェイにしても、途中色々あったけど、
最後に楽しかった、幸せだった日を思い出して、やさしい気持ちで旅立てたのなら、
きっと感謝しているのではないだろうか。

親孝行をしたいと思ったときには親はいないなんてよく言うけれど、
トミー(トレント・ギル/レストン・ウィリアムズ)のケースがまさにそれだ。
あのときこうしていればと悔やむ気持ちは、ずっと消えない。それでも母親と二人、
ビーチにやってきて、その昔の思い出をたどり、彼の気持ちも少しは安らいだだろうか。
少なくとも上から二人を見下ろしていたジェイは、幸せそうに見えた。

そしてリリー。母親のエレンに対する気持ちを尋問室で吐露しているのを観たとき、
なんだか切なくなった。あれはキャロラインを落とすために言ったことではなくて、
リリー自身の心の声だったと思う。その気持ちをせめて、エレンが知ってくれれば
いいのだけれど、リリーがこれ以上つらい思いをするのを観るのはいやだな…。

来週はもう最終回ですね。S3フィナーレに引き続き、また男性名のタイトル。
もう恋に落ちたりとかいう話じゃないよね~。どうなるのでしょうか。
ボスが撃たれてたけど、それは観なかったことに…。

オープニング曲:1979 / The Smashing Pumpkins
エンディング曲:Good Day / Paul Westerberg
  

tag : コールドケース

コールドケース4 第22話 コンテナ

Cold Case 4 #22 Cargo

2005年。フィラデルフィアの埠頭で働いていたマイク(ブラッド・ウィリアム・ヘンケ)は、
コンテナにつめられた不法入国の女性たちを見つけてしまう。関わるなと仲間に言われるが、
その中に高熱の少女リナ(セニア・ソロ)を観て、放っておくことができなくなる。
彼女をコンテナから救い出したマイクだが、やがて何者かに殺害されてしまう。
現在。港に上がった身元不明女性の遺体に残っていた、足裏のタバコのやけど傷から、
人身売買組織が上がってきたため、同じような死体はないかとの質問を受け、
マイクの事件をリリーたちは再捜査することに。マイクの仲間に話を聞きにいくと、
彼はもとは孤児であり、とてもいいやつだったというのだが…。

今回のエピの監督はなんとアンディ・ガルシアだ。どうせなら一瞬だけでも、
出てきてくれれば嬉しかったのだが、その点が残念だ。このドラマはよく色々な俳優さんが、
演出を手がけているが、どの人も出演はしないんですよね。ファンとしては、
見てみたいなって気持ちもするんだけど。

しかしこのエピ、久しぶりに「コールドケース」っぽいなと思えるものだった。
最近のものでは、S4-17「ダンサー」がそうだったけれど、こういうエピがだんだん、
減ってきたような気がしますよね。どう説明すればいいのか難しいのですが、
見終わったあとにやりきれない気持ちになるもの。当時の事情に深く踏み込むことで、
必ずしも事件自体に悪意はなかった、こうなるより他になかったんだろうなと言う、
とても考えさせられる事件と言うのかしら。

このケースについて言えば、ナチャルニクであったボイカ(ブレンダ・ウェール)は、
間違いなく悪の存在だったと思うけれど、実行犯カテリーナ(ヘレナ・マットソン)は、
あまりにも哀れで、犯人だったのに、彼女の絶望を知ってしまうと、簡単には、
責められない気持ちになってしまう。確かにあんな状態で毎日を生きていれば、
そこから逃れるためには、なんでもするという気持ちになっても無理はないと思う。
カテリーナだってまだ若くて、リナと同じように誰かが助けてくれると思ったときも
あったはず。だが、誰も現れなかった。リナに対する嫉妬もあったのだろう。
あまりにもつらく悲しい事件だった。

数年の間に、リナがすさんでボロボロになっていたが、それでもマイクの善意を、
本物だとわかったことで、人を信じる気持ちを再び取り戻してくれただろうか。
これからの彼女の人生がそれで軽くなるわけではないが、そこには大きな意味があると思う。

ところで驚いたのが、ほんの2年前の事件であるはずなのに、ボス以外は、
誰一人管轄内で起きた事件なのに、この事件を覚えていなかったことだ。
いくらコールドケースがメインの担当といったところで、管内の事件なのに、
これでいいのかな? そしてリリーは、お母さんを引き取って、ますます大変そう。
今シーズンもあと2話でおしまいです。

オープニング曲:Maybe Tomorrow / Stereophonics
エンディング曲:Fix You / Coldplay
  

tag : コールドケース

コールドケース4 第21話 蓄音機

Cold Case 4 #21 Torn

1919年。女性の参政権が叫ばれる中、良家の娘フランシス(エリン・ケイヒル)は、
自分も女性の権利のために戦いたいと情熱を燃やす。だがフランシスは間もなく亡くなる。
現在。大学で女性学を専攻する学生エマ(タイラー・ケイン)がリリーを尋ねてくる。
祖母の叔母だったフランシスが殺された手がかりではないかと古い手紙を見せたのだ。
あて先はフィリパ(アンジェラ・サラフィアン)で、浮気を示唆するような内容だった。
リリーたちはそれを受け、再捜査を開始する。フィリパがメイドだったとわかり、
フィリパの娘オードリー(レイチェル・ニコール・ハミルトン/エレン・アルバティーニ・ドウ)に
話を聞くのだが、オードリーはフィリパとフランシスは親友だったと言う…。

今回は事件があまりに古いために、ほとんどの関係者が亡くなっているという珍しいケース。
話を聞けたのはオードリーと女性運動の活動家アリス(レベッカ・ウィソッキー)と
話したことがあるという大学教授(マクナリー・セイガル)のふたりだけだった。
あとは日記などから少しずつ当時の様子がわかってくると言うちょっと異色な感じ。
モノクロはこれまでも結構あったけど、セピアカラーが使われたのも初めてかな?

今回の舞台は1919年と言うことで、約90年前。それでもこんなに違うと言うのは、
なかなか感心するものがあった。特に戦後は劇的に変わったのだろうけれど、
まだまだゆったりした時代に見えました。禁酒法ってこのころのものだったのね。
失明したりする危険のあるバスタブジンだとかの話は知っていたけれど、
お酒が女性への暴力につながっていて、どうにかしたいと女性が闘っていたと言うのは、
想像もしていなかったので、勉強になりました。

フランシスがああして最初に立ち上がれたのは、ある意味、いい家の娘であり、
苦労を知らなかったから、リスクを感じることなく参加できたのだろうけど、
その後、アリスの強くならなくてはという言葉の本当の意味をやっと知ったのに、
フランシスがこれからできたであろう活躍を思うと、惜しい人材だったと思います。
あれから彼女は、時代を変えることに貢献できたかもしれないのに…。
ただ今回の事件に関しては、殺人と言うよりも、事故の色合いが強くて、
お母さんのエリザベス(キャロリン・マコーミック)もつらかったことだろう。

一方、リリーだが。しばらく落ち着いていたように思えたお母さんのエレン。
恋人に捨てられたことでぼろぼろになってしまったのね。エレンの面倒を見るリリーの、
ささくれだった様子がなんだか観ていて痛々しくて。いやなのに放置できない。
反発はあるけれど、やっぱり愛情があって、揺れる気持ちなのでしょうね。
こういうことが繰り返されてきたから、リリーは強くなったのでしょう。
でもそろそろ、リリーの幸せも観てみたいんだけどな。リリーもダメンズにばかり
惹かれるタイプなので、彼女の幸せは、来シーズンも持ち越しだろうか。

オープニング曲:Alexander's Ragtime Band / Bessie Smith
エンディング曲:Stardust / Hoagy Carmichael
  

tag : コールドケース

コールドケース4 第20話 チアリーダー

Cold Case 4 #20 Stand Up and Holler

1997年。高校のチアリーダーのトライアウトにレイニー(ホイットニー・エイブル)と、
セレステ(アヴィヴァ/ヴェロニカ・ローレン)のふたりだけが合格する。
だがその後、レイニーはフットボール場の50ヤード地点で死んでいるのが発見される。
そして現在。モダンアートの作品にレイニーを殺したと言うメモと、遺体に残されていた
公開されていない絵が見つかる。レイニーの母エリザベス(ロビン・ピアソン・ローズ)から
連絡を受けたリリーたちは、再捜査を開始する。セレステから話を聞いたリリーは、
チアリーダーのボスだったベッカ(アナリン・マッコード/ローレン・ウッドランド)を
尋ねるのだが…。

またチアリーダーか。いや、このドラマでってことじゃないですけど。
なんだろうこの、チアリーダー=脳みそ空っぽのブロンドかつ意地悪みたいな符号は。
まあ頭がよくてチアリーダーになるような子は、こういう犯罪とかに手を染めないので、
そういう意味ではドラマに出てきにくいんだろうと思うけど。それにしてもね…。
これまでも学生時代のヒエラルキーが肝になったエピはあったが、これもその1つかな。
S2-6「デビルズプール」やS3-2「小屋」なんかがそうだろうか。どちらのエピも、
涙なしには見れないほど切ないエピソードであった。これは…そこまでじゃないけど。

もともとレイニーは頭のいい子で、しっかりしてはいたんだろうけれど、
ジョー(ジョナサン・トレント/アダム・ラヴォーニャ)に出会ったことで、
チアリーダーやフットボール選手に対する反発が、一気に噴出したみたいだった。
それはわかるんだけど、あまりに暴走してるふうなのがどうにも気になった。
若いから、世界には白か黒かしかなくて、レイニーにしてもベッカにしても、
お互いの着地点の歩み寄りができなかったから、こうなってしまったんだろうな。

若いって本当に盲目なんだなと思うことのもうひとつは、セレステのこと。
あんな目に遭わされてまで、まだチアリーダーにしがみつきたい理由ってなんだろう?
一度贅沢すると元の生活に戻れないように、一度人気者の蜜を味わってしまうと、
元には戻れないものなのだろうか。そういう意味で言うなら、そういう経験を、
しないままに大人になったのは幸せだったのかも。

大人になってしまえば、あの頃の悩みなんて大したことじゃなかったなとわかるけど、
そこまで生きることができなかったら、それすらもわからない。大学生になっても、
まだ人生なんてわからないし、大人になってからも、お迎えはもうすぐっていうくらい、
老人になってからじゃないと、本当のところはわからないのかもしれないけど、
人生の入り口すら見えないところで、扉を閉められてしまったのは気の毒であった。

ヴェラが若い頃やせていたらしいと言う話は知っていたが、アイスホッケーとは。
あの写真を見る限り、今より細くはあったけど、本当にもてたの~?って感じはするが。
でもヴェラはあれでいて結構かわいいところがあるので、わからなくはないか。
そして笑ってしまったのが、ミラーの「アグリー・ベティ」な姿だ。まんまベティだった。
リリーはきっと、美人なのに目立たないタイプだったんだろうな…。一番観てみたいのは、
ボスがどんなだったかだけど。

オープニング曲:Plowed / Sponge
エンディング曲:High And Dry / Radiohead
  

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コールドケース4 第19話 自転車

Cold Case 4 #19 Offender

1987年。6歳の少年クレイ(ギャットリン・グリフィス)が自転車に乗っていた。
補助輪なしで乗れるように、父ミッチ(リック・ラヴァネロ/ミッチ・ピレッジ)と、
母タラ(エイミー・スチュアート/ジョーダン・ベイカー)は観ていたのだ。
だがクレイは何者かに殺されて、ミッチが犯人として捕まり20年の歳月が過ぎた。
そして現在。ビルから男が転落死する。ボスに呼ばれたリリーたちは疑問に思うが、
男は性犯罪者で縛られた状態で突き落とされたことがわかる。ポケットに犯行声明があり、
自分の息子クレイ殺害の実際の犯人を見つけるまで、同じように毎日ひとりずつ、
犯罪者を殺すと言う。リリーたちは再捜査を開始することに。クレイの身辺を探ると、
タラが事件当日、郵便局員のグラボウスキー(ボブ・ラスク/トム・マクレイスター)が
日曜なのにいたと言う証言を得て、グラボウスキーに会いに行くのだが…。

いつものコールドケースの掘り出しに比べて、ミッチの悲壮感とその行動から、
リリーたちがこのケースを再捜査するまでの過程は、このごろのエピの中では、
一番自然でよかった(どう考えても捜査せざるを得ない状況だから)だったと思うのだが、
惜しむらくはちょっと詰めが甘い感じがしてしまったところ。スケアクロウと名乗った、
デイモン(コルトン・パーソンズ/ショーン・ウェールン)が渡したナイフと、
自転車を隠したことの説明が不足だったのと、ベビーシッターだった女の子の彼氏、
アダム(ニック・バラード/ロバート・ファリアー)が、泣いてるクレイの横で、
血のついた下着を洗っていたことについても、やや放置されたままだったように思う。
あれは本当にガラスを踏んで怪我したってことでいいんですかね? わかりにくかった。

被害者の男の子、クレイがかわいそうなのはもちろんなのだけれども、
今回は誤認逮捕された父親のミッチも気の毒で仕方がなかった。
愛する子供を失っただけでも、ものすごくつらく苦しかっただろうと思うのに、
犯人だと思われ逮捕され、そして妻からも犯人だと思われてずっとすごしてきた。
そして実際の犯人は隣人のクリフ(ディラン・カスマン/ケイル・ブラウン)で、
一瞬にして彼は、すべてを失ってしまった。

もしタラが写真を見つけたとき、この写真はなんなのと一言ミッチに言っていれば、
それが犯人の容疑者を狭めるための大きな手がかりとなっていたかもしれないのに。
少なくともタラがミッチのことを信じていてくれさえすれば、たとえ逮捕されていても、
出てきたミッチがこんなことをするほど荒むことはなかったのではないだろうか。
確かにご近所の子供の寝てる写真を持ってるなんて、変だとは思っただろうけど、
裸だったわけでもないし、そこまで一気に結論に飛びつくほどの証拠じゃなかったのに、
どうしてミッチが犯人だと決め付けてしまったのだろうか。クレイの死を別にすれば、
これが今回の事件の中で、一番の悲劇だったように思う。

オープニング曲:Bizarre Love Triangle / New Order
エンディング曲:Never Surrender / Corey Hart
  

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コールドケース4 第18話 宝くじ

Cold Case 4 #18 A Dollar, A Dream

1999年。シングルマザーのマーリーン(ポーラ・マルコムソン)が泊まる場所もないまま、
ふたりの娘、ナタリー(チャニング・ニコルズ/メリンダ・ダール)とその妹、
アビー(ダーシー・ローズ・バーンズ/ジェニファー・ローレンス)と暮らしていた。
だが、マーリーンはひとり、運転していたステーションワゴンごと池に沈んで亡くなる。
現在、公園の池から車とマーリーンの遺体が見つかり、リリーたちは再捜査を開始する。
里親に引き取られた姉のナタリーはマーリーンが自殺したのだと思い込んでいた。
だが、シェルターでベッドをめぐって争ったヴィータ(グロリア・ガラユア)を
思い出す。ヴィータに話を聞くと、マーリーンには根性があったという。当時働いていた、
スーパーのオーナーのアニル(フラン・タヒル)と口論していたと言うのだ…。

日本だったら、いくら家族が亡くなったからといっても、突然普通の家の奥さんや子供が、
ホームレスになったりはしないだろうと思うのだが、アメリカではそれがありうる。
それでも子供たちのことを思って、必死で生き抜いていこうとしていたマーリーンが、
同じような状況であったホッパー(ホームズ・オズボーン)に殺されてしまうと言う、
なんだか振り上げたこぶしのやりどころのないような事件だった。

夢を買うはずの宝くじ。だがその夢のもたらしたものは、怒りと死。
ホッパーにとって、宝くじが当たることは、もう一度子供に会ったり、
奥さんを連れ戻すことと同じくらいに、現実だったのだろう。
つらい毎日を過ごす中、そうやって希望を追い求めるのは自然なことだ。
そうでもなければ、とても毎日を過ごしていけない。
ホッパーを責めるのは簡単だけれど、彼の胸中を思うと、それもできなかった。

そしてあまりいい里親に引き取られなかったナタリー。
最後の最後にした約束を(死んでしまったために)守らなかったマーリーンに、
ずっと腹を立てていた。こんな生活をせざるを得なかったことを怒っていたナタリー。
でも、25ドルの宝くじが、その絶望すら、わずかな希望に変えてくれたと言うのに、
それを母親が裏切ったのだと、ひどく傷ついていた。母親が最後の最後まで、
娘たちのことを思っていたのだと知って、少しは心が救われただろうか。
アビーとやっと抱き合えて、本当によかったと思う。

一方、心配していたジェフリーズの事件。
いつもは穏やかな情熱を秘めているジェフリーズだけに、いざ怒りに火がついたら、
止まらないのではないかと心配していたのだが、どうにか踏みとどまってくれてよかった。
ボスがジェフリーズを刑務所にBGMの中連れて行く姿なんて、見たくなかったもの。

さて。CCもあともう少し。気がつけばあと少しで今年も終わりですね。恐ろしい~。
今「ザ・シールド」の連続放送を見て、すっかりはまっているのですが、
リリーのジョセフもでしたが、何よりヴァレンズ役の(ダニー・ピノ)の熱演に脱帽。
ヴァレンズの役は普通の役なので、特にどうと思ったことは今までなかったけど、
いい役者さんなんですね。狂気の混じったアルマディーロ役は、なかなかすごいです。

オープニング曲:Home / Sheryl Crow
エンディング曲:Angel / Sarah McLachlan
途中、「ロズウェル」のテーマ曲も流れてましたね。
Here with Me / Dido
    

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コールドケース4 第17話 ダンサー

Cold Case 4 #17 Shuffle, Ball Change

1984年。スーパーのオーナーの次男のモーリス(ネイサン・ハリデイ)は、
ダンサーを目指す中学生。兄のグラント(グレッグ・フィンレイ/ドン・スウェイジ)が
レスリングの有望選手なのを誇りに思っていた父のパット(クリス・マルキー)は、
将来を考えろとモーリスにいうのだが、モーリスはダンサーになりたいと言うことを、
言えずにいた。そんな折、行方不明になったモーリスだが、現在になり白骨が発見され、
折れた骨などから殺人事件とわかり、リリーたちは再捜査を開始することに。
パットに話を聞くと、モーリスは事件の前に殴られたあざがあったというのだが…。

今回の事件はただ切なかった。
兄も弟も、ただひたすらに父親にほめられたかったと言う点で共通していて、
逆上的な犯行に、一時的な怒りは感じこそすれ、悪意は感じられなかった。
モーリスのほうがグラントより、心が強かったために起こってしまった事件だったが、
お父さんのパットがふたりとも愛していたのは確かで、それがうまく伝わらず、
その自信のなさが事件を導いてしまったのかと思うと、パットの心の傷も、
かなり大きなものとなるだろう。

グラントが父親に愛されているのは、自分がレスリングの選手だからじゃなくて、
子供だから無償に愛されているのだと理解していたら、こうはならなかったかもしれない。
それでもまだ高校生だったことを思えば、そんなに深くまで理解できなくても、
それは仕方なかったのかもしれない。実際にモーリスがグラントの言葉を聞いて、
お父さんが自分を誇りに思っているようだったという事実に目を輝かせたのも同じだ。
子供はいつだって親に愛されたい。その無垢な欲求がこんなことになってしまうなんて。

同じ時期にヒットした「フラッシュダンス」とかのことを思い出した。
ダンスなんて男らしくないというスタンスでグラントたちは見ていたようだが、
肉体的にはスポーツと同じかそれ以上にきついものだし、ダンサーたちの
上を求める強い気持ちも、エゴでは片付けられないくらい激しい情熱を持ったものだ。
それでいて、才あるものは才あるものを愛するのもやはり同じで、
スクールのコーチだったリロイ(Obba Babatunde)が正式な生徒でもないのに、
スーパーでモーリスにレッスンをつけたのも印象的だった。

そして今回のケースとは別件で注目すべきだったのは、ジェフリーズの奥さんの事件。
次回もこの件を引きずるようだし、ジェフリーズが暴走してしまわないといいのだが。
いつもは穏やかで優しい彼だけに、爆発したときのことが心配だ。

楽曲リストはこちらです ⇒ コールドケース S4-17「ダンサー Shuffle, Ball Change」楽曲について

オープニング曲:Heat of The Moment / Asia
エンディング曲:I Want to Know What Love Is / Foreigner
  

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コールドケース4 第16話 ベビーベッド

Cold Case 4 #16 The Good-Bye Room

1964年。未婚で身ごもってしまったヒラリー(ジョアンナ・ブラディ)は修道院に預けられる。
ヒラリーは両親に誰にも見られないようにするから家にいたいと頼むのだが、
両親はそのままヒラリーを残して去ってしまう。やがて子供を生んだあとで、
ヒラリーは殺されてしまう。現在。ヒラリーの娘バーバラ(ジリアン・ボイド)が、
警察を尋ねてくる。彼女は母が亡くなったあと、初めて自分が養女だったと知り、
実の母が自分を産んですぐに殺されたと知り、犯人を捜してほしいと頼む。
その依頼を受け、リリーたちは再捜査を開始するのだが…。

この時代に未婚の母はスキャンダルだったと言っていたが、この人たちが、
今の日本を見たら、ひっくり返ってしまいそうですね。デキ婚が今では、
結構普通のこととなってるし、むしろわざとって言う人も多いし…。
わたしは中絶に関して、賛成というわけではないけれど、女性の権利として、
選ぶ自由はあるべきだと思っているので、これはつらいだろうなと思う。
もちろん原因があって、結果が出てきているので、本人たちの軽率な行動に、
一番責はあると思う。とはいえ、こういう形で悲劇が引き起こされるのは、
ちょっと微妙かなぁ…。

しかもそれが、本当に赤ちゃんたちのためになっているならともかく、
お金で売られているというのが、現実のやりきれなさを示していて、
せめて子供のためになると思って、心を支えていたはずの少女たちが、
それを知ってしまったら、ヒラリーのように暴走してしまうのは、
仕方ないだろうなと思う。結局のところ、この施設に預けられた少女たちは、
誰一人、自分の味方になってくれる人がいない状況におかれている。
もしたった一人でも、心から親身になってくれる人がいたならば、
違う道が開けていたのではないかなと思うと、なんともやりきれない。

正直なことを言うと、わたしは殺されたヒラリーよりも、
手を下してしまったカレン(サンディ・マーティン/ミシェル・ペイジ)のほうが、
気の毒に見えてしまった。人生、生きていてこそなのは確かだが、
子供を手放す前に現実を見て、強く心を持って現実と闘おうと、
そういう決断をする機会が与えられたのはヒラリーだけだった。
そしてもう手遅れになってから、その現実を突きつけられた挙句、
唯一心を通わせられる存在だった友を、手にかけてしまったカレンの、
その苦悩を思うと、悲しくて仕方がない。

ヒラリーのサンシャインを、自分の赤ちゃんのベッドに
おかずにはいられなかったカレン。ほんの一瞬であっても、
自分の赤ちゃんではなくても、そうであると思いたかったカレン。
でも、やっぱり自分の子供ではないとダメなんだと知ったカレン。
そして大切な人まで失ってしまったカレン。どれほどつらかっただろうか。

今の何もかもありという世界で失ってしまったものは大きいけれど、
それでも、こんな悲劇が起きなくてもよくなったのは幸せだと思う。
いろいろと考えさせられるエピでした。

オープニング曲: Baby Love / The Supremes
エンディング曲: You Are My Sunshine / Carly Simon
カーリー・サイモンのカバー版は見つけられませんでした。すみません。

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