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ミディアム2 第22話 夢のあと

Medium2 #22 Twice Upon a Time
originally updated on Sep.19, 2007


アリソンは夢の中で死んだおばあちゃんに会う。初めは少し面食らっていたアリソンだが、
それが何年も前、実際に遊びにきていたときだと気が付く。そのときに腕にやけどを負った話を
すると、おばあちゃんはアリソンに早く帰るように言う。目覚めたアリソンの腕からは、
やけどの痕が消えており、捜査中の殺人事件で、遺体の見つからなかった被害者本人が、
法廷に現れ、アリソンは首になり、デヴァロスは辞任することに。だがもう一度夢から覚めると、
アリソンはジョン・ダナム(デビッド・ジェイムス・エリオット)と結婚しており、
弁護士としてワットの事務所でキャリアを築いていた…。

こちらもやや夢オチ気味? こうして続けざまに見ると、ちょっと物足りない。
でもWATと違って、こちらは爽やかなエンディングだったので、嫌な感じはしなかった。
シーズンファイナルなのに、前回のようなクリフハンガーもなしだったから、
かなりすっきりとして終わったし。実はそのほんのちょっと前に、FOXで始まった、
「ミディアム」のS1のパイロット、「予知夢」を見ていたのだが…。

アリソン、細っ! 髪の色も違うし、なんだか同じ顔をした別の人みたいだった。
子供たちもまだ小さくて、アリエルも今ではすっかりお姉ちゃんだが、
この頃はまだ、子供子供していたのだなぁと、こうして今もう一度みると軽い感動が。
…とS1のレビューはまたそのうち、改めてきちんとするとして。

ジョー以外の人と結婚したアリソン。なんだかかなり違和感がありました。
そもそもこのダナムってひと、なんか感じ悪いし! アリソンも結構無理していて、
なんだかあんまりアリソンらしさが感じられなかった。なんていうんだろうか、
本来のアリソンでいられない、不自然さみたいなものが感じられた。
夫婦に限らず、恋人でも家族でも、お互いにお互いのことを思いやる、
相手を気遣う気持ちと言うのが大切だと思うのだが、ジョン・ダナムについて言えば、
そういう感情を持ってない人みたいに見えた。「自分」が常に一番大切で、
周りの人にも「自分」を優先することを、当然のように求めている感じがした。

こういう人、わたしも実生活で知ってるけど、こういう人と一緒にいると息苦しくて、
人はリラックスして素のままの自分でいられなくなってしまうんですよね。
それでも自分は幸せなんだと言い聞かせながら、だましだまし進んでは見るけれど、
それにも限界があって、いずれ折れてしまうときがくる。自分の中で抑えている疑問が、
表に噴出してしまったとき、それまで我慢してきたぶん、止められなくなってしまうから。
夢の中ですらアリソンは、ジョーに出会った瞬間に、自分を囲っていた檻が、
ガラガラと崩れてしまった印象だった。そして惹かれる気持ちをどうしようもなくて。

こうしてパラレルワールドのように、別の人といるアリソンを見て思ったのが、
アリソンがアリソンである所以、ある意味呪われてるともいえる、その能力を、
彼女が受け容れられるようになったのは、ジョーのお陰だったのだなと言うこと。
いつでも彼女を気遣い、信じ、支えてきてくれたのはジョー。やっぱり彼は素敵だ。
ていうか、本当にこんなにいい男の人って、この世にいるんだろうか…。

事件については、どうにか未然に回避できたけど、相変わらずワット弁護士は、
汚いことをやるのがお得意だなぁ。彼には弁護士としての倫理観とか、
そういうものがないのかな? とりあえずはダナムは悪夢の中のみで、
ワットもやっつけてと大団円なシーズンファイナルでした。
唯一気になるのは、サードシーズンの放送は??
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tag : ミディアム

ミディアム2 第21話 死の天使

Medium2 #21 Death Takes a Policy
originally updated on Sep.12, 2007


アリソンは教会にジョーや子供たちと一緒に出かける夢を見る。子供が騒ぐと困るので、
後ろの席に座ろうと言うが、ジョーは聞き入れない。何の催しかわからずに周りを見回す
アリソンだが、やがてそれが葬儀だとわかる。そしてスーツの男に、死者の顔を見てみるよう、
言われて棺の中を見ると、そこに横たわっているのはアリソン自身だった。翌朝アリソンは、
行方不明になったと言うバニスターという医者の事件を扱うことに。最初は失踪かと思われたが、
モーテルで風呂場で足を滑らせて死んでいる彼の遺体が見つかり…。

アリソンみたいな能力を持つ人が、自分の葬儀の夢を見てしまったら、大げさではなく、
そのときはもうすぐなのかと、思ってしまうのは仕方がない話。ジョーは軽い口調で、
ジョークのようにあしらっていたけれど、アリソンにとっては、冗談事ではすまない話。
そのすぐ翌日に、ダンプと危ういところで衝突事故なんて起こしたものだから、
その予感(というより確信)は強まるばかり。例え車の運転をしなかったとしても、
死ぬときは死ぬのだが、少しでもリスクは軽くしたいと思うのは人間の道理。

…これは因果応報と言っていいんでしょうね。
このボブ・シャーマン(ケルシー・グラマー)という男、芯からのビジネスマンだが、
命を餌にしたビジネスとは、やはり胸をむかつかせる何かがある。これが本当に、
善意から成り立っているビジネスで、そこに工作をしていないのなら、
いい話だろうと思うのだが、生きることに必死ですがろうとしている人たちを、
こんな形で裏切るのは、人道にもとる行為だ。それだけでは飽き足らず、
パートナーまで手にかけるとは。

そしてそのパートナーを手にかけたのと、同じ方法で自分自身も命を落とすとは、
まさに運命の皮肉。あの足もとにころんと落とされた石けんは、ボブ・シャーマンには
見えないけれど、バニスター医師のゴーストがやったことだろう。そしてこれまでに、
不当に命を奪われた、患者たちのゴーストも手を貸したかも。こんなことを
言うのは不謹慎かもしれないけれど、それでもボブが滑ったその姿を見たとき、
ついほっとしてしまった。もうこれ以上、彼の毒牙にかかる人がいなくてすむから。

しかし、こういったことの先進国であるはずのアメリカで、日本で言うところの、
リビング・ニーズみたいな制度は、保険でないんですかね? 個人の肩代わりではなく、
会社として、死亡保険金を余命を宣告された時点で、先にもらえるような制度は。
日本では、和歌山カレー事件があってからこっち、保険金受取人については、
かなり厳しい規制が引かれるようになったので、こういうビジネスは成り立たないと
思うのですが、それを別にしても…結構危険のあるビジネスですよね。
その辺はどうなのかしら…。

昨日、そこまでひどい雨でもなかったくせに、ところどころ映像が乱れて、
電波の受信が途切れたりしたせいで、保存版としては使えなくなっちゃった。
集中再放送をするとしても、きっとまた吹替版だけなんだろうなぁ…。どうしよう。
そして来週はついにS2の最終回。今回のクリフハンガーは?

tag : ミディアム

ミディアム2 第20話 暗闇の向こう

Medium2 #20 The Darkness Is Light Enough
originally updated on Sep.5, 2007


アリソンはベッドに横たわって、猫が通り過ぎてゆく気配を感じて目覚める夢を見る。
特になんと言うこともないのに、気味が悪く感じるアリソン。そしてまた寝入った後も、
人の気配を感じる夢を見て、何度も目が覚め、最後は誰かにキスをされる夢を見た。
その後、それが盲目の女性、キャスリン・ウォルシュ(モリー・リングウォルド)とわかる。
警察でキャスリンを見かけたアリソンは、力になれないかと申し出る。またデヴァロスに、
囚人の仮釈放審議会で、囚人の嘘を見抜くよう協力するが、そこに現れた一人の男、
サム・エルキン(エドアルド・バレリーニ)は無実であると直感する…。

うっひゃ~…。この前の「コールドケース」に出てきたミーガン・フォローズに引き続き、
青春スターだったモリー・リングウォルドの登場にびっくり。しかもモリーはミーガンよりも、
おばさんっぽくなっちゃってて…。「ブレックファスト・クラブ」とか「プリティ・イン・ピンク」
結構好きだったので、軽くショックでした。いえ、役としては申し分なかったけども。

気分を取り直して。
目が見えないって、それだけで恐怖感をあおりますよね。わたしは目は見えるのですが、
レーシック手術を受ける前まではものすご~く目が悪くて(両目とも0.05くらい)、
眼鏡やコンタクトをはずした状態では、大体10センチくらいの距離に近づかないと、
ほとんど何も見えない(何かがあるなということだけわかるレベル)ような状態だったので、
視力矯正なしでは、とてもじゃないけど怖くて外になんて出られませんでした。なので、
まったく見えないキャスリンは、その何十倍、何百倍も怖かっただろうと思います。

ましてや、一番安全であるはずの自宅で、誰かが侵入しているような気配を感じるとは、
心が休まるときがないはず。通報を受けた警官にしてみれば、目も見えないのに、
何がわかるというのだという感覚だったのかもしれないけれど、目が見えない分、
普通の人よりも気配を感じる能力は、格段に鋭敏になっているはず。最初からきちんと、
キャスリンに取り合ってあげてほしかった。文句をたれながらでも、対応をしてくれた
スキャンロンや、親身になってくれたアリソンに対して、キャスリンが抱いた感謝の念は、
かなり大きかったと思う。どうにか無事に彼女が助かって、本当によかった。

無実の罪で収監されていたサムだが、どれだけ真剣に訴えても、訴えれば訴えるだけ、
心証が悪くなると知り、絶望したのではないだろうか。しかも自分が心から愛していた
恋人を殺したという罪。いまさら無実が判明したところで、彼女が帰ってくるわけでもなく、
だったら刑務所に入ったって変わりはしない…。彼のそんなむなしさを感じました。
たまたまそこでアリソンに出会えたのは、本当に運のいいことだったと思う。もしかして、
キャスリンとサムに、素敵な未来が待っているかも…と思わせる温かいエンディングでした。
(最初にサムが登場したとき、「24」の悪い人の役だったので、怪しいと思ってしまった。
サムはいい人だった。サムの人、ごめんなさい!)

そして馬車馬のように働くジョー。昇進おめでとうございます♪
それにしてもアリソンとジョーは仲がいいなぁ。とても3人の子供がいるとは思えない、
新婚家庭のようだ。でもこれでジョーの忙しさも、少しは一段楽するかな?
しかし、あっという間に今シーズンもあと2エピソード。早いものですね~。

tag : ミディアム

ミディアム2 第19話 過去との決別

Medium2 #19 Knowing Her
originally updated on Aug.29, 2007


アリソンは結婚式を控えて、緊張のためかトイレに隠れてドラッグをやっている男の
夢を見る。その男が振り返ると、スキャンロンだった。ごみ収集箱に捨てられていた、
3人の目をくりぬかれ、裸にむかれた女性の遺体が見つかり、麻薬の運び屋であると
考えられた。だが捜査を進めていくと、そのうちのひとりは捜査員だったことがわかる。
アリソンはその翌日、今度はスキャンロンが女性に目をえぐられる夢を見るが…。

スキャンロンに思いがけない過去が!
スキャンロンは妙齢のはずなのに、恋愛をしている様子がないと書いたのは先週だったが、
今週はスキャンロンの昔の恋人がご登場。しかも結婚をしようとしたこともあったとは。
彼はいくつくらいだろう。30代半ばくらいかな? そう思えば、そういう女性の一人や二人、
今までにいてもおかしくはないんだけど、唐突だったのでへーと思ってしまった。
しかも知らなかったとは言えど、麻薬組織の娘だったとは。そのときの苦い記憶のせいで、
次の恋に踏み切れなかったのかな? でもそんなスキャンロンにも恋の予感。
相手の役職を考えると、前途多難な気がしなくもないけど、がんばってほしい。

今まで、アリソンの知り合いが夢に出てくることって、そうそう多くはなくて、
あってもすぐに殺されてしまうような夢が多かったけど、今回の夢はちょっと違っていた。
知らない人の夢を夜な夜な見るのもつらいとは思うけど、知ってる人の夢となると、
やっぱり心配になりますよね。最終的にスキャンロン自身に怪我はなかったけれど、
エレーナ(ローレン・ヴェレズ)を救うことはできなかった。それでもスキャンロンに
かぶせられるであろう冤罪を防げたということで、まだよかったのだろうか。

それにしても、捜査員が犯罪側にからんでくるとなると、よほどうまく立ち回らないと、
犯罪者側は圧倒的な不利に置かれてしまうわけで。今回のように何か犯罪が起きても、
捜査員が「麻薬組織の娘がやった」と言うのと、麻薬組織の娘が「捜査員がやった」と言うのと、
聞いた人はどちらを信じますかと言われれば、みんな捜査員を信じちゃうだろうし…。
今回もスキャンロンがエレーナをよく知っていたから、彼女を信じたけれど、
そうでなければ、本当に破滅の道だ。被疑者死亡では、どのように処理されたことだろうか。
エレーナが憐れでならない。

先週、子供たちに能力のことを話したせいか、アリエルの学校での出来事も、
うまく運べたのではないかと思う。先生だって人間だから、好き嫌いがあるのはわかるが、
それで成績の判断をしてはいけないですよね。そういう姿をアリエルが見てしまったのは、
残念だったと思うが、そこで流されるのではなく、自分が正しいと思うことを、
きちんと貫くことができたのがよかったなと思う。テレンス少年(コリン・ガスリー)は、
口下手でちょっと偏屈なんでしょうね。これをきっかけに、クラスでも打ち解けられたら、
彼の人生も変わっていくのではないだろうか。最後は心温まるものでした。

tag : ミディアム

ミディアム2 第18話 シグナル

Medium2 #18 S.O.S.
originally updated on Aug.22, 2007


アリソンは大学生くらいの女性が、岩山にかかれた落書きを直している途中で、岩山から
転落する夢を見る。彼女の怪我を心配したアリソンは、公園管理人に電話をするが、
相手にしてもらえず、スキャンロンに捜索を頼むが、結局見つからない。気がかりになり、
家族で公園を訪れたアリソンたちだが、ジョーがレイプされて殺害されたその女性の
遺体を発見する。その後、アリソンは幹線道路で立ち往生する女性の夢を見るが…。

不安になった女性の発するシグナルを感じ取る能力…アリソンとはちょっと違いますよね。
この男、これまで何人の女性を手にかけてきたんだろうか。それとも最近身についた能力?
テレビを見て、アリソンに宣戦布告をするなんて、いい度胸をしている。それでも自分の危機は
予知することができない辺り、そこまで能力は高くないんだろうなと思うけど。しかし、
彼にしてみれば願ってもない状況なのだろうが、逃げ場所も助けを求める相手もいない場所で、
孤独と恐怖にまみれて死んでいった女性たちのことを思うと、憎んでも憎みきれない。
やはり自分が女性であるせいか、こういう犯罪は冷静に観ることができません。

女性であるというだけで、不条理にこういう被害に遭うことがあるというのは、
納得は行かないけれど事実だ。一人目の大学生は、感心しないことをやってはいるけれど、
殺されるようなことはしていない。二人目の女性にしても、長距離のドライブをするのに、
ガソリンの量も確認しないで出かけるとは、迂闊だとは思うが、殺されるようなことではない。
ぎりぎりアリソンの救援が間に合った三人目のテイラー(タニア・レイモンド)については、
家にいただけで、何も悪いことをしていないのだ。それでもこういうことは起こりうる。
気をつけていても、どうしようもないこともある。そんなことを言っても仕方ないのは、
わかっているけれど、それでも腹の立つ話だ。

ところでスキャンロンも、ジョーと同じくらい結構な被害にあっていますよね。
ジョーは一緒に寝てるから、いちいちアリソンと一緒に起きちゃうのは当たり前だけど、
スキャンロンも今回は、アリソンからたびたび電話を受けては起こされていて、
ジョーと同じような言い訳(?)をしているのがおかしかった。スキャンロンは妙齢のはずだが、
このドラマではアリエルくらいしか恋愛してる様子がない(アリソンとジョーは夫婦だから別)。
たぶんいらないごたごたがないのが、このドラマがおもしろい理由かもしれないけど。

ブリジットにはアリソンのお仕事が今ひとつよくわかっていないらしい。夢を見て推測する人。
長い名前の職業だ。自分が大人になって子供ができたときに、おばあちゃんは死体と
よく一緒にいるのなんて言いたくないなんて、かわいい感想だ。警官が家にあふれていることに、
不安になるブリジットに、一緒に寝るかと言って上げるアリエルも、いつもは喧嘩してても、
こういうときにはやさしいお姉ちゃんで、観ててほほえましい。今まできちんとした形では、
能力のことを話していなかったアリソンが、初めて娘たちに話をしたのも印象的でした。

tag : ミディアム

ミディアム2 第17話 生まれ変わったら…

Medium2 #17 Lucky in Love
originally updated on Aug.15, 2007


アリソンの弟、マイケルが銀行で、銀行強盗の一味となって働いている夢をアリソンは見る。
目が覚めて心配になったアリソンは、マイケルに電話をして、連絡をするように留守電に、
メッセージを残すことに。マイケルはバーで出会った女性リア(レイチェル・マイナー)と
いい雰囲気になり、翌日デートをすることに。ところがリアは、別れた彼の元に残した、
自分の荷物を取ってきてほしいとマイケルに頼む。仕方なくマイケルは、ホテルの部屋に、
そっと忍び込むのだが…。

久々にアリソンの弟、マイケルの登場。
本人にそんなつもりはないのだろうけど、色々とおねえちゃんに心配をかける弟くんだ。
本人が能力を信じていないというせいもあるのだろうが、どうやらマイケルのほうが、
ゴーストに対する感知力が薄いようだ。最初にリアに出会ったのがアリソンだったなら、
ここまでの危険を冒さずに、犯人グループを捕まえることができたのだろうが、
マイケルは危ないところだった。どうにか無事で、本当によかったと思う。

今回ご登場のリアについては、元は銀行強盗の共犯者なので、半分加害者になるのだが、
それでもかわいそうな女性であるように思えた。マイケルとの会話を見ていても、
リアはいわゆる悪い女性にはまったく見えなかった。結局のところ、悪い男に引きずられて、
犯罪の世界に足を踏み入れることになり、そして最後には、裏切られた挙句に、
命まで奪われることになってしまった。もし本当に違う状況でマイケルと出会っていたら…。
リアにとっても、マイケルにとっても、違う人生が待っていたかもしれないのに。

強盗の男にとっては、リアはただの道具のひとつにしか過ぎなかったのかもしれないが、
用が済んだら、銃で殺して、手足を落として、首まで切り落とし、道端に捨てるなんて、
そんなひどいことを平気でするなんて、もはや人間とは思えない。リアがショックのあまり、
死んだときの記憶を失くしてしまったのも、無理のないことのように思えた。
彼女がアリソンの助けを借りて、自分が死んだときの状況を思い出していくにつれて、
恐怖で震えだすのを見て気の毒で仕方なかった。そんなひどい殺され方をするべき人間なんて、
この世にはいないのだ。それでも彼女は、最後にアリソンとマイケルに出会えたことで、
ほんの少しでも救われただろうか。そうであってくれればいいと心から思う。

今回はデュボアファミリーの出番が少なかったような気がする。ジョーもおまけ程度で、
ましてや子供たちは、顔見世程度でしかなかった。それでも文句を言いながらもアリエルは、
ちゃんと妹たちの面倒を見ていて、ほほえましい姉妹だなと思う。マイケルとアリソンも、
今回のことで能力への理解を深めたマイケルは、アリソンともう少し近くなるだろうか。
アリソンのジョーのように、マイケルにも大切な相手が早く現れるといいですね。

tag : ミディアム

ミディアム2 第16話 不思議の国

Medium2 #16 Allison Wonderland
originally updated on Aug.8, 2007


アリソンは映画俳優がビルの屋上から吊るされて、「実験」と称して突き落とされる夢を見る。
翌日、検事の知人、ジェシカ・ディレイニー(レベッカ・ゲイハート)から兄を探してほしいと、
依頼を受けたアリソンは、夢で墜落死した男性がジェシカの兄のことだったことを知る。
ジェシカの兄(デイビッド・キャラディーン)は白昼もたびたびアリソンの前に現れては、
暗号を解くようにアリソンへと告げるが…。

ある意味、非常に純粋だったために利用されて、殺害されてしまったジェシカの兄。
しかもあんな殺害の仕方。そりゃあ浮かばれなくて、アリソンに助けを求めたくも
なろうというものだ。まして身内が犯人となれば、恨みというだけの話ではなくて、
妹が同じような危ない目に遭う前に、どうにか引き離さなければならないし…。
ジェシカは冷たいことを言うと、普通の人にしてはちょっと能天気なほど鈍いように思う。
5万ドルが400万ドルにって、常識では考えられないような金額の増え方なのに。
ただ、大切な兄をまず失い、それを殺害したのが信頼していた夫だとわかり、
最終的には夫まで失うことになるなんて、気の毒だとは思うけど。

今までアリソンの見てきた夢は、アリソンが本人の姿に成り代わることはあっても、
別な人間(有名人とは言え)がその役を演じるという設定はなかったように思うので、
ちょっと不思議な感じがした。そこに出てきた悪役が、残された親族のジェシカと、
一緒にやってきた夫デイビッド(フレデリック・レイン)と知ったときの衝撃は、
かなりのものだったのだろう。アリソンがその場で文字通り言葉を失くして、
立ち尽くしてデイビッドを凝視している姿は、静かな迫力があった。夢の状況が、
かなり悪質だったから、余計だったのだろう。

ジェシカのお兄さんが、ジェシカにとってはつらい現実との対面とはなるけれど、
デヴァロスやスキャンロンの力も借りて、真相を明らかにした後で、
エレベーターに乗るアリソンと話したときの表情が、すがすがしいものになっていて、
日本的に言うところの、成仏できそうな様子で、ちょっと安心した。それを受けて、
アリソンも一仕事したなという顔をしていたのが印象的だった。死者に対して、
アリソンがしてあげられることといえば、その心残りを消化してあげることだし。
他におもしろいなと思ったのは、アリソンが最初に俳優が出てきたとジョーに告げた、
デイビッド・キャラディーンが実際にジェシカの兄役をやってるところかな。

ブリジットが死者からの口述筆記? 同じ本を何度も何度も読んでとせがむブリジー。
夢中な娘のために、同じ筆者の新しい本を探してあげようとするジョーだが、
筆者がすでに亡くなっていたため、ブリジットには新しい本はないと話す。だが、
ブリジットは4冊目の本があると主張し、パパのお仕事パソコンに、4冊目の
ダニエルブックを記録することに。冗談めかしながらも、死者から物語を聞いて、
ブリジットがお話を書いたということに、ある種の恐怖感を隠せないジョーだが、
アリソンは話の中にブリジットがあふれていると微笑んだ。死者との交信以外にも、
デュボア家の女の子たちは、才能があるみたいですね。

tag : ミディアム

ミディアム2 第15話 愛しい人

Medium2 #15 Sweet Child O' Mine
originally updated on Aug.1, 2007


アリソンは家族と一緒にブライアンという男の子が出てくる夢を見る。ブライアンとは、
15年前にアリソンが流産した息子のことだった。アリソンは彼のことが忘れられず、
毎年同じ時期になると、成長した息子の夢を見るのだった。気にしないように言うジョーに、
イライラしたアリソンは、コーヒーを買いにコーヒーショップに朝早く行くが、
そこで店長のクリスティン・モアハウス(スザンヌ・デイビス)が死んでいるのを発見する。
容疑者にはブライアンにそっくりのジェシー(ノエル・フィッシャー)がいて…。

デュボア家は女所帯と思ってたけど、最初にアリソンが授かったのは男の子だったんですね。
果たしてもし生きていたら、彼にもサイキック・パワーがあったのかはわからないけれど、
やはり母親というのは、流産してしまった子供のことを、いつまでも忘れないものなのか。
それにしても毎年この時期になると夢を見るということは、毎年ブライアンは少しずつ、
年齢相応に成長しているということで…、今回ジェシーの顔とそっくり同じだったのは、
偶然なのか、それともジェシーの行動がブライアンに影響を及ぼしていたのか。

邦題の「愛しい人」だと、子供というよりも異性というニュアンスが強く感じられるが、
原題の"Sweet Child of Mine"で、そのまま直球で内容を示していた通りに、
今回はさまざまな形での、母親の業がテーマになっていたように思う。アリソンの
失った子供、ブライアンへの想いもそうだし、顔がそっくりなことから思い入れる、
ジェシーへと図る便宜もそうだろう。ずっと大切に育ててきた子供を奪われまいと、
行動に出てしまったアンドリュース(ジーナ・ヘット)についてもそうだし、
一度は(当人は知らなかったとは言え)手放した子供に気付き、それまでの自分を、
省みることもせずに取り戻そうとするクリスティンもそうだ。そういう意味で言えば、
簡単に唾棄することのできない事件だったかなと思います。

デュボア家にわんこがやってきた。…ということで、「フルハウス」的展開を思ったのだが、
このドラマは「ミディアム」だった。ほろ苦くも温かいエンディングが用意されていた。
僕は犬が嫌いだとしきりにアリソンに話すジョーだが、本当は犬が大好きだった。
実際子供が3人もいたら、それ以外に犬の面倒まではなかなか手が回らないので、
今まで犬を飼うという選択肢がなかっただけなのかな? ダメだって言いながらも、
にこにこしているジョーがかわいかった。

それにしてもブリジット、いつの間にすっかりお姉ちゃんになって…。
アンガスの余命についても、わかってはいたけれど、お父さんが悲しむと思ったから、
秘密にしていたのなんて、泣かせるようなことを言う。それでもアリエルとのからみで、
いいようにアリエルにあしらわれている様は、やっぱり子供で、そこがまたかわいい。

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ミディアム2 第14話 鏡の中の男

Medium2 #14 A Changed Man
originally updated on July 25, 2007


アリソンはキッチンで家事をしている最中に倒れて、後頭部を床で強打する。その衝撃で、
気を失ったアリソンを心配する家族たち。ひどいこぶができていたために、心配したジョーは、
同僚のつてを使って、アリソンのMRI写真をとってもらうことに。不安がやまないアリソンは、
MRIを取りにきていた男性デイビッド・サンダース(リッチモンド・アークエット)と話し、
不安を和らげるために、彼がMRIを受けている様子を見学させてもらうことに。ところが、
デイビッドが夢で見ている映像がアリソンに流れ込んできて…。

今回は兄妹共演。パトリシアの兄リッチモンドが、アリソンを相手取る役でご出演。
でもこの兄妹、あんまり似てないですよね。だからそんなに違和感を感じずに観れたけど。
今回のエピは、今までのとはちょっと趣向が違っていたかも。今までの話は基本的に、
犯人は犯人だという自覚をきちんと持っていて、その上でアリソンと対決しているので、
隠すこと、もしくはごまかすことが犯人の主体となる。ところが今回のデイビッドは、
記憶を失っているために、その邪悪な意思が面と向かっているときには感じられない。

MRIをとっている最中に、夢うつつとなった状態のデイビッドから、昔の記憶の断片が、
アリソンに流れ込んでくることがなかったなら、一生見つからなかった犯罪かもしれない。
撃たれて脳に損傷を負ったことにより、彼は文字通り生まれ変わり、違う人間になった。
元娼婦のジェイド=現在のデイビッドの妻アンジェラ(ジェイミー・レイ・ニューマン)と、
築いてきた新しい生活のほうが、今のデイビッドにとっては現実となるわけで、
忘れてしまったからOKというわけではないのだが、少し気の毒に思えたのも事実だ。

よく性犯罪者は治ることがないというが、まだ人間にとっての未知の領域でもある脳の、
その嗜好が刻まれている部分が破壊されれば、治るのかもしれないと思ってしまった。
危険な思想なので、それを是とはしないが、こういうことって実際にあるのかもと思ったのだ。
砂漠は好きかというアリソンの問いかけに、一瞬もとのデイビッドが顔を出していたが、
記憶が戻ったわけではないようだった。これからあのふたりが、どのようにして、
破綻してしまった生活と関係を修復していくのか、心配になってしまった。

アリソンの能力は、脳の障害のひとつなのか? MRIにうつった血栓のせいかと、
「科学者」ジョーは喜び気味。妻の能力については疑いを抱いたことはないけれども、
やっぱり科学で説明がつくことのほうが好きというのは、なんだかジョーらしい。
でもブリジットには同じような影があったけど、アリエルにはないというので、
これまたがっかりするジョーがかわいかった。
そしてアンジェラ役のジェイミーは、スーパーナチュラル第4話「悪魔からの伝言」の中で、
CAのアマンダ役を演じた女優さんだ。きれいですよね。結構好みです。

tag : ミディアム

ミディアム2 第13話 母の想い

Medium2 #13 Raising Cain
originally updated on July 18, 2007


アリソンは教育番組の夢を見る。その中ではある高校生の少年がアウトサイダーとしており、
怒りに任せて彼は、銃を乱射するのだった。高校の名前を知ったアリソンは、スキャンロンに
協力を求め、その代わりに誘拐事件の捜査を手伝うことになる。いなくなったのは7歳の
タイラー(ネイサン・ウェスデル)。だがアリソンはその夜、タイラーがゴミ集積場に転がる
足のヴィジョンを見るが…。

つい数日前に「デッド・ゾーン」を観てて、悪魔信仰についてちょっと出てきてたのだが、
これも少しだけ関係してるかな。タイラーの母親マリリン(ケイティ・セルバーストーン)が、
なぜタイラーが悪魔のような子だと思ったのかの説明が、イマイチされきれていなくて、
その辺がちょっとわかりにくかったのが残念。アリソンが言っていたように、マリリンにも
夢での感応力があるというだけなのだろうか? そこに至るまでの過程に何があったのか、
そこが知りたかったかなぁ。だっていくらなんでも、マリリンの能力の説明がないのに、
たまたま悪い夢を見たから、子供を誘拐に見せかけて殺そうとするなんて、無茶すぎる。

病院で目覚めたタイラーが僕は悪い子だから、地獄に落ちるべきというようなことを言ったとき、
浦沢直樹「Monster」みたいとちょっと思ってしまった。自覚アリなのかと思ったが、
どうやらそれは、マリリンが言った言葉が聞こえてしまっていた様子。7歳にして、
そんなことを言われ、そうなんだと信じさせられて育ったら、おかしくなるのも無理はない。
アリソンが更生したタイラーの夢を観たときに、なんとなく結末は見えてしまったのだが、
その選択について、アリソンが思いつかなかったのが意外だった。

子供は育てられ方によって、よくも育つし、悪くも育つ。確かにごく当たり前のことなんだけど、
マリリンの選択はやはり悲しい。タイラーがきちんとした子に育つ鍵は、あなたにあるのだと、
そう告げられたマリリンの顔に浮かんだ表情は、救われたものに見えた。マリリンの心に
よぎった想いはなんだったのか? そのいい影響を及ぼす存在として、「生きている自分」は、
具体的に考えられなかったんですね。自分さえいなくなれば、タイラーは救われるのだと、
それがわかった彼女は、息子のためならと、ためらいなく自分の存在を無に返した…。
子供のためになら、何をも厭わないという強い母の想い。でもそれは、逆に言えば、
自分がそばにいたら、タイラーがいい子に育つことを信じて支えられないという風にも見えた。
そこに一抹の寂しさを感じずにはいられない。

ついにアリエルが念願の一人部屋を獲得。今まではアリエルに「支配」されてたブリジットが、
今度はマリーにおねえちゃん風を吹かせられるようになるのね。「フルハウス」でも、
ミシェルが大きくなってきて、同じようにDJがミシェルの部屋に移り、ステフとミシェルで、
部屋をシェアするようになったのを思い出す。子供たちはあっという間に大きくなるものだ。
姉妹のやり取りが本当にかわいいなぁ。

tag : ミディアム

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