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クローザー2 第15話 灰色の任務 (後編)

The Closer 2 #15 Serving the King: Part 2


特捜班のチームメンバーを復活させてもらったブレンダだが、何者かが監視をしているため、
別の誰かに捜査を依頼したほうがいいのではと、ブレンダはシュミットに忠告する。だが、
監視を気づかれないためには捜査を続けて、監視をしている人間をあぶり出したほうが、
捜査は進展するのではと言われ、ブレンダはマリクの母リタ(アン・ナハベディアン)に、
話を聞くためにマリクの家を訪れる。チームを配置してブレンダを監視する人間を見つける。
そこに現れたのはアブドゥル・アル・フラニ(エリ・ダンカー)という男だった…。

現実主義の王と理想主義の教会。
原題の"Serving the King"というのは、一体どういう意味なんだろうなと思っていたら、
後半のブレンダの台詞で謎が明かされた。欲が深くて権力をふるい、国民を都合よく利用する、
現実主義の王様と、規則を押し付け、信仰を強要する理想主義の教会。普段は傍観していても、
どちらに仕えるのかを決めなければならないときがある。どちらも一長一短ではあるが、
最終的に生きていくには、やっぱり王に仕えたほうがいいような気がしてしまうのは、
やはり民主主義の世界で育ったからだろうか?

レバノン出身だと偽っていたマリクの母、リタ。最初に見たときにずいぶん若いなと思ったら、
(役の上の設定では)35歳とのこと。自分と大して変わらない年齢で、高校生のお母さん。
すごいですよね。マリクの友人でもあるフルート奏者のアンジェラ(ジョイ・ローレン)。
彼女がリタは大うそつきで頭がおかしいというようなことを言っていたけれど、
結婚前に処女を失ったら親兄弟に殺されるなんて国で育ったら、仕方ないかなとも思う。
リタのしたことを擁護するわけじゃないけど、一概には責められないような気がするのだ。
やはり王国の国民と教会の市民とでは、どうしても分かり合えない部分があるのかも。

後編で前編に活躍できなかった面々のご活躍が拝めるかと思いきや、活躍していたのは、
タオだけでした。こんなに有能な彼を鑑識に戻しちゃうなんて、テイラーの人を見る能力も、
いい加減怪しいものだ。それにしても、前編の最後でアンドリューに迫っているのを観て、
いつごろチームは戻してもらえるかなと思っていたのだけど、本当にすぐでしたね。
そのあとすぐに、協力しないほうがいいんじゃないかしらとアンドリューに言うブレンダ。
これじゃあ、きみに前払いはしたくないと言われてもしょうがないかなぁ。でもさすが、
ちょっとずるはあったけど、裏切り者のあぶり出しから動機まで、まるっと全部解決。
テイラーだったら、ヒントをもらっても、一生かかっても無理だったかもしれない。

リチャードはともかくとして、これでエレイン(デブラ・ムーニー)は復帰できるのか?
酸いも甘いも知っているとは思うので、そう簡単ではないことを理解してるだろうけど。
しかしエレインが、最近の若い子のように、自分を三人称で呼んでいるのが気になったが、
それを(気に入ったのか?)プロちゃんが真似をして、「プロベンザもみたい」と言ったのが、
なんだか自分的にはツボでした。そして酔っ払っても40歳以上はデートに誘わないのに、
今回はしらふで最後にブレンダを連れ出したプロちゃん。いいとこどりだった。
そしてポープも、さりげない愛情を見せていて、なかなか素敵。そんな中でフリッツは…。
やっぱりよくわかってなかったのか。なんにしろ、今回も気持ちよく終わってGoodでした。
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tag : クローザー

クローザー2 第14話 灰色の任務 (前編)

The Closer 2 #14 Serving the King: Part 1


L.A.郊外の山中でアラブ系の青年マリク・ファラが殺された。現場には足跡が乱れ、
少なくとも3人以上がそこにいたと考えられた。また現場での銃弾や足跡の痕跡から、
どうやらマリクが本命の被害者ではないと思われる。フリンとガブリエルは、
テイラーにそう主張するが、ブレンダと違って部下の意見を聞き入れてはくれない。
一方、所内での銃撃事件の不始末で休職中のブレンダに、ポープから連絡が入る。
元CIA捜査官のアンドリュー・シュミット(ウィリアム・ダニエルズ)からの要請を受け、
マリク殺害犯の捕獲に協力すれば、もとの職に戻れるように取り計らうと言うのだが…。

あれから4ヶ月…。その一言でさらりと4ヶ月の時間を飛びましたか。
まさか署内での銃撃戦が不問なはずもないので(カメラに証拠もバッチリだし)、
そこは納得だったのですが、謹慎ではなくて、あくまでも休職なんですね。
しかもお給料も支払われてるんだって。そうなの? ワーカホリックのブレンダは、
仕事ができないことにイライラして、仔犬のようにフリッツにじゃれたり、
あたったりしてたけど、わたしだったら有給でそんなに休めるなら、
きっと大喜びだ。元気になりすぎちゃってるかも。

それにしても、初めてテイラーが捜査をしているところがまともに映ってたけど、
こんなにこの人の捜査って杜撰だったのか。ブレンダに敵愾心燃やしてるから、
もうちょっと有能なのかと思ってたけど、今までよくこれでやってこれたなぁ。
それともブレンダに忠誠を誓ってる部下の発言を聞くのが嫌なだけ?
よくわかんないけど、テイラーの子飼いの部下もなんか役に立たなさそうだし。
ほんの数日でマリク殺害犯を(死んではいたけど)押さえたブレンダだが、
テイラーとそのチームじゃ、そのまま迷宮入りでリリーのご登場なんてことに、
なりかねない気がする。関係ないが、テイラーのブレンダの物まねは、
ちっとも似てない上にかわいくなかった。プロちゃんのほうがうまかったね。

でも今回はよかった。もうプロちゃん、カッコいいったらよくないったら。
ズボンを下ろしてと言われて、ぎょっとしてるところもかわいかったし、
バズをドライバーに使って、お前に楽はさせんとか、銃を持つことに対する、
ちょっとした抵抗感とか、思わずにやにやさせられっぱなしでした。
"Okay, 007."
プロファンにとってはたまらんエピでしたね。「特別観覧席」と並ぶエピだ。
そしてフリンもいい味出してた。ブレンダの声が懐かしいだなんて、
かわいいことを言う。前編では出てきてない、タオやサンチェス、
そしてダニエルズも後編で活躍するのだろう、待ち遠しい。

ブレンダがCIAからもお呼びがかかっていたと言うのは、S1でも
すでに出てきた事実だったけど、こうして見てると、本当に彼女は、
とても有能な捜査官だなと実感する。知り合いも大物ばかりで、
その中でも物怖じしないところがいい。前編の最後、電話口での台詞は、
なんだかぐっときた。もうどうせ俺は引退だからと拗ねるプロちゃん、
でもブレンダはチームのみんなを心から大切に思ってるんだなとわかる。
まあ、こういうことをするから、君に前払いは危険だとか言われるんだろうけど。

さあ、後半は"What's it gonna be?"
これでS2も終わりかと思うと寂しいけど、早く続きが観たいです。

tag : クローザー

クローザー2 第13話 信頼が崩れる時

The Closer 2 #13 Overkill


所属していたマフィアを告発するための証人、マーティン・デルーカ(デイトン・キャリー)の妻と、
護衛に当たっていたFBI捜査官が車内で射殺される事件が起きた。被害者の遺族、
デルーカがFBIの証人となるため、FBIが事件を捜査すると主張するのだが、
ブレンダたちLAPDの面々も譲らない。ポープの協力も得て、デルーカを引き上げたLAPDは、
セーフハウスでFBI捜査官のティム・ヘクト(マイケル・オキーフ)を逮捕する。
当初流産したと思われていたデルーカの妻は、中絶をしたとわかったブレンダは、
事件を見る目を変えるのだが…。

ずーっと出てきてなかったにゃんこが前回に引き続き出てきた。でも子猫たちは?
ともあれ。このエピ観てて思ったのは、キティのほうがフリッツよりえらい?!
あんなに嫌がってた割には、すっかり猫たちも気に入っている様子のブレンダ。
心配して迷子チラシ(?)まで(フリッツに)作らせるとは、なかなか贅沢なものだ。

わたしはあまり、最近このドラマの予告を観ていなくて、タイトルだけはチェックしてたが、
まさかこんな話だとは思わなかった。最初は前回ぐだぐだになりかけた、
ブレンダとチームの信頼かと思っていたのだが、見始めたらキティのくだりがあって、
ありゃ、ブレンダとフリッツの信頼?と思ったら、犯人側の話だったのね。
思えば当たり前なんだけど、前回のことがあったので、勝手に思い込んでしまった。
しかし、密告なんかについて、信頼感が必要なのはわかるが、これはぐだぐだ。

デルーカとヘクトが最初のうちは接着剤でくっついてるみたいに見えるのに、
次から次へと明るみに出てくる真実の前に、糊がボロボロはがれていく様子が、
かなりリアルだった。それでも伊達にマフィアやってない(?)というか、
ヘクトよりもデルーカのほうがよほど演技がうまくて、ヘクトはそんなんだったから、
デルーカが奥さんの中絶を見破ってしまったんじゃないだろうか。
語られはしなかったけど、その赤ちゃんが誰の子だったのかが気になるところだが。

それにしても、ラストは銃撃戦になってしまい、殺してはダメだと言われたのに、
サンチェスが撃ってしまった。前々回、「背徳の正義」のときに引き続いて、
熱いハートのサンチェスが前に出てきた感じになっていたけれど、いつの間に彼は、
こういうキャラになったんだろう? 最初のうちは若いプロベンザみたいな、
肩の力が抜けたキャラだったのに。そしてわがプロちゃんは、今回危なかった。
あそこに銃を入れたのが問題にならないといいけれど。実際にブレンダが画策していた
映像とはまったく違うものがとれてしまって、映像に残ってしまった以上は、
これが問題になりそうでちょっと心配だったりする。

tag : クローザー

クローザー2 第12話 善行の果て

The Closer 2 #12 No Good Deed


住宅街で男子高校生、カール・ネルソン(アーロン・フォース)が射殺された。
4発もの銃弾を撃ち込まれたのだ。カールの背景を調べると、3年前の殺人事件の再審で、
カールが弁護側証人として、証言をする直前のことで、カールの証言のテープを見ると、
当時の被告、ジェラルド・カーティス(キール・オドネル)の見た目とは正反対の男が、
犯行を行うのを目撃したと言う証言で、本物の犯人がカーティスが自由になるのを恐れて、
カールの口をふさいだのかと思われた。ところがカールとカーティスの持ち物の中に、
共通の女性の写真が見つかり…。

ついにポープ元嫁、エステル(シャノン・オハーリー)登場!
ちょっと、並みじゃなく怖かったですね…。あの空気読めなさ具合は、B&Sノラと違い、
わかっててあえてやってるふうなのが始末に悪い。ブレンダの声が聞こえてないような
そんなふりをしてたけど、実際はよくわかってる。家庭を壊したにっくき女を、
どこまでも苦しめてやるって風情だった。とはいえ、ポープ家が壊れた理由って、
もうブレンダとかじゃなくて、その他もろもろとしか思えず…。確かにポープはまだ、
明らかにブレンダに気があるけど、恋愛なんて双方向でなきゃ意味のないものだしね。
でもエステルは自分のやりたいことはやり遂げたと見ていいだろう。おそろしや。

これが1年前なら大変なことになっただろうが、エステルもちょっと乗り込んでくるのが
遅すぎた。プロちゃんがたとえどんな理由で仕事を得たにせよ、彼女ほどデキるボスは
いないんだから文句言うなとオヤジを上げていたけど、本当にその通りだと思う。
ブレンダアレルギーの急先鋒だったフリンでさえ、「本当は何があったか知りたい」だけで、
もはやこのことで、ブレンダを陥れてやろうという気はまったくないのだ。
しかしテイラーは…これでどんな飴をポープにもらったのか、気になるところではあるな。

さて。事件については、なんだかちょっと気の毒だった。
結局高校生と言う、体は成長していても、まだきちんとした大人の判断ができないと言う、
その狭間に立つ子供たちを、いいように利用した大人の犯行。そこまで考えてなかった
ケンドル(ヒラリー・タック)には、重すぎる十字架が科せられてしまった。
偽証罪の重さを理解しきれてなかったのは、ケンドルの軽率さだとは思うけれど、
まさかそこからさらなる殺人依頼が出ているなんて思わなくても、それは仕方がない。
結果的に導かれた結論をみて泣き崩れるケンドル。恋に現を抜かした報いかもしれないが、
まだ高校生だったことを思えば、そう責めるのはあまりにかわいそうだ…。

もちろん一番の貧乏くじを引いてしまったのは、好きな女の子の歓心を買うために、
偽の証言を申し出て、ぼろが出るのを恐れて殺されてしまったカール本人だろう。
いいことをしようとしたのに、その報いがこれかと、父親は嘆き悲しんでいたけれど、
これが本物の証言であったのなら、こんなことにはならなかったろうに、まさに運命の皮肉。
最初に登場したときは無実のような顔をしていたカーティスが、ブレンダの尋問を受け、
悪魔の素顔をさらしたそのとき、恋の魔法は解けてしまった。つらい経験を重ねて、
人は大人になっていくものだけれど、その機会さえ奪われてしまったカールは、
あまりに報われない。

さて。ケンドル役のヒラリー・タック「コールドケース」S3-3「ハロウィン」での
ヴィッキーの役が印象的だったが、今回はなんと高校生役。「House M.D.」に出てたときは、
赤ちゃんのお母さんだったけど、そんなに若く見えないのに、本当はいくつなんだと思ったら。
1978年生まれって。えらいサバの読みようですな…。まあいいですけども。
さて。「クローザー2」も残すところあと3話か。おもしろいドラマはすぐ終わっちゃうな。

tag : クローザー

クローザー2 第11話 背徳の正義

The Closer 2 #11 Borderline


3重殺人が起こったとの通報を受けて、現場へ向かう途中でブレンダは交通事故に遭う。
リアウィンドウにコーヒーをぶちまけてしまったため、見えずにバックしようとしたところ、
軽く駐車場で別の車にぶつかってしまったのだが、仕事を優先したブレンダは名刺を残し、
そのまま立ち去る。そうして急いで現場に駆けつけたものの、現場には死体がないという。
ただ普通の怪我ではありえないような大量の血痕が現場には残されており、3人分だと言う。
そのほかに、うち2人分の脳漿が散らばっており、到底被害者が生きているとは思えない。
そこに病院から連絡があり、ヒューゴーという男(ルイス・アントニオ・ラモス)が銃で足を撃たれ
治療に来たというのだが…。

このドラマの見所のひとつって、通常ではなされないような、思い切った措置というか、
いわゆるおためごかしな中途半端な裁定を嫌うところにもあると思う。
もちろん、現実生活では法律という枷があって、それを超えるような裁定を下すのは、
やはり難しいし、法律という感情を持たないものを、間に挟んで罰を決めるのは、
公平な裁きには欠かせないものであろうと思う。たとえ精神面で共感できなくても。

そういう意味で、この「クローザー」の中では、かなりその法律のたがから外れたような、
超法規的手段が取られることがあって、現実ではそんなふうには行かないから、
被害者の気持ちをおもんぱかると、倫理的には間違っていても、そこに感情が寄り添う。
今回の件にしても、本当はいけないんだろうけど、やっぱりそこに気持ちが行ってしまう。
そういうのって、今まではブレンダの十八番だったけど、今回ついにサンチェスまで。

いつもはサンチェスがスペイン語の特技(?)を見せるときって、たいていにおいて、
取調室での翻訳がほとんどで、ブレンダの言ってることを容疑者に話して聞かせたり、
容疑者の言ってることをブレンダに説明したりと、あまり単独で動くことがないのだが、
今回は同じヒスパニック系で、かつ移民の両親を持つと言う共通項からだろうが、
容疑者の一人であるカルロス(ジェシー・ガルシア)に珍しく肩入れしていた。
サンチェスが彼の耳にささやいた言葉がなんだったのか、わたしも気になっていたのだが、
まさかあんなことだとは思わなかったので、びっくりした。確かにあまりに簡単に、
落ちたとは思っていたのだけれど…。

今回、もしかしたら赴任の日以来の、ブレンダ最悪の一日だったんじゃないだろうか。
ベッドの反対側から起きたじゃないけれど、何をしてもダメな一日ってありますよね。
ことを大きくしたくなかったんだろうけど、でも今回のブレンダのやり方はまずったかも。
CJが歯の治療でジョシュが代わりに記者会見をやったときのことを思い出しちゃった。
そんなつもりはなくても、相手を軽く見ると、結構向こうも依怙地になっちゃうのよね。
一応鍵は返してもらってたけど、実はブレンダが部屋に戻ると、書類がいっぱい、
机に乗ってるんじゃないかって気がしてしまった。今回も登場のテレンスもよかったし、
タン医師(ローレン・トム)も結構強烈なキャラでおもしろかった。
あとはブレンダに貸した携帯をいやそうに見つめるフリンがよかったかな?

tag : クローザー

クローザー2 第10話 守るべき家族

The Closer 2 #10 The Other Woman


一軒家で女性が殺されているという通報を郵便局員ドレイパー(ラファエル・スバージ)から受け、
捜査班が急行する。そこには顔を撃ち抜かれた女性の射殺体があった。調査を進めると、
遺体はその家の住人であるジェニファー・ローリー(タラ・バック)だとわかる。
部屋には覚せい剤の匂いがして、麻薬の常習者の犯行かとも思われた。ところがそこに、
ジェニファーのクレジットカードが使われたと言う情報が入り、ブレンダたちが向かうと、
そこには麻薬を吸っていると思われる女性がいたのだが…。

いきなりポープの親権裁判ですか。びっくりした。
しかも召喚されてるし。あそこでどうして呼ばれたのかわからない辺り、
事件以外ではブレンダは天然なんですよね~。いきなり切り込まれたときの、
ぎょっとした表情は…心底驚いていましたね。しかし手紙とは。
証拠の残るものは、秘密の関係には危険ですね。

ポープの裁判でのことが原因で、その後のブレンダの機嫌の悪いこと、悪いこと。
チームのみんながその理由を探ろうとしたり、機嫌を取ろうとするのが、
なんだかおかしかった。チーフの様子がおかしい、理由はなんだって感じで。
子供たちも成長したものだ。しかしブレンダの心配もごもっとも。
チームがここまで固まるのに、ものすごく、ものすごく苦労してきたから。
それがもし、これで壊れてしまったらと思うと、本当にもったいない。
今ではみんな彼女の実力は理解していても、やはり避けたい誤解だ。

前にも出てきた弁護士のトム・ブランチャード(レイ・ワイズ)が活躍。
ポープが一番の弁護士ということで思いついたのは彼。確かにいい腕でした。
結局ポープのプレゼントは見せてもらえないまま終わったけれど、
あのブレスレット(?)どうしたんでしょうね? 彼がおうちにもって帰って、
奥さんにあげたとか、そんなだったりするのかな。

事件自体は結構悲しいものだった。結局弟が姉をって、
本当にご両親にとっては、ふたりの子供を一度に亡くしてしまったようなもの。
今回は麻薬が絡んでいたりして、その一瞬の怒りは、理解できないでもないけど、
やっぱりつらい事件。家族がって言うのは、悲しいですね。

tag : クローザー

クローザー2 第9話 神の選択

The Closer 2 #9 Heroic Measures


通報を受けたダニエルズとガブリエルのふたりが病院へと駆けつけると、そこには
手術中に亡くなった少年、ニコラス・ラングナーの死を嘆く母親の姿があった。
母のメリッサ(ディードレ・ラヴジョイ)は息子のニッキーは殺されたのだと言う。
事情を聞くと内視鏡検査で病院を訪れたのに、緊急手術となり死んでしまったと言う。
メリッサは医療ミスを主張する。病院側にダニエルズが事情を聞こうとするが、
あまりに非協力的なため、手術室を閉鎖してしまうが…。

今回のエピは後味が悪かった。
実際にこんなふうに、自分を神だと勘違いしている医者はごくごく少数だと思うが、
あまりにもリアルで…。ドクター・ウッズ(ポール・ヒップ)の開き直りと言うか、
自分は100%正しいことをしていると言うような、確信に満ちた様子に、
軽い吐き気すら覚えるほどだった。同じ事が起こったなら、また同じことをすると、
臆面もなく言い捨てるその姿。彼にとって病院に運ばれ、手術台に横たわる患者は、
刺身や切り身と変わらないんだろうか。こんな医者のいる病院、絶対行きたくない。
たとえダメかもと思っても、120%の力を注いでくれる先生に診てほしいもの。

ウッズの冷たさが、メリッサに青い炎をともしてしまったのか、結末は読めたが、
それでもつらいエンディングで、S1-4「姿なき復讐者」を思い出させるような、
苦いエピローグとなってしまった。弱いものを守るべきはずの法律なのに、
実際にはそれを悪用する人間を守ってしまうと言う矛盾。ウッズがこれから生み出すはずの、
治療不全による患者はこれで守られたけれど、こんな屑みたいな男のために、
ニッキーだけではなく、メリッサまでもが人生を奪われてしまった。
力なく立ちすくむブレンダの現実の残酷さに対する無力感が伝わってきた。

正直なことを言えば、いくら息子の死に疑問を感じたからと言って、
その場で殺人だと騒ぎ立てるとか、遺体を盗んで勝手に解剖してしまうとか、
メリッサの行動に対する疑問は拭えなかった。それでもすぎた言動とは言え、
子供に対する愛情が彼女を走らせてるかと思えば、切なさも感じる。

最近はややライトなエピが多かったので、久々にちょっと胃にもたれる感じだった。
でも、それなりにおもしろいシーンも残されていたのでよかった。
自分が一番受けたのは、ニッキーの遺体写真を持ってきたタオへのプロちゃんの一言。
「こんなもの見せるなよ」って…。あんた、刑事だろ!
ああ、こういうふうにかましてくれるプロちゃんが好きだ。相棒のフリンは、
今回全然目立ってなかったけどね。逆にタオが先週から、細かい設定が生きてきてる。
奥様は日本人。そして昔は医学生だった。ほっほぉ~。他にもまだ出てくるかな?
S2になって、キャラがそれぞれうまく独り立ちしてる感じがしていいですね。

そしてちょうど前日の「ボストン・リーガル」にゲスト出演してたダニエルズ。
本当に彼女はゴージャスですね。彼女がガブちゃんと…ないないない!
いかにもデートしはじめたって感じの軽いいちゃつきモードで始まったけど、
ガブちゃんにダニエルズはちょっともったいない感じだ。全然負けてるし。
そして対応の悪さって、結局損をするのだと言うのも、おもしろいシーンだった。
オペ室の封鎖⇒フロアの封鎖⇒大陪審…。彼も2回やったところで、
これはよくないやり方だって学べばいいものを。

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クローザー2 第8話 永遠を誓った場所

The Closer 2 #8 Critical Missing


ロサンゼルス港の海底で、ダイバーが死体を発見したため引き上げることに。2つの死体は、
ナイロンの縄でくくられた上で、おもりをつけたまま沈められていた。遺体の判別は不可能だが、
見つかった遺留品から遺体はユミ・タカハシとアイコ・タカハシという母娘だと判明する。
様子から親子心中かとも思われたが、靴がないなど不審な点が多く、ブレンダは他殺を疑う。
ふたりのロスでの家を訪ねると、彼女の夫、ポール・アンドリュース(ジェイムス・フレイン)が、
ユミの車を運転して職場へと向かうところだった。ブレンダはユミとアイコの死を伏せて、
ポールに署への同行を願い出るのだが…。

容疑者が(ほぼ)ひとりというのは、珍しい展開ではないだろうか。
お陰様でダメダメ捜査官の自分でも、犯人はわかった(当たり前)。
それにしても親子心中は「オヤコシンジュー」そのままなんですね…。
よくそんな言葉知ってるなと思ったら、タオの奥様は日本人と言う設定だそうで…。
でもだからって、そんな話が家庭の会話で出るって…どんな?! さらに言うと、
確かにたまにはあるけど、昔はともかくそんなに日本でよくある話じゃないから!

とまあ、ライトなツッコミはさておき。
ブレンダがダニエルズとガブちゃんを一緒の捜査にしないように気を遣ってるのが、
地味におかしかった。気を遣ってるのか、それ以上関係が発展しないように、
邪魔してるのかはよくわかんなかったけど。しかしあのクールなダニエルズのことだ。
もし関係が壊れるとしたら、間違いなく彼女がガブちゃんを捨てる形…と思うのは、
わたしだけだろうか。そしてダニエルズは、普通に仕事を続けられるけど、
ガブちゃんがちょっとやさぐれて、ブレンダにうっとうしがられる図が見える感じ。
実際はどうだろうか。

事件に戻ってポール。わざわざ一番幸せな想い出の場所に死体を埋めるって…。
病的ですよね。ねちっこい男と言うのは、ねちっこい女以上に始末が悪い。
こんな男に狙われちゃったら、もうどうしようもないって言うか。
ユミがポールの危うさに気付いて、娘を連れて脱出を図るも遅かった。
逆にその行為が、ポールの凶暴性に火をつけてしまったのだろうか?
もちろん関係がうまくいかなくなるのは、双方に原因があってのことだろうけど、
前の奥さんのことを考えても、実際以上の非をポールが妻にかぶせているのは間違いない。

しかし、危ないところでポールの毒牙を逃れることになったケイコだが…。
あまりにも図々しい女なので、正直どうかなぁという気分になってしまった。
「ザ・ユニット」のS1-12「悪魔の爆弾」のエピの中でも中村佐恵美は何も知らないで、
旦那に騙されている女性の役をやってたけど、こっちはそのときとは違って、
別居中だからって結婚してる人の家に転がり込んで権利を主張するって、
日本人の女性がみんなこんなだと思われたら、とってもいやなんだけど。

ところでフリッツ役のジョン・テニーが昨年、"Hottest Bachelors"に選ばれてたそうだが、
ホントにみんなフリッツでいいの!? むしろわたしはプロちゃんやらフリンやら、
ポープのほうが好みなんだけど(当然ガブちゃんやサンチェスは入ってこない)と、
またオヤジな自分目線で語ってみる。…って、現実生活でシングルじゃないと、
きっとダメなんですよね。そうか~、難しいものだ。

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クローザー2 第7話 死に至るウソ

The Closer 2 #7 Head Over Heels


ガブリエルに相談を受けるためにダイナーで朝食を一緒にとっていたブレンダの元へ、
ホームレスの男性が飛び込んできて、ダイナーの裏にあるゴミ箱の中に男性の頭部と
足が見つかったという。検死の結果、発見された男性はHIVウィルス陽性で、
エイズに感染していたことがわかる。サンチェスの記憶から歯科記録をあたり、
男性の身元はクリス・マンディというポルノ男優だった事が判明。ブレンダはクリスの妻、
アナリサ(パメラ・ギドリー)にクリスが亡くなったことを知らせるのだが、
彼女はクリスはエイズにかかってはいなかったと、死んだのは夫でないと否定するのだが…。

ブレンダ、ご懐妊?
しかしなんだ、この大人キャラたちのうろたえようは。ちょうどそのあとにやってた、
グレイズ・アナトミー」でもそうだったのだが、高校生じゃあるまいし、大人なんだから、
もうちょっと責任持たないと。ちゃんと避妊はしましょうね。いまどき怖い時代なんだし。
しかしここでわかったのは、結局前回のエピの終わったあと、ブレンダとポープは、
ふたりでディナーを食べて、ポープはダメ押しでもう一回ふられたのか。だけどまだ未練アリ。
なるほど。友達の境界線…。みんな大人になりきれない症候群のようでした。

今回は冒頭からライトにコメディ。一度はティム・マーティンのせいでつぶされた、
ガブリエルとダニエルズ(S2-1「真実とDNA」)だが、最近またちょっといい感じなようで、
どうにか班長さんブレンダの了解を得たいガブリエルが、フレンチトーストを使って、
ブレンダを懐柔しようと試みるものの撃沈。まだ若いせいか甘いものを出すタイミングが
どうにも下手なガブちゃん。一度タオにその特訓でもしてもらえばいいのに。そしてそこに、
駆け込んでくるホームレス。ゴミ箱に落ちるブレンダ。セオリーと言うかお約束なんだけど、
それなのにどうしてこんなにおかしいのか。間の取り方がすごくうまいと思う。

事件としては、自分のことしか考えていない勝手な大人が、自己保身のために殺したと言う話。
ポルノということで、飯の種としか考えていないのか、オスカー(ジェイソン・パドゲット)も
モーガン(ベス・ブロデリック)も、俳優・女優たちを消耗品としてしか見ていない。
仕事で合意とはいえ、不特定多数と関係を持たせるのにコンドームもしていないなんて、
危険を度外視しているし、HIV感染を知った後も何もなかったように平気でその事実を隠して、
撮影を繰り返させるとは、人権を無視したひどい話。ブレンダじゃないけれど、
一生塀の中で反省をし続けてほしいと思う。知らずに感染した女性たちは本当に気の毒だ。

プロちゃんは今回もマイペース。FITSの検査技師だったフランクの家に押し入るときも、
チームのみんなはきちんと銃を構えて、ちゃんとやってるのに、ひとりだけどこ吹く風。
銃も構えずにとことこと歩いてきて、へーってな感じだし、FITSに聞き込みに行ったときも、
女性ばっかり物色(女性じゃない人も物色してたけど)してるし。相変わらず地味におかしい。
彼にはこのままわが道を行ってほしいですね。そういえばブレンダは相変わらずダイエット?
フレンチトーストをじと~っと見つめる視線が…。ひと口かじったのを見つけたガブちゃんの、
「チーフ…」みたいな視線もおかしかったです。

tag : クローザー

クローザー2 第6話 執着の果て

The Closer 2 #6 Out of Focus


ホテル・シエロのスイートルームからパパラッチのアンソニー・ラーソンが転落死する。
検死でわき腹に打撲傷があること、そして右手の指の骨が折れていることがわかる。
ブレンダたちがバルコニーからどういう状況で落ちたのかを人形を使って検証すると、
バルコニーにぶら下がったアンソニーの手を、誰かが踏んで落としたのだと考えられた。
アンソニーの元妻アンナ(デイル・ディッキー)の証言で、カメラがなくなっていることがわかり、
彼の泊まっていた部屋からは、スターが宿泊していた部屋が見えていたことから、
疑いはスターにかかるのだが…。

今週は普通の「クローザー」でした。ていうか先週が妙にコメディちっくだっただけか。
でもみんなの歯車がぴったりあってて、ああ、チームになったんだなぁと感じる。
ひとりひとりが生き生きしてるし、それぞれの役割分担もうまくなされてて、
なんていうか、磐石な感じがするのだ。変われば変わるものですね~。

パパラッチの複数形はパパラッツォとかって、常識なんですかね?
プロちゃんが得意げに話してたのが気になりました。プロベンザってイタリア系の名前?
その辺、よくわかんないけど、Zが入ってる名前って多い気がするし、そうなのかな。
そのプロちゃん、S1-5話「守りたい情報」で4回離婚経験があって、そのうち2回は
同じ人となのだと明かしていたけど、今回はその妻たちの名前が…。

プロちゃんの文法にけちばかりつけるリズ、正確なシャロン、それにヘザー。
どの人が2回結婚した人なんだろう? 刑事部屋に連れ帰ってもそばに置いておいた、
シャロンが本命だろうか。しかし夫婦が離婚に至るには様々な理由があるだろうけど、
この場合、きっと常にプロちゃんが原因であろうという思いがやまないのだが。
でも高級ホテルの高層階から突き落とし。たとえ人形でもやってみたいものだ。
わたしの人形には○○と△△って書いちゃおうかな! う~ん、楽しそう。
人形なら下を歩いている人にぶつからないように気をつければ罪にならないのか?
その辺、警察の捜査じゃない場合にどうなるのか、よくわかりませんが。

ちなみに今回、個人的に気になったのがエルビス・プレスリー(エディ・ジェミソン)だ。
彼の愛情がうまく相手に伝わってないのであれだが、病的なものはあれど、
スターに群がる有象無象の人々を思えば、一番本人思いだったように思える。
それでもストーカー認定だし(実際そうだから)、なかなかうまく相容れないものだ。
エルビスは少なくとも相手の肉体を傷つけるようなことはしてないからまだいいけれど、
やっぱりずっとついて回って、家の前とかで張り付かれてるのはちょっとね…。

元の奥さんが犯人って言うのは、割とオーソドックスな展開だっただろうか。
彼の相棒だったカメラをガールフレンドと呼んでみたり、そこにちらちらと、
嫉妬と愛憎が見え隠れする辺り、わかりやすい犯人だったかなと思う。
基本的に犯人は誰と推量しながら見てて、あたることの滅多にないわたしだが、
こういう外さないような犯人が相手だと、さすがにわかった。逆に普段あてられる人、
読みの深い人は、外しちゃったかもしれないですね。事故だったのだと、
訊問室で涙を流せる演技力はたいしたものだが、そこに却って憎しみを感じてしまう。
普通に手を踏んだくらいじゃ骨は折れない。踏みにじられた心と同じ重さで、
彼の手の指を踏みにじったんでしょうね。…女は怒らせると怖いです。

今まで常にフリッツを振り回していたブレンダだが、珍しく軽い嫉妬を。
割と一方的に見えていたふたりの関係だけど、ちゃんとブレンダもフリッツのことを、
思っているようだとわかってちょっと安心。でもエンディングのポープのお誘い、
やっぱり受けたのでしょうか? フリッツ、一緒に暮らしはじめたからって、
安心するのはまだ早いぞ!

tag : クローザー

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