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クローザー3 第14話 愛する家族

The Closer 3 #14 Next of Kin


ある銀行に現金を輸送していたトラックが襲われる。車に乗っていた3人の警備員のうち、
2人が命を落とし、1人だけが撃たれたものの助かる。この11ヶ月間に起こっていた、
同様の事件と同じ犯人だと思われ、それまで殺人課が捜査をしていたものの、
解決のめどがつかないため、特捜班に引き継がれることに。警備をしていたTASを
調べることにしたブレンダは、唯一の生存者ウェスリー(ビル・ヘック)を尋問しようと、
まずは病院に怪我の治療のため送るのだが、ウェスリーは病院から逃走してしまう。
ウェスリーのアパートを見張っていた特捜班は、アパートに忍び込む人影を確保。
だがそれは、弟のグレイディ(スターリング・ナイト)だった…。

今回の事件は、なんとも切ないものだった。
クリスマスエピとは思えないくらい、苦味の残るエピソードで、最終回なのに、
S2のエンディングとは違って、後を引くものがあった。

基本的にいつも、ブレンダを初めとする特捜班の面々は、軽やかに仕事をしているので、
ジョークもあり、重くなりすぎずにこのドラマを観ているのだけれど、この仕事、
やはり過酷なものなんですよね。とはいいつつも、今シーズンは割りといつもより、
つらいエピソードが多かったかも。自白を引き出すための嘘と言うのは、
仕事上仕方ないものだと思うのだが、ウェスリーに対してついた嘘の重さは、
どうしても心に沈むものがある。最後にウェスリーが弟の無事を確信できたのは、
せめてもの救いではあったけれど、ブレンダママだけではなく、プロベンザがずっと、
珍しく咎めるような表情をしていたのも気になった。

一方、都合のいい嘘ではあるけれど、パパがブレンダに提案した、グレイディにつく、
お兄ちゃんは英雄という嘘は、やさしい嘘に思えた。いずれ真実が明るみに出たとき、
グレイディがどう感じるかはわからないけれど、ウィリー・レイとクレイの、
グレイディに対する(ある種孫に対するような)愛情は本物だとわかっているだろうし、
そのせいで少なくとも、愛情に包まれた幸せな子供生活が、少しの間は送れる。
それを感じていたからこそ、弟を守るためにウェスリーは自分の身体を楯にした…。
お兄ちゃんが生きて、弟を迎えに来てくれることが、一番グレイディにとっては、
いい結末だったと思うのだけど、彼は弟に幸せをプレゼントすることはできないと、
思いつめていたのでしょうね。悲しい愛情でした。

愛する家族。
家族に愛されて育つこと。当たり前のことのように感じていられるのは、
どれだけ恵まれたことなんだろう? 人を愛することなんて、誰に教えられるものでもなく、
自然と人間に備わった能力のように思えるけれど、実際はそうでもないのかも。
ウェスリーとグレイディが、もしお金はなくても愛情に包まれた子供時代を送っていたら、
こんな悲劇は起こらなかったんでしょうね。胸の痛くなるエピソードでした。

そんな中でも、常に食べ物を食べ続けたプロちゃんは、その場を明るくするべく、
健闘したと言えましょう。S4プレミアでは、明るいブレンダに会えるといいですね。
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tag : クローザー

クローザー3 第13話 重ねられたウソ(後編)

The Closer 3 #13 Til Death Do Us Part: Part 2


トッパー・バーンズの登場に伴い、裁判の行方が逆転してしまい、連日テレビで大騒ぎ。
ただでさえイラついているブレンダに、大丈夫かと声をかけたフリッツは、
依存症のことで責められてしまう。トッパーを尋問したところ、当日のビデオが出てきて、
シェイファーのアリバイは確実なものに思えるのだが、ビデオには思わぬ人物が映っていた。
ブレンダは他に有力な容疑者が見つけられないことに落ち込むのだが、フラープルから、
シェイファーのセカンドハウスにたどりついたブレンダは、そこにあるものを見て、
勝利の笑みをもらす…。

どういう展開に持っていくのかなと思ってみていたら、最後はすっきり爽快。
ブレンダが当初に狙った相手とは別人でクローズするっていうのも新鮮だった。
今回のエピは、本当にチーム全員で勝ち取った勝利って感じがするな。

ガーネット検事が本当にダメダメで、諦めが早すぎるよね。
彼がケースを見送ると言い出したときのブレンダの表情がなかなかよくて、
そして機械室でわたしの尋問を観てもいいですよと言ったあとの、
フリンとタオの自慢げな顔がまた、妙にかわいかった。あんたは知らないだろうけど、
うちのチーフは凄腕なんだからねっ、みたいな。この手腕を見て驚けと、
口元に笑みが浮かんでましたから。最後まで反対勢力としてたてついたフリンも、
今ではチーフの悪ガキ一番手。かわいいやつだ。

この機械室の様子がまた、妙にほのぼのしていた。
プロちゃんたら、サラダせんべいを持ち込んで、ポープに勧めてみたり、
ひとりバリバリ食べてみたり、普通にテレビのドラマを楽しんでるみたいだった。
その辺がブレンダに対する信頼感と言うか、水戸黄門を見てる感じ?
最後にはきっとうまくいくという、絶対的信頼感。だから安心してみてられるんだろうね。
ガーネットの失言すらも、かわいいものというか。

しかし、なんだかんだいって、フリッツの存在がブレンダを強気にしていたのね。
フリッツの依存症の問題で、逆ギレするフリッツを見ているブレンダは悲しそうで、
その気分を引きずって署に戻っていくものだから、ダニエルズが役に立ってないと、
落ち込むのに、一緒に引きずられて落ち込んでるし。私が間違ってたかしらなんて、
ブレンダには似合わない逡巡だ。自分が叩かれないための餌としてテイラーが、
プレスにチーフ・ジョンソンは間違ってないと信頼していると言っていたが、
実際ブレンダの直感がはずれることはめったにないのに。

ま、最後にチョコレートよりも甘いご褒美をいただいて、無事仲直りのふたりだったが、
来週はまたママ登場?で、なんだか大変そう。シーズンをまたがないからまだいいのだが、
このドラマで前後編とか、決着つかないで待たされるのはかなり中毒性が高い。
次の前後編でシーズンフィナーレ。今回はどんなふうに終わるのか、寂しいけど楽しみです。

tag : クローザー

クローザー3 第12話 重ねられたウソ(前編)

The Closer 3 #12 Til Death Do Us Part: Part 1


高名な離婚弁護士、オリバー・ヘンリーが自宅のプールの底で溺死をした。状況は、
自殺とも殺人とも断言しきれない微妙なものだった。遺体に残るあざや擦過傷から、
ブレンダは殺人であると確信するのだが、容疑者シェイファー(マイケル・ワイズマン)が
自白をしなかったため、裁判にもつれ込むことに。証人席に呼ばれたブレンダは、
シェイファーの弁護士コードリー(スティーヴン・カルプ)に責め立てられる。
ブレンダはシェイファーのアリバイを証明すると言う、ボートで釣りをしていた友人、
トッパー・バーンズ(フレデリック・リーン)を空想の友達と位置づけるのだが、
ブレンダが証言しているときに、トッパーが見つかったと連絡が入り…。

久しぶりの前後編。このシーズンはこの前後編と、もうひとつの前後編でおしまい。
さすがに1シーズン15話だと、あっという間ですね~。もうすぐ終わりかぁ。

さて。主人公ブレンダが「クローザー」なので、彼女がクローズできない、
つまり自白を引き出せないことは、基本的にこのドラマではほとんどないので、
いわゆる法廷ドラマでよく見るような、陪審員に判決を仰ぐタイプの、
こういう裁判が出てきたのは、シーズン3にして初めてで、なかなか新鮮だった。
しかも、相手の弁護士が生意気にもブリーのレックスだし(@デスパレートな妻たち)。
それだけでひねってやれって気分になっちゃうわ。

そういう意味で、生命の危険に遭うのは、何度か経験しているブレンダだが、
事件の解決(犯人の特定)での危険っていうのは、もしかしてはじめてかも?
状況から見て、まず間違いなく殺人と思われるけれど、断言しきるには、
微妙な状況証拠。いつもの犯人を落とすための演技も相手には通じない。
相手の弁護士は忌々しいし、この犯人と目されるシェイファーもふてぶてしいし。
ていうか、この人の眉間のしわ、気になって仕方なかったんだけど。
顔をしかめてなくても刻まれた深いしわ。でもかわいくない。なんだかね~。

なんだか最近、サンチェスやダニエルズのほうが、バズよりも影が薄い。
だからか、今週はサンチェスがバズに一発食らわしていた(あれは偶然?)。
S1とかではろくに言葉もしゃべらず、ちんまりとオーディオルームにいたバズだが、
現場に出てくるようになったら、ガブちゃんとダニエルズのデート現場まで目撃して、
すっかりキャラが立ってきている今日この頃。今回もあのフリンに対して、
トッパー・バーンズのスペルが違うと指摘して、うざがられてたし。

そして個人的にツボだったのは、ブレンダのDumb Blond Actの最中で、
白髪の男に連れてこられて権利を読まれたきり放置されたと言う台詞。
プロちゃん、それは作戦だったのか、ただの放置プレイだったのか。
わからないあたりがプロベンザらしくてよろしい。ブレンダがそのあと、
いつもは白髪の彼はとてもスイートなのよと言ってるのも結構おかしかったです。
でもそのスイートガイは、そのあと尋問室で女を口説いてましたが…。

さて。次回にも持ち越しそうなのは、フリッツと自動車保険。
まさかフリッツが依存症(っぽい感じのポープの話しぶりでしたね)とは、
意外な感じでした。しかしポープ、先週ブレンダに責められたのにもかかわらず、
今週はまた、ブレンダの下僕化してました。でもこのほうが彼らしいかな。

tag : デスパレートな妻たち クローザー

クローザー3 第11話 監査人の秘密

The Closer 3 #11 Lovers Leap


町の郊外の崖から車ごと転落した死体が発見される。被害者はマギー・スコットといい、
国土安全保障局の職員だった。マギーは仕事でLAに来ていたのだがその任務は不明だった。
だが、ロス市警の監査を行っていたということがわかる。マギーの携帯電話の内容を、
調べるのにフリッツを動かしたブレンダは、公務員の死亡と言うことで、FBIの捜査官、
ブラックバーン(マイケル・ウッズ)とホラッカー(ムファンド・モリソン)が
捜査を横からかっさらっていこうとするのが我慢ならないのだが…。

予告で思いっきり、被害者と付き合ってたと出てたのがやや残念だったかも。
最初のポープの明らかにおかしな反応で、すぐに何か関係があったなとは、
わかったとは思うんだけど、意外にブレンダが反応してませんでしたね。
こいつは犯人、というアンテナが働いてないときのブレンダの推理力は、
普通の人と同じになっちゃうのか? それとも痛みのせいでしょうか。

そうそう、前回手術の話が出てきてたと思ったら、あっという間にもう、
手術は終わっていたんですね。だからパパとママも帰ってしまったのだろうか。
初出勤のときも、見知らぬ人たちに囲まれても平気で死体に近づいてってたし、
チーフ、あなたは手術したばっかりなんですよなんて言葉が意味ないってことくらい、
いい加減にガブちゃんもわかれよと思ったりするわけだが。そのすぐあとで、
"I don't hike."と断っていたプロちゃんが、逆の意味で変わらないのが対照的。

フリッツを泣き落としてこき使っていたブレンダ(珍しくフリッツ仕事してましたね)、
手術をしたとか、まだ痛いとかいうことより甘いものも食べれないのほうが、
一番堪えている様子なのがおかしかったです。完全にリカバリーしたなら、
またスイーツも食べてよくなるのでしょうか? 今までも自主的にスイーツ断ちして、
機嫌が悪く甘いものを食べてる人をにらみまくったりしてたときもあったし、
早くチョコレートを遠慮なく食べれるようになってくれたほうが、チームのみんなは
やりやすいことだろう。

それにしてもポープは不倫の好きなヤツだ。
昔ブレンダがアトランタにいたときもそうだったわけだし、今回のこれもそう。
そしてブレンダがLAにきてから、ずっと粉かけてる間もポープは結婚してたわけだし、
エステルと冷めた関係だったのは本当だろうけど、Behave!と言いたくなるね。
そして、もうエステルとはうまくいってなかったんだって言い訳してたけど、
ブレンダが怒ってるのはそこじゃないぞと気づいてない辺りが…ダメオヤジだ。
あんた、マギーに言い寄ってる間に、わたしにも言い寄ってたんじゃないのと、
そこだと思うんだけど…。ま、そこに気づかない辺りが、ポープのいいところか?

しかし、ガブちゃんはすっかりポープの参謀役になっちゃって。
これからも政治的アドバイスを与え続けるポジションになってしまうのでしょうか?
しかも今回、そのガブちゃんの特捜班出向アイデアのお陰でFBIの裏をかけたわけだし、
それなりに役には立っているのだろうな。しかし不思議なのはLAPDの職員たち、
本部長の駐車場所に明らかに不審な車が止まってても、誰も通報しないのね。
ま、いいんですけど。

tag : クローザー

クローザー3 第10話 アメリカン・ドリーム

The Closer 3 #10 Culture Shock


チャイナタウンでツアー会社を経営している女性、ピンメイがツアーバスで殺害された。
ひざまづいていたところを鈍器で上から殴られたのが死因。ピンメイの夫である
レンディ(ケルヴィン・ユー)とその父(レイモンド・マ)は、
長身のブロンドの男を見たと言う。ブレンダたちはピンメイの留守電を確かめるのだが、
そこにはウー・ミンと名乗る男からのメッセージが。内容は不倫関係を思わせるものだった。
ウー・ミンがクリス・コンロイ(ジョン・ウェスリー・シップ)という男と
わかったブレンダはクリスに話を聞くのだが…。

まだパパとママは滞在中です。
相変わらずフリッツも振り回されてます。
それにしてもなんでだろう、いつも事件よりブレンダとその周辺ばかり気になってしまう。
あまりにも登場人物たちのキャラが濃いせいだとは思いますが…。

ずいぶん前のS2-8「永遠を誓った場所」のオヤコシンジューに引き続き、
ミステリアス・アジアンな世界でしょうか。いまだに女性が隷属する存在だったり、
年長者を敬う(これは素晴らしいことだけれど)心が生きていたり、
LAとはだいぶ雰囲気は違いますよね~。一晩にして夢を現実にすることができる、
アメリカン・ドリーム。それでもそこにはさまざまな背景が存在していて、
必ずしも誰もに扉が開かれていると言うわけではない。

息子の名誉を思って手を下したお父さん。そしてお父さんの罪を知ってしまったレンディ。
こんなこと、絶対にしてはいけないことではあるんだけど、文化的背景だったり、
蛇頭がらみの犯罪だったりとか、一概に断罪して割り切れるものでもない辺りが、
LAという人種が交じり合ってる街だけに、なんとも複雑な気分だったりもする。
ピンメイが殺されてもいいとはまったく思わないんだけどね。
ただ、どうにかしてお父さんを逃がそうとしたレンディの気持ちとかを考えると、
それもまた、ちょっと切ないかなっていう。

中国語のシーンが吹き替えや字幕なしで、ずーっとブレンダたちと同じように、
何言ってるかわかんないなって感じで見てたので、その話してた内容が、
どこまで練られた脚本になってるのかがちょっと気になりました。このドラマ、
すごく脚本がうまいので、かなりふたりの会話も練ってあるだろうと思うので、
そこはちょっと見てみたかったかな。残念ながら中国語はわからないので、
彼らの台詞回しや発音がどうだったかがわからないのも、ちょっと残念でした。

さて。いつまでも婚約を表に出そうとしないブレンダにフリッツは半ギレ気味。
お父さんやお母さんもいつまでも押し付けられてるのもイヤみたいだし、
(ていうか、相変わらずフリッツ、FBIの仕事はどうした、とか思ってしまう)
今回は珍しくフリッツがしょっちゅういらいら怒ってましたね。
婚約を知った途端に大喜びしてハグするプロちゃんなんてのも見ものでした。

あと更年期障害の余波ですが、早めの更年期が訪れたのは、
ブレンダのスイーツ・アディクションが原因と言うオチつきとは。
どんなに治ると言われても、甘いものはカットできないブレンダ。
この辺、女の子には気持ちがよくわかるところですね。しかし手術って。
まだこの話、引っ張るのかな?? 排卵誘発剤なんか使った日には、
本当にご懐妊っていうこともありえるわけで(しかも多胎で)…。
どうなっちゃうんでしょうか。

tag : クローザー

クローザー3 第9話 告発の余波

The Closer 3 #9 Blindsided


ブレンダは湾岸線事件でダニーを射殺したことのカウンセリングを受けることになるが、
レナード医師(ミシェル・クルニ)から心理的不安定を指摘され捜査に戻れない。
仕事をするなといっても言うことを聞かないであろうブレンダのことを思ったポープは、
テレビ局のLAPDへの密着取材を受けるように言い渡す。事件を捜査したいブレンダは、
不満たらたらだが、仕方なくレポーターのグレッグ(スティーヴ・ブラウン)につき、
彼が入手したと言うギャングスターのたまり場をガブリエルとともに訪れることに。
ところがそこで激しい銃撃を受けるのだが…。

SWATの子供たちは、ジョンソン家の一員か! リラックスしすぎです。
フリッツがパパ(バリー・コルビン)の登場にみっともないほどあたふたしてるのに、
SWATの子供たちはパパの隣に寝そべって一緒にビデオ見てるわ、朝はシリアル食べてるわ、
ブレンダの弟たちかと思うほどのなじみっぷり。フリッツひとり浮きまくりでした。
たぶんフリッツって、無駄に真面目なのよね。もうちょっといい加減なところがあれば、
そこまで役立たずに見えないのかもしれない。よくわかんないけど。

しかし、今回おかしかったのが、チーフがいないと特捜班の面々はどうなるか。
一応年の功か、その際のリーダーはプロベンザになる模様。しきってましたね。
そしてサブがフリン。この悪ガキ二人がチームのまとめ役って微妙(無謀)な感じですが、
メンバーは特に異論もないようで。ブレンダが狙われたのかということで、
車の中にいたブレンダとガブちゃんを尋問するということになったときのプロちゃんのずるさ。
コインで決めようとか言って、表も裏も見ないでガブちゃんを連れてきましたからね。
そしてフリンのおどおどした尋問がまた(笑)。S1の初めの頃の反骨精神が嘘のように、
すっかりブレンダに飼いならされてしまった様子。観ててかわいかったです。

しかしなあ。今回のビル(ブレイク・シールズ)の気持ちはわからんでもないかな。
はっきり言って、わたしたちブラウン管のこっち側の人間は事実を確かめる術がないので、
テレビと言うか、メディアがこうなんだと言われたら、そうなのかと信じるしかなくて、
もしそれが嘘でも、一度広まってしまった噂は致命的で、そこから抜け出すのは難しい。
そしてそれをわかっているからこそ、グレッグのような汚い取材が通るわけだ。
数字至上主義とでも言うのか、売れるもの=いいものみたいな形で作られ続けて、
こうしてそのうしろには、悪くない人たちの屍が積み上げられていくことを考えると、
ビルもお父さんのディーク(フランク・コピク)も気の毒な被害者に思える。
でもこうして復讐を果たして、一両日はテレビで報道されても、すぐ忘れ去られていく。
命とは違う形で、ビルが復讐できればよかったんですけどね。

さて。話は戻ってパパのことですが、なんだか見た目はやくざでしたね~。
それでも娘には甘々な感じ。ブレンダがかわいくて仕方ないのね。こういうお父さんなら、
お前を泣かせたやつを殴りにいくとか、確かに言いそう。結構かわいかったです。
まだまだこのシーズン、パパもママもご登場のようなので、さらに楽しめそうです。
フリッツはまだまだびくびくしてるのかな?

tag : クローザー

クローザー3 第8話 海岸線の殺人者

The Closer 3 #8 Manhunt


ロスの海岸に打ち捨てられた女性の遺体が発見される。被害者はリサ・メイソン。
スコット・メイソン検事(ジェイソン・ブルックス)の妻だと言うことがわかる。
遺体はレイプされた上に手足を縛られ、牛追い棒やタバコの火傷痕が残っており、
かかとにローマ数字が焼き印され、裸のまま捨てられていた。以前そっくりの犯罪があり、
フリンは犯人が3日ごとに3人セットで殺人をすると言う。かかとに残された数字から、
すでに1人目の被害者が出ていて、3日後に3人目が出る可能性が高いと考えられ、
ブレンダは早急に犯人を探そうとするのだが…。

今回の事件、女性としては見ていて本当に怖かった。
どうしても死ななければならない状況になったとき、できるだけ苦しくない方法でと、
みんな思うと思うのだが、生きている間にこんなにひどくつらい思いをして、
その上で殺されるなんて、あまりにも被害者たちが哀れすぎる。あまりのつらさに、
いっそ早く殺してくれと、彼女たちが懇願したであろうことを思うと、本当に悲しい。
犯人のダニー(ラスティ・ジョイナー)は、そうして死を乞う女性たちを目の前に、
自分の持つパワーに酔いしれたのだろうか。

こういう悪魔みたいな人、本当に怖いと思うけど、現実には実際に存在するわけで、
自分がこういう人に捕まらずにここまで生きてこれたのって、運がよかったのかもと思う。
願わくばこれからも、そうありたいし、他の女性(男性も)こんな目に遭わずに済むように、
ひたすら祈るしかないですね。こういう人の心配をしなきゃいけないというのが、
なんだか悲しくも寂しい現実だ。

思えば最初にあれほど血だらけのボートを、誰かに掃除させろと言った時点でおかしかった。
最後までわかったあとでは、最初に彼が出てきたときに怪しむことができたのに、
全然気がつかなかった。例によって、尋問室に閉じ込められてるのが検事だけだったので、
犯人は検事なんだろうなぁと勝手に思ってしまっていたのだが、まさかの展開だった。
ただ、ブレンダがひとりで向かうことにしたので、こっちが犯人なのかとわかったが、
いつもだったらひとりで動くことなどないだろうに、ブレンダらしくない失態だった。
S1-6「ネットに流された殺意」以来のブレンダに訪れた命の危険だっただろうか?
わたしも彼の自白を聞きたかったので、ちょっと残念だったが、フリッツの言うとおり、
ブレンダ自身が無事だったことに感謝すべきところですよね。

そのブレンダと言えば。やっぱり更年期障害だったか。
そんな気はしてたんだけど、いざそのままの答えを出されるとちょっと物足りない。
しかし、ここでまさかのフリッツのプロポーズ。ブレンダにしてみれば、
悪いニュースの後の素敵な知らせ。フリッツがこれからどれほど苦労するであろうかは、
神のみぞ知るって感じだが、ふたりが幸せそうだからよかったのかなと思う。
でも、ブレンダがこんな物好きな人なら、みたいなことを言ってたのに笑ってしまった。
一度は結婚してたことがあったわけだから、こういうのも初めてじゃないと思うんだけどね。

さて。予告を見て、最初のうちはブレンダったらまた狙われちゃうの? 大変とか、
そんなことを思っていたんですが、それよりも来週はもっと大物の登場なんですね。
ついにパパの登場ですよ! うわ~、どうなるんだろう? わくわく。

tag : クローザー

クローザー3 第7話 行き違った思い

The Closer 3 #7 Four to Eight


ある家の前で、ヒスパニックギャングES14の仲間であるジェシー・ロメロと、
ドラッグの売人エンジェルの2人が近距離から射殺された。ES14のメンバーたちは、
同じ界隈の黒人ギャングワンファイブとの縄張り争いが激しいため、ギャング同士の
抗争かと思われたが、殺害された状況から、ふたりが犯人と顔見知りと言う可能性が強く、
ジェシーのいとこのミゲル(フランシス・キャプラ)の話をブレンダは聞くことに。
ミゲルの父親のカルロス(ジェフリー・リヴァス)は息子がそんなことをするはずはないと、
ブレンダにすがるのだが、ミゲルはES14の一員になってしまう…。

今回のゲストは「ヴェロニカ・マーズ」のウィーヴルことフランシス・キャプラ
ヴェロニカのときほど、下まつげが濃くないように見えるのは気のせいでしょうか(笑)。
一方お父さん役のジェフリー・リヴァスは、「コールドケース」S2-10「フリーペーパー」で、
同じヒスパニックながら、平気で無実の若者を刑務所に入れる悪徳警官を演じていた。
なので、今回は息子想いのある種過保護なまでの父親とはいえ、犯人なのは納得、かな。

なんかこういう言い方って、いかにも今さらっぽいんだけど、やっぱり人間は、
相手の心を読むことが出来ないから、お互いに話すことが大事なんだなと、
改めて思った。お父さんが息子を必死で悪い道から引き離そうとしてたのは、
すごく立派だし、いいことなんだと思うけど、もしきちんとお互いに話し合っていたら、
もう少し違う着地点が見つかっていたのではないかという気がする。少なくとも、
同じくミゲルのことを思いやっていたジェシーは死ななくても済んだのではないだろうか。

ガブちゃんがブラックの事件だと熱くなってしまうように、ヒスパニックの事件だと、
サンチェスが熱くなってしまう。特に今回の事件と同じ界隈の出身だと言う彼は、
ほんの一歩の間違いで、自分もそうなりえていたと言う意味でも、つらかったのではないか。
カルロスに向かって、これからは一体誰がミゲルを守るんだと吐き捨てたのも、
何より悔しかったからに違いない。本来ならブラック同様にヒスパニックの絆も強い。
ついちょっと前も、ヒスパニック同士なら、見知らぬ同士でも仲良く食事が出来ると
言っていたくらいだ。同属殺しとも言えるこの事件は、苦いものになってしまった。

先週に引き続き体調の悪いブレンダ。先週は今度こそは妊娠だろうかと思ったのだが、
ここまであからさまだと、却って違う気がしてきた。ブレンダに殴られそうだが、
早めの更年期障害?とか疑ってみる。今の過敏なブレンダなら、
耳を劈くような声で怒鳴ってくれそうな話だが、来週か再来週辺りには、
その謎は解かれるだろうか。もしそうならホルモン剤とかの服用で、落ち着くのかな?
よくわかんないんだけど。でも前もあんなことがあったのに、ブレンダとフリッツ、
相変わらずちゃんと避妊してないのか。それともある程度の年齢にまできてるから、
それも含めて運に任せたい感じなのかも?

しかし、いつもはのびのびと仕事をしている特捜班の面々だが、ブレンダが機嫌悪いと、
あのプロベンザやフリンですらも、首をちぢこめるようにして働いてるのがおかしい。
お前が訊けよ、早くしろよと、遠くからタオをせかしてるのが、笑ってしまう。
やっぱりどんなにダメな子ほどかわいいの感覚で、かわいがってもらってるにしろ、
こういうお仕事は優等生のものらしい。それがガブちゃんじゃなくてタオだったのは、
たぶんガブちゃんじゃ子供過ぎて、まともに相手してもらえないとかいうことかな。

予告を見る限り、普通に仕事をしてそうに見えたので、来週には体調問題は解決だろうか。
今週は地味だったので、来週はまた、プロちゃんには活躍してもらいたいなぁ。

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クローザー3 第6話 ツイてない人々

The Closer 3 #6 Dumb Luck


あるレストラン付近の駐車場でグレン・クーパーというスポーツトレーナーが殺害された。
現場を目撃した駐車場職員のケニー・ウッズ(ライアン・マシュー)が通報するが、
呼び出して話を聞くと、通報はしていないと言い張るのだった。グレンの胃の中身から、
駐車場そばのイタリア料理店で食事をしていたことがわかり、プロベンザが調査、
グレンはティファニー・ルイス(リサ・アルトゥロ)と食事をしていたとわかる。
ティファニーは夫のボブ(リチャード・ファンシー)に内緒でグレンと不倫しており、
殺されたと聞いて取り乱す。一方、捜査線上にエリック(ブライアン・ウェイド)という
男が殺害の実行犯として名が挙がるのだが…。

本日もプロちゃん健在なり。
"Thank you~, thank you very much!!"
ブレンダの物まねもバッチリ。本当に最近彼はよく働いてるなぁ。
特捜班の出向身分については、一員ではないからか、プロちゃんも知らなかったようだ。
お前ら何やってたんだと冒頭みんなに噛みつく様子は、駄々っ子のようでかわいかった。
しかし、こういうコミカルなエピだと、本当に事件はどうでもよく感じてしまう。
実際、事件自体が相当お間抜けだったせいもあるのだけど…。

具合の悪いブレンダ、本当に本人の言う通り、ストレスと風邪だったんだろうか?
実はまた(前回は勘違いだったけど)妊娠じゃないかと疑ってたりしたんだけど、
結局明かされないままでしたね。だって、逃げるのを防ぐためかもしれないけど、
フリッツが病院までついてきたりしてるから…。ところで今回疑問に感じたのだが、
同じことを「ミディアム」のジョーがやれば、理想的だんなさんで素敵に見えるのに、
なぜフリッツがやると、ただの間抜けな弱腰ボーイフレンドに見えてしまうのか?

ジョーは結婚してて、フリッツは結婚してないから? そんな理由じゃないよねぇ。
ジョーは物理学者として仕事ができてるふうだけど、フリッツはFBIにいても、
窓際エージェントでブレンダのお願いばっかり聞いてるからかな?

今回は細かいところにまで遊びがこってる感じがして楽しかった。
駐車場で転がってるブレンダをフリンがあの足ですぐわかると言ってみたりとか、
ブレンダの病気の話を聞いて、すかさず検死官のおじさん(いつもの先生と違った)が、
そばに近寄るな宣言をした上で、「死んだら死因は究明してあげるから」と、
あまりありがたくない保証をしてくれたりとか、久々登場のテレンスが、
「トレーナーのくせに炭水化物ばっかり」といらんツッコミを入れてみたりとか、
夫のボブにそいつらは誰だと訊かれたティファニーが、ごまかすためにすかさず、
"Mormons."(モルモン教の人)と答えていたりとか、ブレンダの字が汚くて、
普通の人には判読不能だとか。

しかし、S3-3「それぞれの素顔」ではダニエルズに容赦なく服とメイクを
ダメだしされてたブレンダだが、今回はティファニーにほぼダイレクトに、
あなたはもてるわけないわねというようなことを言われていた。
ブレンダの位置付けってどんななんですかね? セクシー系でないことは確かですが、
そんなにみんなに言われるほどダメなのか? 役としてはそんなかなぁ。
頭をはたかれるタイプとでも言うのかしら。かわいいと思うんだけど。

犯人ふたりの間抜けっぷりもかなりすごい。ティファニーの強烈なキャラもだが、
実行犯のエリックも大概だ。日にちを間違ってるとわかったときの顔が、
ブレンダでなくても、相手を間違ったってのがバレバレだったし、
弁護士用の写真をとると言われてるのに、明らかにポーズがおかしいのに、
まったくあやしまないところとか、ある意味いいやつなんじゃと思えるくらいだ。

そして特殊訓練もかなりおかしかった。あの教官の人もなんだかおかしい。
ヘルメットを脱いだら絶対に訓練終了と認めないといきまいてましたが、
それなのに肝心の中に入ってる人たちの顔を知らないし。
「あんたがマイケル・タオ?」と疑いつつも、プロちゃんの見事な一言、
"He's adopted."(養子なんだ)の説明には、それ以上口を挟まなかった。
ちなみにタオと変わってと言われたときのバズの台詞もおかしかった。
「説明もまわりくどく?」って…。その通りだけど。

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クローザー3 第5話 忘れられた人々

The Closer 3 #5 The Round File


散歩中に友人を殺害したと言う老人がLAPDに送られてくる。彼は名前を名乗らず、
ただ友人を毒殺したのだと言うばかり。まともに受け取れない特捜班たちだが、
遺体の検死をしてみると、確かに毒殺の形跡があり、事件は違った様相を見せる。
名乗らない男のヒントをたどり、彼の名がドナルド・バクスター(オルソン・ビーン)と
探り当てたブレンダは、なぜドナルドがこんなことをしたのかに踏み込んでいく。
やがて彼のいた老人ホームを訪れたブレンダは、受付のナース、タウンゼント夫人
(キャスリン・ジューストン)の話を聞き、老人ホーム施設の支配人であるという男、
ファド・ホエイリー(ジム・オルトリーブ)に会うのだが…。

予告を見て、ランディンハムさん(ザ・ホワイトハウス)登場と色めき立ったのだが、
ふたを開けてみればむしろ、ナセド登場(ロズウェル)という感じでした。
ちなみにナセドはもうすぐ始まる「ザ・ユニット」のS3-5にも出てくるらしいです。
あれからもう何年もたってるはずなのに、相変わらずナセド。
ある意味年齢を感じさせないってことなのか? さすが宇宙人です(違)。

こういういわゆる老人介護施設での悲劇って、よく聞きますよね。
施設だけのことではなく、一般家庭でも介護がつらくなって心中とか、
そんな話は実際に聞きます。そのくらい老人の介護って、身も心も疲れるし、
大変なことなのだと思います。でも今回のケースにおいてされていることは、
そういうのを越えた、とんでもない世界にある。

誰も気にしない(Who cares?)だなんて、どうして言えるのだろうか?
施設にいる老人たちは、自分にとっては親戚でもなんでもない、
ただの金づるでしかないから? 彼らは自分にとっては人間ですらなく、
ディスポーザブルな施設の備品と同じだとでも感じていたのだろうか?
彼らの姿は、けして他人の姿ではない。誰だっていつかは年を取るし、
身体が動かなくなるときがくる。彼らの姿は自分の将来だと思えない人は、
こういう施設にかかわってほしくない。

タウンゼント夫人とホエイリーの違っているところはと言えば、
タウンゼント夫人にとって施設の老人たちは自分とつながったところにいる存在だが、
まだホエイリーはそこまで年を取っていないため、関係ないものとみなしていること。
しかもまったくの良心の呵責も感じていない。当然のことをしたまでだと、
取引まで持ち出してくるとは、恥知らずにもほどがある。ブレンダの一喝で、
刑務所の中でその言葉の意味を考え、意味を理解する日が彼には訪れるだろうか?

今回はドナルドだけではなく、プロちゃんといい、ドネリ夫人(ニナ・フォック)といい、
ぴんしゃんとしている老人の気骨がまぶしい回だった。年を取ることはけして、
おそろしいことやいやなことではなく、本人の気持ちの持ちようで、
いくらも人生は自分の下に果実をもたらす。そう思ってこれからも、
まっすぐ歩いていきたいと思えるエピだったと思います。

プロちゃんはブレンダを仕込んだのは俺だとか、ちょっと調子に乗ったことを
抜かしていましたが、ドナルドにはブレンダみたいないい刑事には今まで、
会ったことはないとさらりとかわされていましたね。でも爺はかわいいので許すけど。
そしてやっと謹慎から復活のガブちゃん。ブレンダにベビーシッターをお願いと、
ちゃんとこれからもあなたを信頼していると言うメッセージをもらって満足そうでした。
これで少しは遺恨が流れたかな? そして来週は…なんか大変そう。

tag : クローザー

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