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コールドケース6 第23話 士官候補生~後編~

Cold Case 6 #23 Into the Blue

後ろから来た車に追突され、橋から車ごと川に落ちたリリー。どうにか銃で窓を撃ち、
自力で辛くも逃げ出し、病院へ運ばれる。検査が必要だと言われたリリーだが、
今はなんともないからと黙って抜け出してしまう。リリーは自分に追突した車が、
PMIの車であると知り、その車の借主を調べ、ローレンスであると突き止める。
ヴァレンズとリリーはローレンスが女子の部屋にいると知り、追い詰めるが…。

「コールドケース」初の夢オチ?
基本的に私はあんまり夢オチって好きじゃないんだけど、今回のはちょっと、
普通の夢オチとは違っていたように思う。ただの荒唐無稽な夢ではなくて、
リリーの頭の中で、捜査のヒントが少しずつ結びついていった感じで、
同じ手がかりを現実世界の中で、チームメンバーが追っていき、
最終的に同じところにたどり着いたイメージでしょうか。命の危険にさらされると、
脳が通常より大きく動くって聞くので、それでかな。

モーが犯人っていうのは、あのキャストの中では一番オーソドックスだったかも。
彼でなければ、ムリロというのが妥当なラインだったけど、
ストーリーの見せ方で、割とほかの大穴にも可能性はありそうだったので、
うまくやったのかな。ライアンが実行犯で、こちらは結構大穴だったし。
ただ、ライアンについては、殺すつもりはなかっただろうと思うし、
モーのような悪さはそこには感じられなかったけど。

しかし、興味深かったのはリリーの過去が割れたガラスの破片みたいに、
ちりばめられていたこと。母親との関係がうまくいってなかったことは、
もちろん知っていたし、そこにポール・クーパーが関わっていたのも知っていたけど、
なぜ彼が消えたのかというのは、今まできちんとは示されていなかったように思える。
そして、リリーが警官になった理由、子供の頃から実は、
スティルマンとの交流があったこと、殺人課の刑事になった経緯も含め、
過去と現在がつながった気がします。

ハスラー」の回辺りから、急に反発が強くなった父親への気持ち。
それでも今回は、ポール・クーパーがリリーを諦めずにいてくれて、
本当によかった。ベッドサイドに付き添う彼の目からは、
まだリリーが子供だった頃と同じように見えていたんだろうね。
これをきっかけに、リリーに心の根ができるといいのだけど。

さて。これでS6はフィナーレ。
そして来シーズンはファイナルシーズンと言うことで、リリーだけじゃなく、
チームのみんなのプライベートも気になるところ。予告の中に、
サッカルドが出てきてたけど…ロミオとジュリエットみたいになりそうな。
そんないやな予感がしますが。みんな幸せになれるといいな。
最終シーズンも楽しみにしています。



オープニング曲:Once / Pearl Jam
エンディング曲:Black / Pearl Jam



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tag : コールドケース

コールドケース6 第22話 士官候補生~前編~

Cold Case 6 #22 The Long Blue Line

2005年。ケイト(マディ・カーリー)はペンシルバニア軍事大学(PMI)の入学通知を受け、
初の女性として入学することを決める。だが、彼女は入学間もなく殺されてしまう。
そして現在。墓地で移し変えの作業の最中に、トランクにつめられた遺体が見つかり、
持ち物からそれがケイトだと判明する。PMIから遠く離れた場所で、
遺体のつめられたトランクにパソコンなども入っていたことから、
大学で殺されたのを、脱走したように見せかけて殺されたのではないかと思われ、
リリーたちは再捜査を開始するのだが…。

なんでも新しい世界を切り開くのって、大変なことなのだと思う。
習慣というか、慣れ親しんだものが変わると言うことに人間は抵抗を覚えるし、
そこに個人的な何かがなくても、変革者と言うのは忌まれてしまうのだと思う。
ザ・ダイバー」もそうだったし、このドラマの中でのリリーもそうだったみたい。
それでもそれを乗り越えていく力のあるものが現れたとき、
それは未来を開く扉となる。先駆者がいたからこそ、世界は変わっていく。
だがもし、変える力を持つものを茎から折ってしまう人間が現れたら?

どれだけ反発をしても、最終的には力のあるものは力のあるものを認める。
そしてそれだけの実力のないものは、力で勝ることができないから、
「本来ここにいるべきではない」という言葉でしか、
侵入者を遠ざけることができない。自分の居場所を脅かすもの、
それを実力で駆逐する能力がないからだ。ケイトを曲がった手段で、
駆逐しようとした人間は誰なのか?

なんか今回はゲストが豪華で、誰が怪しいのかよくわかんない。
ムリロ大佐(マイケル・アイアンサイド)にキシュナー(ダニエル・ボールドウィン)。
名前が最後まで出てこなかったローレンス・ガードナー(ジェイソン・トマス)も、
ジェームス・アディソン(ジェイク・マクローリン)も怪しいし。
リリーの車に追突したのは誰だったんだろう? こんな展開になるなんてびっくり。

フランキーのことなんてどうでもいいが、キャットとベル検事補のことは気になるし、
お父さんからリリー宛に来てた手紙の内容も気になるし。
さすがに前後編をやるだけの気合、かなり気を持たせる内容ですね。
ヴェラやジェフリーズがおとなしかったから、次回は活躍するだろうか。
最終シーズンへとつながる後編、期待したいです。


オープニング曲:Corduroy / Pearl Jam
エンディング曲:Yellow Ledbetter / Pearl Jam


tag : コールドケース

コールドケース6 第21話 ハスラー

Cold Case 6 #21 November 22

1963年。あるバーでビリヤードの賭けが行われていた。ケネディ大統領の演説の中、
手つきの怪しかったハスラーは、かけ金が上がると見事な腕前を見せる。
ハスラー、パトリック・レノックス(エイオン・ベイリー)は掛け金をせしめるのに成功する。
ショットがすばやくてはずさないということで、ライフルと呼ばれているのだった。
だが、ケネディ大統領暗殺の同じ日、パトリックも何者かに銃殺されてしまう。
そして現在。パトリックの行っていたビリヤードクラブが復活することになり、
そこから大統領暗殺の新聞に包まれた拳銃が見つかる。口径はパトリックが殺されたのと同じ、
32口径だった。リリーたちは再捜査を開始するのだが…。

パトリックと娘と名乗ったヒラリー(マデリン・キャロル/ケイ・レンツ)の、
親子とも友情ともつかない、あたたかい絆がせめて、エピソードを温めていたように思う。
どんなにつっぱってはみても、パトリックもヒラリーも、お互いを求めていた。
たとえ始まりは違ったとしても、そこには本物の絆が育っていた。
もしそこに、相棒のシャロン(ヴァレリー・アズリン/テス・ハーパー)も、
一緒に心を開くことができていたなら、展開は違っていたでしょうね。

普通の人がビリヤードを楽しむだけなら、ただのゲームで済むけれども、
これがかけ金で生計を立てていくハスラーとなると、やっぱりやくざな世界。
みんなどこかすさんでいるし、表面には出さない孤独を抱えている。
だからこそ、母親を失った少女と、ハスラーの魂の交流があった。
一度は突き放したヒラリーのことを、連れ戻そうと駆け出したパトリックには、
孤独はもうなかったかもしれない。でもその気持ちは、ヒラリーに伝わらないまま、
時は流れてしまう…。

途中、ヒラリーに心を重ねあわせ、自分の境遇を思うリリー。
やっとあたたまってきたと思った、父親ポール・クーパーとの間の関係も、
また振り出しに戻ってしまう。母親にも妹にも、父親にも背を向けて、
リリーはこれからどうするのだろう? 少なくとも職場の家族、
チームメンバーとは向き合っているけれど、本当にそれでいいの?
クーパーが差し伸べた手を完全に払ってしまったら、あとで後悔しないかな?

次回から前後編で、ついにシーズンフィナーレ。
チームのみんなが幸せにシーズンを終えてほしいけれど、それも難しそう。
シリーズ初めての前後編ってことは、かなり大きな事件ですよね。
楽しみにしています。


オープニング曲:Green Onions / Booker T & The MG's
エンディング曲:My One and Only Love / John Coltrane and Johnny Hartman

 

tag : コールドケース

コールドケース6 第20話 ホームスチール

Cold Case 6 #20 Stealing Home

1998年。フロリダにキューバからの亡命希望者がいかだでやってくる。
3人は捕まるものの、ゴンサロ(シャリーム・オルティス)はぎりぎりのところで、
砂浜に上がり、亡命をすることができた。やがてゴンサロはフィラデルフィアに移り、
大リーグの選手として入団するのだが、何者かに殺されてしまう。
そして現在。ハイチからの不法移民が強制退去を逃れるために、
ゴンサロが殺されたときの情報を持ってくる。殺されたとされていた場所と、
違うところで死んでいるのを見つけたという話を聞き、リリーたちは再捜査を開始する…。

必死の思いで亡命を手に入れ、自らの力で勝ち取った大リーグへのチケット。
それなのに殺されてしまうなんて、なんとも切ないと思ってみていたが、
結果はそれを上回るもの。必死で生きてきた人たちがなぜ、
こんなにつらい思いをしなければいけないのか、国のあり方と言うものに、
どうしても疑問を覚えざるを得ない。

受け入れる国にとっては、なんでもかんでも受け入れてしまうことは出来ないので、
どこかで線引きをしなくてはならないのは当然のことなのだけど、
ビーチまでやってきて、砂浜まで上がれるか、波打ち際で捕まるかで、
亡命の成功と失敗が分かれてしまうと言うのは、残酷に思える。
テレビの中継でも言っていたように、さめの泳いでいる海を、
いかだで危険を冒して渡ってきたのに、あと数メートルと言うところで、
もうすでに足は砂を踏みしめているのに、自由の地へと渡れない。
コーストガードが鬼のように見えてしまった。

フアン(オスカー・トーレ)が笑顔の下に封印した苦い記憶。
どれほどのつらい思いをしてきたのか。肉体的にも精神的にも、
本当に壊されてしまったのに、それでも必死で前へと進んだ。
彼がゴンサロを害する気持ちはなかったのは、本当だったと思う。
ただ、あまりの怒りに(ゴンサロにというより、運命にだろうか)、
一瞬失ってしまった。そしてその一瞬の隙に、神はさらに試練を与えたのか。
すでにそれまでも、十分以上につらい思いをしていただろうに、
これ以上とは、なんて重い十字架を課するのだろうか。

せめて次の世界を作っていく、アンドレスたちには光さす道があるように、
ひたすら祈るばかりだ。

ソフトボール大会、楽しそうでしたね。PDとFDはやっぱり何かあるのかなぁ。
皆さん、遊びなのに、超本気でした。いつもは殺人だの何だのいっているばかりだけど、
こういう息抜きがあるといいよね。ミラーの本気ボール、見てみたかったなぁ。
そしてボスとヴェラの建物の中でのあれは、危険じゃないんですかね。
超マジの三振がヴェラらしくてかわいかったけど。

なんと今回は、スコッティの中の人が脚本に参加。
本人もキューバ系アメリカ人ということで、思い入れのあるエピソードになりました。
そして残すはあと3話。来シーズンが最終シーズンとなるので、
それに続く最終話に注目です。


オープニング曲:Eleggua Con Cachao / Cachao
エンディング曲:Vida Mas Simple / Nil Lara

 

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コールドケース6 第19話 アメリカン・ドリーム

Cold Case 6 #19 Libertyville

1958年。陸軍兵だったジュリアン(ジョナサン・シェック)はケンプ家の所有する会社を受け、
素晴らしい印象を残す。自由の町(リバティビル)を郊外に作りたいと言う夢を語るのだ。
だが、ジュリアンは何者かに殺されてしまう。そして現在。
セネターズ・クラブというところに勤めていた女性、メアリー(リン・ハミルトン)が、
殺人課を訪ねてくる。昔、黙っていろといわれたジュリアンの殺害に関する、
ある情報を伝えにきたのだった。もう先が長くないと言われたメアリーは、
正しいことをしたいと思ったのだった。リリーたちは再捜査を開始するのだが…。

なんていうか、今回の話はちょっとリアルではなかったんだけど、
でも「もし」実際にこういうことがあったなら、こういうことも起こりうるのかなと、
考えさせられる話でした。今でも消えてはなくなっていない人種の問題、
この昔には今よりずっと根深い話だったはず。そんなときに、
上に上がれるチケットが手に入ったら、やっぱりそっちにいってしまうよね。
そしてアフリカ系の人たちもとても誇りの高い人たちだから、
そうなったときに、もうそこに戻ることもできなくなってしまう。
なんともつらい話だと思う。

犯行にいたった理由にしてもなんとも悲しくて、ジュリアンの理想は、
その当時は届くことが出来なかった。それでも時を越えたいま、
キャロライン(アレクサンドラ・ホールデン/コンスタンス・タワーズ)と、
レジーナ(エリカ・アッシュ/ハティ・ウィンストン)がめぐり合うことができ、
そして一緒にやさしいときをすごすことができるようになったのは大きな収穫。
ジュリアンはその姿を見て、せめて安心して消えていくことが出来たのではないだろうか。

リリーは父親のクーパーと、少しずつ絆を温めることにしたみたい。
母親はなくなり、妹とはほぼ絶縁状態。リリーはそれでも平気と思ってるかもしれないが、
やっぱり家族がいるのといないのとでは、心の支えが違うと思う。
これでよかったのだと思いたい。

そしてジェフリーズもそろそろ本格復帰かな。
みんなにやいのやいの言われていたが、彼も一人身だし、
チームのみんなが家族なんだろうね。だから会社にきたいのかも。
あとヴェラは、自分の家を探すことにしたのかな?
これもフィナーレまでにもう少し展開があるだろうか。気になります。


オープニング曲:Are You Havin' Any Fun / Tony Bennett & Count Basie
エンディング曲:This Land Is Your Land / Sharon Jones & The Dap-Kings

 

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コールドケース6 第18話 ジャングルジム

Cold Case 6 #18 Mind Games

2004年。統合失調症の青年、ピート(ビリー・ラッシュ)が町を歩いていた。
彼は精神科医のジュリー(ジャクリーン・オブレイダース)の患者だった。
だが、ジュリーは何者かに殺されてしまう。そして現在。リリーの元に、
ピートの学生時代のルームメイトが訪れてくる。ホームレスシェルターで彼を見かけ、
逃げるように去ったのを見て、もしかしたらと思ったのだと言う。
リリーたちは再捜査を開始するのだが…。

前回の予告でえっらいケバいリリーが映っているのを見て、
なんじゃこりゃ?と思っていたのだが、ピートの妄想バージョンだったんですね。
変なコスプレ姿は、ある種のファンには何かすごく訴えるものがあったかも(笑)。
あのスタトレ風宇宙服(笑)はあまりに似合ってなくて笑ってしまった。
いつもどおりのパンツスーツ姿とのギャップが激しくて、おもしろかった。

さて。
今回の事件、ピートが統合失調症だったがために、ややこしくなっていたように思う。
もし彼にそういう妄想とかがなかったら、割と早く犯人とか、
見つかったんじゃないだろうか? まさに原題のとおり、
マインドゲームが続けられていて、捜査員たちも混乱するよね。
ピートくらいのレベルにいっていれば、すぐにおかしいってわかるけど、
ヴァネッサ(ヴィクトリア・プラット)なんかについては、
一瞬はわからないくらい結構普通に見えるもんね。言うことも普通だし。

ガルトン(エリック・アンダーソン)については、コールドケース的には、
ちょっと怪しかったりもするけど、「院長」という肩書きがあれば、
あまりスクリーニングに引っかかってきたりはしないよね。
まして、虚言癖や妄想癖のある患者さんたちを扱う病院であれば、
どうしたってそっちに疑いの目はいってしまうし…。
そこをうまく操った犯行だった。とにかく真犯人が捕まってよかったけれど。

さて。前から気になってたベル検事だけど…。
昔結婚してて、しかも娘までいるとはね。でも今はシングルのようだし、
リリーもこっちに乗り換えちゃったらどう? 最初に彼が登場したとき、
一瞬ミラーとも何か芽生えそうな雰囲気はあったけど消えちゃったし。
まあ、リリーには検事でいやな思い出があるのは確かだが、
あいつとは全然この人違うもん。すごく地に足が着いていて誠実だし。
娘にキティちゃんのステッカーを鞄にべたべた貼られてもはがしたりしないし。
リリーの前に現れる男にはことごとく反対してきたけど、彼ならいいと思うんだけどな。

やっと退院してきたジェフリーズは今回最後にちょっとだけ。
シーモンキーだのあひるちゃんだの、あのプレゼントセレクションはどうなのか。
そしてかなり高級そうなボトルを1本がめたヴァレンズとボスだけど、
大きな事件が解決したときにでも、みんなで飲んだりするのだろうか。
来週は無事、ジェフリーズも戦線復帰かな?


今回は全曲ジョン・レノンですね。
オープニング曲:Beautiful Boy / John Lennon
エンディング曲:Watching The Wheels / John Lennon

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コールドケース6 第17話 銃声

Cold Case 6 #17 Officer Down

2009年(現在)。ヴェラと家に戻る途中だったジェフリーズは、ミルクを買いに店による。
知り合いの店主ウォルターズ(クラレンス・ウィリアムズ3世)に声をかけるが、
何かがおかしいと気づく。外で待っていたヴェラは、2発の銃声を聞き店へ駆けつける。
そこには店主がすでに殺されており、ジェフリーズも撃たれて倒れていた。
ヴェラはあわてて応援を呼ぶのだが…。

現在進行形の事件はなかなかないコールドケース。今回は冷たくなっていない、
おきたばかりの殺人事件の捜査。ジェフリーズの仇(死んでない)とばかりに、
リリーやスコッティが熱く捜査をしている姿は新鮮だった。

しかし今回のエピソード、死ぬ必要のない人が二人も死に、敵討ちに燃えた青年が、
ひとり間違った人間を殺して刑務所に入ることになってしまった。
殺すつもりはなかったとガブリエル(マティオ・アリアス)はいったが、
どういうつもりだったのかな。確かに現場の再現映像を見ていると、
銃から弾が飛び出して、相手に当たった瞬間に彼は驚いているんだけど、
撃ってもあたると思っていなかったのか、それか単純に撃つという行為の意味が、
わかっていなかったのか。でもそれがなんであれ、彼の軽率な行為が、
ウォルターズはもちろん、兄のフランシスコ(マニー・モンタナ)の命まで奪った。
そして兄の命を奪ったヴァレンタイン(シャリフ・アトキンズ)を刑務所に送ることに。

ガブリエル本人が裁かれるのはともかくとして、ほかの人たちは全員、
彼の暴走のとばっちりを受けた形に見える。なぜ兄と話し合いをしなかったのか、
それでさまざまなことが防げたのに。そしてこれだけ荒れた界隈にあって、
若者たちを恐れずに、真っ直ぐ話すことの出来るウォルターズのような人が、
こうして殺されてしまったことに静かな怒りを覚える。
S2-1「バッドランズ」のときと同じように、いい人が殺される。
これが現実なのかもしれないけど、やっぱりやりきれない。

先週の予告は本当にいやだったけど、ホント、助かってよかった。
自分が撃たれたときのことを思い出したのか、リリーが不安定になってて、
なんだか心配になってしまいました。最後に泣き崩れるリリーは痛々しくて、
そろそろシーズンフィナーレも近づいてくる今、捜査員たちのプライベートも気になる。
それにしても…。ヴェラは牛乳飲みすぎだな!


オープニング曲:I Wish It Would Rain / The Temptaions
エンディング曲:The Judgement / Solomon Burke

 

tag : コールドケース

コールドケース6 第16話 ジャッカルズ

Cold Case 6 #16 Jackals

1976年。女子高生サラ(スペンサー・ロック)は自宅の外で待っていたバイカーの後ろに乗り、
走り去ってしまう。だが、やがてサラは何者かに体中をめった刺しにされて殺される。
そして現在。サラの父親コリン(ジョン・スカランジェロ/バリー・カリソン)が、
警察を尋ねてくる。30年刑務所で過ごし、やっと出所してきたのだが、
自分の荷物の中に、見たことのない娘のサラの写真が入っているのに気づいたのだった。
サラがバイカー集団ジャッカルズと一緒に写っている写真で、
事件を調べなおしてほしいと依頼してくる。リリーたちは再捜査を開始するのだが…。

今回の事件、ダレン(クレイン・クロフォード/ジェフ・ファーヘイ)も逮捕されていたが、
正直彼も被害者だなという気がして、少し気の毒になってしまった。
サラが体中を30箇所も刺されて殺されたのは本当にかわいそうだし、
どれだけの痛みと恐怖の中で死んでいったのかと思うと、胸が痛むばかりだが、
あの場でダレンに何ができたのだろうかと考えると、今回の逮捕は、
一体妥当なのかと考えてしまうんですよね。

サラに起こったことを止めずに、ただ目をふさいでいただけと言うには、
あまりに事件は大きかったと思う。あの場でシェイムレス(マイケル・レイモンド・ジェイムス
/ジョナサン・バンクス
)を止めようとしていたならば、ダレンだって殺されていただろうし、
そういう意味では、目を閉じるのはある種の正当防衛手段だったはず。
こうなるであろうことがわかっていたから、サラをつれて逃げようとしたのに、
運悪く捕まってしまい、このような結果になってしまった…。

もちろんダレンが悪くないわけじゃない。だけど、どうなのかな。
あの場でのほかの選択肢は、なかったように思えます。
お父さんのコリンにしても、自分が捕まったせいでこうなってしまったと、
いつまでも気持ちは晴れないでしょうね。なんだか苦しいエピソードでした。

そんな中、捜査員たちのプライベートは…。
ヴェラとジェフリーズとの間に漂う緊張感ってどんななんだろう?
男たちのルームシェアって、結構気楽なんじゃないかと思ってたんだけど、
そうでもないのかな? きちんとしてるタイプのジェフリーズが、
いい加減な感じのヴェラにいらついて、ヴェラがちょっと縮こまってる感じ?
それはそれで、ちょっとおもしろい風景ですが。
そしてリリー、レイの話も出てきたけど、サッカルドの話が出てきた。
アンダーカバーなのに、連絡とか取ってて大丈夫なのかな? 心配になります。

でもそれよりも、問題は予告である…。
あんなものを見せられて、一体どうしろと。すごくいやな想像をしちゃう。
ただ大丈夫と思って待つしかないですね。今シーズンもフィナーレが近づいてきてるな。


オープニング曲:Magic Man / Heart
エンディング曲:Simple Man / Lynyrd Skynyrd

 

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コールドケース6 第15話 証人

Cold Case 6 #15 Witness Protection

2008年。ロードアイランド州で生活していたベン(スティーヴン・エクホルト)は、
気がかりなことがあった。プロビデンスを仕切るマフィアのジャコーニの会計係で、
証言台に立つため、証人保護プログラムを適用されることになったのだった。
妻のリー(キャサリン・ラナサ)も息子のジェフ(タイラー・ブラックバーン)も、
突然のことに混乱気味。連邦保安官のパーカー(ジェイソン・ゲドリック)につれられ、
フィラデルフィアにやってくるのだが、ベンは行方不明になってしまう。
そして現在。リーが殺人課にやってきて、失踪した息子を探してほしいと言う。
リリーは失踪者の捜索は殺人課ではやらないと言うのだが、行方不明の夫、
最近見つかった遺体がベンではないかと言う話を聞き、再捜査を開始するのだが…。

これってそもそも、一番パーカーが悪いんじゃない?
いくら裁判所に近いところにいてもらったほうが楽だからって、
通常証人保護プログラムって、証人となる人たちは死んだと言うことにして、
家族にさえもその事実を告げることは出来ず、ひっそりと隠れるはずなのに、
顔見知り同士をそばの住所にかくまうって、ありえないんですけど。
このやり方に従えば、証人を消そうとする人たちだって、
簡単に証人を見つけられますよね。そもそもの今回の事件のすべての原因は、
このずさんな連邦保安官のせいとしか思えない。

しかも、ベンの証言はビデオに録画してるから、いなくなってもよかったとか、
仕事に対するプロ意識がまるでないし。彼らを守ることが仕事じゃないのか?
ありとあらゆる意味で、この駄々漏れのパーカーが憎らしい。
それなのに、ちゃっかり証人の奥さんには手をつけたりしてるし。
この人、一体何なのかなぁ。クビにしてしまえばいいのに。
最後に別の家族がパーカーから保護を受けるシーンが映っていたが、
こいつじゃ危ないですよといってやりたくなった。

ジェフが凶行に走る前に止められて、本当に運がよかったと思う。
パーカーのせいで、家族全員が本当にめちゃくちゃのばらばらになるところだった。
せめてもの救いは、ジャコーニが有罪で終身刑になったことくらいか。
娘のタミー(メリッサ・ファーマン)と一緒にすごす、
ヴィニー(ゲイリー・バサラバ)は普通のおじさんになったように見えたのに、
それもすべて取り返せない過去のことになってしまった。
ああ、いらいらする!

捜査員のプライベートは、ジェフリーズのところにお邪魔しているヴェラは、
ジェフリーズのコレクションのLPをおしゃかにして怒られていた。
そしてスコッティは、フランキーに復縁を告げられ荒れ気味。
でもこれは…これでよかったのでは? とか思ってみたり。


オープニング曲:I'll Be Your Mirror / The Velvet Underground
エンディング曲:Until The Day Is Done / R.E.M.

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コールドケース6 第14話 セールスマン

Cold Case 6 #14 The Brush Man

1967年。郊外の住宅街でセールスマンのロイ(ベイリー・チェイス)が歩いていた。
倒れている三輪車は起こし、飛んできたボールは相手に返す。訪問相手の女性にも、
好かれていたが、何者かに殺されてしまう。そして現在。住宅地のために
池を掘り起こしたところ、白骨化した遺体が見つかる。遺体が身につけていた時計に、
名前が掘ってあったことからロイの身元が判明する。他殺体だとわかり、
リリーたちは再捜査を開始するのだが…。

ロイのいい人ぶりが、セールスをあげるためのものではなくて、
本当に彼の人となりからきているもので、そしてそうだったからこそ、
命を縮めることになってしまった。仕方のないことなんだと思うけど、
それでもやっぱり残念だなと思う気持ちがある。
最初の場面で、尋ねていった家の女性と関係を結んでいたのかと思いきや、
そういうわけではなく、本当にいい人だった。

変人で通っていたベトナム帰還兵のノーム(マシュー・アラン/ブラッド・グリーンクイスト)と、
ロイとのエピソードは、「サンドロット」を思い出させる部分があった。
結局こういう形で人を遠ざけても、それに臆さず近づいてこれるロイには、
ある種の友情を感じていたようだ。もしロイが生きていたなら、
ノームとご近所さんとの距離も近づいていたのかな。

グレン(ウィリアム・ラグスデイル/モンテ・マーカム)については、
正直最初の印象からしてかなり悪く、彼が家族に対して与えている、
負の支配力が大きかったので、彼が犯人なのではないかと言う疑惑は最初からあった。
ダイアン(ウィン・エヴェレット/パット・クロウリー)のちょっと異様な感情の抑え方から、
家庭内暴力は容易に推測できた。ケヴィン(ドリュー・オズボーン/デュエイン・ウィテイカー)も、
どこか不安定な印象だったが、それにもきっと大きな影響があったのでしょうね。
グレンの性癖については、さすがに推測できなかったけれど。

このことを機会に、ダイアンとケヴィンがまた会うことが出来るようになったのはよかった。
きっとそれをロイも喜んでいるだろうと思う。でもグレンみたいなひどい人のために、
ロイが殺されなければならなかったのは、返す返すも残念であった。

ところでヴェラは、トニに捨てられたのかと思っていたら、同棲してたのか。
でも追い出された。う~ん、これからどうなるのかなぁ?
一発大逆転の結婚なんてのも、ありじゃないかと思うのだが、どうなるか。


オープニング曲:I'll Be Your Mirror / The Velvet Underground
エンディング曲:Pale Blue Eyes / The Velvet Underground

 

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