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スーパーナチュラル7 第14話 ようこそピエロランドへ

Supernatural 7 #14 Plucky Pennywhistle's Magical Menagerie

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カンザス州。変死事件が起きたと聞いたサムとディーンは現場に駆けつける。
検視官に遺体を見せてもらうと、男の体中に吸盤のあとが残っていて、
さらに血を抜き取られているという。巨大蛸に襲われたのではという検視官だが、
サムとディーンは吸血鬼を疑っていた。被害者の妻に話を聞きに行くと、
娘の誕生日をすっぽかし、また、ベビーシッターといい仲だったと聞かされる。
その娘に話を聞くと、父親が怪物に襲われると警察に言ったことで、
母親に怒られたというのを聞くのだが…。

なんでこうもアメリカのピエロって怖いんでしょうか。
いや、存在がって言うより、顔が。グロテスクって言うか、
そりゃ子供が怖がっても無理ないよね?
結構ドラマを見ていると、ピエロ恐怖症って描かれるんですけど、
こういうの見てると、納得しちゃいます。

犯人のハワード(マイケル・ブラックマン・ベック)については…。
心が子供のまま大人になっちゃったんだなという感じ。
少年の心なんていうと、いいふうに聞こえちゃいますが、
要はガキのまま、成長しなかったってこと。
誰にだって納得のできないことや、面白くないことはある。
でも、だからってそのたびに誰かを殺してたら、前に進めない。
もちろん心の中で「死ね」って呪うくらいのことは誰しも経験あるでしょうが、
それ以上はしない。それが大人になるということ。

それを受け入れられないまま、ハワードは育ってしまった。
これ、親にも大きな責任があると思います。
やっぱり自分のしたことの責任は自分で取るという当たり前のことを、
当たり前に教えてこなかったから、こういう人間が出来上がる。
自分の納得できないことを飲み込んでいくのも、大人ですから。

あの子供たちは、一時的に親を恨んだりはしたと思いますが、
本気で死んでほしいと思っていた子は、たぶんいなかったと思います。
人間、誰だって一瞬そういうふうに思うときはあっても、
それは一次の激情で、本当にそう思っているわけじゃないですからね。
それすらも理解できないまま、体だけは大人になってしまったハワードは、
ある意味、かわいそうな人なのかもしれませんが。

次回は久しぶりに悪魔の登場?
あの口から中身が出て行く映像、見るのが久しぶりだ。

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