スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

項羽と劉邦 第39話 降将 章邯、第40話 趙高誅殺

楚漢傳奇

降将 章邯
項羽軍の食料が少しずつ底をつき始める。秦の降伏兵たちを捕虜にしたせいで、
どうするのが一番いいのか、項羽は迷う。劉邦たちの東への進軍が順調と聞き、
項羽は章邯に時間を取られているせいで、関中に向かうことができないのにいらだち、
不安を抱えていた。そんな中、咸陽では、趙高がみなを集めて、
子嬰を新しい王に立てようとしていた…。

趙高誅殺
劉邦たちは武関を超え、嶢関へと向かう。だが、難攻不落の嶢関を前に、
どのように落とすべきなのかを張良はよく考え、盧綰を使者に出すことに。
秦の将軍の前に出た盧綰は、彼の部下たちに殺されそうになるのだが、
あくまでも和議の申し出を貫き、もし自分たちの和議に応じない場合には、
項羽が攻めてくるであろうと示唆する。一方の子嬰は、
生き別れとなっていた娘の幼姫と引き合わされる。韓談に趙高の話を聞き、
趙高のたくらみを知った子嬰は、趙高の誅殺をはかる…。

やっと趙高が死んだよ。
長かった~~~。一体どの口が恩を仇とかいえるのか。
もうなんか、彼の最期の戯言はもう滑稽を通り過ぎて、気持ち悪いくらいだった。
こんな奴の身勝手で、国が滅びてしまうとは、恐ろしい限りだ。
そして情けないのが秦の官僚たち。命あってのものだねではありますが、
それにしても長いものに巻かれすぎ。
この幼姫は、どうするんですかね。これからどうなっていくのか、
このお姫様の動向にも注目です。

章邯、ここで終わらせてしまうには、本当にもったいない。
男としても、将軍としても、ほかとはレベルの違う将でした。
バカな宰相のせいで窮地に追いやられ、そんな中で必死に戦い、
素晴らしい働きをしたのに、そのすべてが無に帰するなんて、
なんとも切ない限りです。こういう人が一人いるということが、
国にとってどれだけの宝なのか、それを疎むばかりで理解できなかった趙高が、
この国の破滅を招いたといってもいいだろう。

項羽は章邯に比べて、すごく若いなという印象です。
最終的に范増のいうことを聞くことにしたのはよかったけれど、
やはり血にはやっているなという印象ですね。
実際、章邯に比べてずっと若いから、仕方がないのでしょうけど、
その辺に器の違いを感じます。自らの才を恃むものと、
その才を謙虚な心で受け止めるものとの差なのでしょうか。
劉邦の性格も含めて、少しずつ彼らの違いが運命を引き寄せていきますね。

今回の張良の働きが、私は好きでした。
彼の命令が、頭の中でだけその理由が展開されているため、
普通の人たちには、彼が何をしようとしているのかがよくわからず、
戸惑うばかりだったのではないかと思いますが、それでもみんな、
きちんと張良の話を聞き、無血開城できたのは素晴らしいです。
特に昔はそういうのって少なかったのではないかと思うので、
これからも張良の活躍には期待しています。

関連記事
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。