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項羽と劉邦 第45話 咸陽炎上、第46話 巴蜀の王

楚漢傳奇

咸陽炎上
劉邦は鴻門の会で、命の危険を感じ、張良のアドバイスにしたがって、
宴席の途中でそっと去り、自軍へと戻る。残った張良は、
劉邦からの贈り物を取り出し、項羽に劉邦の退出の理由を説明し、
忠誠は変わらないことを告げる。范増は劉邦の将来への野望を危ぶみ、
英布に追いかけさせるのだが…。

巴蜀の王
項羽が咸陽の都に火をつける。大きな都はいつまでも燃え盛り火が消えない。
そんな様子を見ていた劉邦は、改めて項羽の冷酷さを思い知らされる。
張良は劉邦に、この出来事が劉邦の寛大さと、項羽の酷薄さを知らしめる、
大きなチャンスだと告げる。そんな中、虞姫は秦の子供たちが飢えているのを見かね、
項羽に黙って倉庫の食糧を探しに出かけるのだが…。

亜父、飛び跳ねてましたね。
悔しさに飛び跳ねるとかって、地団太を踏むような感じで文章では読んでも、
こうやって実際に映像で見ると、ちょっとかわいく見えたりもして。
いや、内心はらわたが煮えくり返っていたことでしょうが。
結局この出来事は、その後の項羽と范増の亀裂を決定的にする、
一番最初の引鉄になったのではないでしょうか。
老人の知恵と、劉邦を軽視した若者の傲慢。毎度のことながら、
范増が項羽の自信に裏打ちされた思い上がりと甘さを愚痴るシーンが、
歴史が変わる足音のように感じられて、本で読んでいても好きなシーンです。

咸陽の都に火を放つ項羽。
このちょっと前にあった、項羽の秦兵虐殺事件のときもそうだったのですが、
こういう頭に血の上った状態で決断を下してしまうあたりが、
項羽という人の限界をあらわしているように思います。
前回の大虐殺のときは、なぜか悔いて泣いたりして、キャラがぶれてましたが、
これがこの人の本性というか、根なんだと思います。
(本当はわからないけど、少なくとも歴史書ではそういう語られ方になっている)
そしてそれが、項羽と劉邦の天下の覇者としての運命を、
分けていくことになったのではないだろうか。

責任は私がって。
なんでしょう、虞姫に漂うこのナニサマ感。
十八史略の中でも、虞姫はというか、女性は基本的に物語の主軸ではないので、
ほとんど描写がないと思うのですが、こんなにいらん設定、なんで作ったのか。
これまでも彼女が出てくるシーンって、大概そうだったような気がしますが、
どうしてこうまでも、自己中心的で空気が読めないんでしょう。
善意なのはわかるんですけど、実際に虞姫のような人がこういうことをしたかというと、
すごく疑問だし、こういうシーンが必要だったのか自体も疑問です。
まあねー、汚いオッサンばっかり映してても画面に華がないし、
美人の虞姫のシーンを作りたい気持ちはわからないでもないですが、
蛇足だったように思います。

あの子、大丈夫なのか、おかしくないのかと疑問に思っていた、
幼姫の話がちらりと出てきましたが、これ、どんな展開になるのか。
ちょっとそこはこれから期待したいと思います。

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