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Major Crimes 重大犯罪課 第6話 目には目を

Major Crimes #6 Out of Bounds



郊外の路上で車を追突された男子高校生が射殺されているのが見つかる。
被害者はアンソニーというアメフト部のスター選手で、ギャングの弟だった。
ギャングの抗争に発展するのを恐れたテイラーは重犯罪課に預け、
ギャングの兄であるラマー(クリフォード・マクギー)を拘束して、
被害が増えるのを防ぐようにすすめることに。一方、父親の話を聞かされたラスティは、
相手に犯罪歴があったり、ドラッグをやっているような人物であれば、
会いたいかどうかわからないといって、レイダー警部に相談するのだが…。

話の筋としては、アメリカらしいと思うエピソードだったと思います。
アメリカンドリームの表と裏というか、その暗い部分にスポットを当てて、
そこに重ね合わせるようにして、被害者となったアンソニー、
容疑者と思われたディエゴ(アルベルト・デ・ディエゴ)とラスティ、
その父親(ガブリエル・サルバドール)とシャロンと、家族の姿も映され、
いろいろと考えさせられる話でした。

今、日本でも格差社会なんてよくいわれるけれど、アメリカの格差というのは、
日本よりもずっと大きくて、貧困層から出て行き、未来を掴むためには、
努力だけでなくて、運も大きく左右するのだと思います。
特に頭がいいわけでもなく、貧困家庭出身の子供たちにとっては、
スポーツができるというのは、まさに天からのギフトであり、
千載一遇のチャンスでもある。でも、そこには子供の気持ちだけじゃなくて、
親の願いも絡んでくるから、そうそうイノセントではいられない。

ディエゴはまともな子だったんですよね。もちろん悔しくもありますから、
アンソニーに対する気持ちは複雑だっただろうと思いますが、
それでもチームメイトだし、彼自身がある程度の実力のある子だったから、
アンソニーの持つ本物の才能を認めていたし、仕方ないとも思っていたのかも。
本人の思惑とずれたところで、親がこういう形で決着をつけてしまって、
本人は知らなかったとはいえ、黒い歴史が刻まれてしまったのは、
なんとも気の毒に思えました。ディエゴも、そしてアンソニーも、
二人とも被害者だったのではないかと思います。

そして、自分の見えないところで動く社会や、親たちの思惑に、
振り回されてつらい思いをしているラスティもそこに重なって、
大人とも子供ともいえない、難しい年齢にいる子供たちが、
抵抗力足りず、傷ついているのが切なかった。
今回、特に感じましたが、ラスティが見捨てられることをひどく恐れていて、
びくびくしているのが見ていてわかるので、すごくつらかった。
だいぶシャロンやチームのみんなと慣れてきて、距離感のとり方も、
上手になってきたと思うけど、それでも見える心に残る恐怖感。
彼のお母さんが彼に対してしたことは、本当に残酷だったと思います。

サイクスは今回、名誉の負傷でした。いくら警官として、
鍛えられてるとはいっても、万全ではないし、あんなふうになってしまっては、
やはり男性と女性では力が違う。彼女が殴られて意識朦朧としているのは、
見ていてつらかった。でもお手柄です。ご苦労様でした。

今回、「ザ・シールド」のアセベダ(ベニート・マルティネス)が出てたので、
犯人かと思ってたのに、結構どうでもいい役でした。
いや、大事な役だったんですけど、事件には関係なかった。
どうも彼が出てくると、悪い人かなと思っちゃう癖が…。

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