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ニュースルーム3 第5話 涙の道

The Newsroom 3 #5 Oh Shenandoah

ウィルが法廷侮辱罪で刑務所に入れられてから52日。プルイットが新社長となったACNは、
視聴率を第一と掲げ、視聴者の「発信」する新たなニュースを放送していたが、
プロデューサーのマッケンジーやドン、レポーターのスローンは不満がたまる一方だった。
今までのACNであれば、絶対に放送しなかったような内容を報道せざるを得ず、
チャーリーにやりたくないと訴えると、とにかくプルイットのいうように、
放送しろという一方的な命令が下るばかり。学内での性的暴力が問題となり、
プリンストン大学で起きたとされるレイプ事件の被害者と加害者を、
一緒に番組に呼ぶように命令されたドンは、被害者の女学生に会いに行くのだが…。

するっと50何日も通り過ぎましたね。
ウィルは短気な部分はあるものの、基本的にはとても思慮深く、
慎重な人なので、独房の中でひとり時間を過ごすうちに、
看取れなかった父親との対話をしていたのでしょうか。
前のシーズンで、マックが後悔をするから電話をしろとずっと言っていましたが、
結局ふたりの和解はならず、その埋め合わせを今心の中でしているのでしょうか。
女である私には、父と息子というものはよくわかりませんが、
母と娘の間にあるいろいろなことを考えても、やはり父と息子の間にも、
他人には測れない様々な思いがあふれているのだと思います。
今回の収監で、ウィルが以前伝えられなかった自分の思いを、
どこかで消化できたならいいなと思います。

この会えなかった52日の間に、チャーリーが亡くなってしまったことは、
深い影をウィルの心に射すのでしょう。父親のことに整理を付けられたかと思ったら、
自分の友であり、同志であり、兄であり、父であるチャーリーを失った。
しかも、彼が一番つらかったであろう大変な時に、自分がいなかった。
これがウィルにとって、一番の大きな打撃になるのではないかと思います。

私たちの知っているチャーリーだったら、プルイットの横暴に屈したはずがないのに、
こうべを垂れていたというところに、何かこちらには見せていない、
プルイットからの圧力があったのではないかと思います。もしいうとおりにしなければ、
社員を全員首にするだとか。彼は脅されたのが自分のことであれば、
闘っただろうと思うので、きっと部下のことで何か圧力を受けていたのだと思う。
果たしてそれがフィナーレで表に出るのかどうかはわかりませんが、
チャーリーが亡くなった今、彼に対してウィルができる唯一の餞は、
彼が一番やりたがっていたニュースを流すこと。ウィルがどう戦うのか、
シーズンフィナーレが気になります。

ドンが話をしていたレイプ被害者の女の子。
彼女の声は正しい形で届くのだろうか。結局チャーリーがこうなってしまったことで、
果たしてプルイットの「レイプ企画」がどうなるのかはわからないけれど、もしやれば、
加害者側と被害者側、双方にとって阿鼻叫喚の公開処刑になってしまう気がします。
特に被害者である女性にとっては、彼女の尊厳を傷つけるような、
ひどい中傷が正面を切って行われることになるでしょうし、
顔が出てしまったら、スーパーで買い物をすることすら恐れるような、
ひどい事態が起きることが予測されるので、ドンが彼女を止めたのは、
冷静かつ人間的な判断だったと思います。

スローンがニールの一時的後任のブリーをやり込めていましたが、
アプリの話はともかくとして、プルイットがやろうとしている「ニュース」は、
もはや「ニュース」ではなく、オンライン井戸端会議だという事実を、
視聴者の前に突きつけることになりました。参加型ニュース(といっていいのか)を、
肯定的にとらえていた人には、スローンの態度は生意気に映るでしょうし、
ACNのかつての姿に共感を覚えていた人にとっては、ほっとする言葉だったと思います。
局の生放送中に、自分の局を公開非難したということで、
スローンのコメントは(番組世界の)オンラインを騒がせることでしょう。
それに対して、ジャーナリズムの良心はどんな回答を出すのか。

そしてやっと互いの手を取ることができたジムとマギー。
長くかかりましたね。今回のエピソード、マギーがジムをたきつけているところを見て、
かつてドナがジョシュに、ジョーイにモーションをかけるべきだと、
プッシュしていたシーン
を思い出していたので、長くかかったけれど、
それでも二人がお互いに素直になれてよかったのかなと思います。
ハリーやジャックは、二人ともいい人なだけに気の毒だなという気はしますが…。
こればかりは、全員の顔を立てられないこともあるので、仕方ないかな。

さて。次回はついにフィナーレ。
チャーリーの意思を胸に、ウィルやマックたちがこれからどう闘っていくのか。
立ち上がった先にある景色を楽しみにしています。

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