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明日に向って撃て!

Butch Cassidy and the Sundance Kid (1969) Directed by George Roy Hill
"I can't swim!"



ブッチ(ポール・ニューマン)とサンダンス(ロバート・レッドフォード)は二人組の強盗。
二人の名は、西部に轟いていた。ところがある日働いた列車強盗で、被害者となった大富豪の
多大な怒りを買った二人は、富豪が雇ったプロの追跡屋に足跡をトラックされ、逃亡することに。
どうにかこうにか追っ手を振り切ったふたりは、南米ボリビアへと逃げるが…。

なんで今更「明日に向って撃て!」?…と思うでしょう。有名で評価も高いクラシックで、
内容も知っているので、今までちゃんと観たことがなかったのでした「テルマ&ルイーズ」でも、
この映画の話をしたし「TWW」でもS2にこの話が出てくるので、これを機会にちゃんと観ようかと。
しかしこれを観たからには、なんとなく「俺たちに明日はない」も観なきゃダメかなぁなんて気に。
さらにそこからつながる「ゴッドファーザー」はもう観てるから、近いうちに借りようかなと思います。

実際にブッチとサンダンスが強盗をしていたときに、ここまで牧歌的なやり取りがあったのかは、
正直、わからないのですが、こういう内容の映画であるにもかかわらず、うまくコメディ要素が
取り入れられていて、結構笑ってしまうシーンや、ほっとするようなシーンが多くありました。
今の時代、簡単に人間が人間の命を奪うニュースが、毎日流れていますが、この頃って、
強盗する側、される側でも、ちゃんとコミュニケーションがあったんだなぁと、ちょっと感動。
そんなふうに横暴をしていても、かなりぎりぎりのところまで、彼らは殺しはしていなかったのだ。
そして実際に人を撃ってしまったときの、彼らの衝撃を受けた表情は、胸に痛いものだった。

更生を誓うも、結局それはならず、逃げた先で新しくまっとうな暮らしを営むことができていれば、
人生は変わったかもしれないのに、そうはできなかった。いわゆるやくざ映画で言うところの、
「こういう世界でしか生きられない」ふたりだったのかなぁ。でもそれも、本人たちの思い込みに、
やや近いものだったのではないかという気がする。本当に本気になれば、きっとできたのに。
奇しくも土曜放映された「CSI:6」で、同じような銃弾の雨のシーンがあったのだが、ああなったら、
やはり人間は理性を失いますよね。それでも最期の瞬間まで、ふたりが友であったことには、
大きな意味があるのではないのかなと思いました。

「リバー・ランズ・スルー・イット」の頃、ブラッド・ピットロバート・レッドフォードの再来と
言われていてそのときは「そうかなぁ」と思ったのですが、この映画を観てその意味がわかった。
確かに似てる。ロバートはこの頃、まだ無名に近い俳優だったそうですが、これで一躍スターに。
ヒゲは似合ってませんでしたが、きらきらと輝く何かがありますね。そしてポール・ニューマン
彼の笑顔には、理屈抜きに惹きつけられる何かがあるなと再確認した次第です。

***印象的だった台詞***
"Your times is over and you're gonna die bloody. All you can do is
choose where."

(お前たちの時代は終わり、血まみれで死ぬんだ。唯一できるのはどこでかを選ぶだけだ)

足を洗いたいと訪れてきたブッチとサンダンスに保安官のレイ(ジェフ・コリー)が一言。
結局彼の言った通りになるわけですが。レイはブッチとサンダンスに流れる無法者としての血を、
誰よりもわかり、そして残念に思っていたのかもしれません。最後の最後まで、憎まれ口を叩き、
ジョークを忘れないふたりの姿を見たら、レイはどう思っただろうかと考えてしまいました。
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